第12回 恵比寿映像祭 アナ・ヴァス特集──未来の祖先へ  【アイリー・ナッシュ(ニューヨーク映画祭)・セレクション①】

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Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2020:
The Imagination of Time 
会場:東京都写真美術館


東京都写真美術館にて、2月7日〜2月23日まで開催された第12回恵比寿映像祭。ゲスト・プログラマーのアイリー・ナッシュがチョイスしたドキュメンタリー作家アナ・ヴァスの短編集「アナ・ヴァス特集──未来の祖先へ、アイリー・ナッシュ(ニューヨーク映画祭)・セレクション」が上映された。ブラジル生まれのアナ・ヴァス作品が上映されるのは日本初である。
この日、上映されたのは、《陸が見えた!》2016、《アトミック・ガーデン》2018、《石器時代》2013の3作品だった。

福島の民家を題材にしたり、ドミニカ共和国や故郷ブラジルの採掘現場まで、透明感溢れる詩情豊かな映像が続く。時間と場所が持つ”意味”、人間と歴史との関わり合いについて思考させ、感じさせる作品群だった。
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上映後、アイリー・ナッシュとアナ・ヴァス監督が登壇し、質疑応答が行われた。

⚫アイリー・ナッシュ(以下アイリー):アナ・ヴァス作品はこれが日本初。時間がテーマだが、国境のない描写の映像、歴史を超えた原風景や、日本での撮影もある。場所へのアプローチはどのように?、体験として映画化してますか?
⚫アナ・ヴァス(以下アナ):場所、風景は国境がなく、国境は近代の発想。故郷ブラジルは分断の歴史で、見えない分断の前の場所がテーマ。カメラは感覚の拡張である。受動的に傍観ではなく、行動且つ能動的。米国の植民地支配により、身体と心を分断されるなら、それを一緒にする行為と考える。3作ともカメラの動きが不安や歴史性を体現する役割を果たす。フランスのジャック・デリダの言葉を引用した。アニミズム、全てが生きている、カメラが沈黙者を生き返らせる。そこでは石も同等で言語を使わない。全ての音は言葉として存在する。半植民地的な全ての事象を取り戻す。

⚫アナ:年代順でいえば、《オクシデント(西洋)》は民俗学的アプローチ。南から北へ行って撮影した。リスボンは観光都市へ変容する時で、観光熱が盛ん。500年の植民地支配が賞賛と感じた。発見は南米での植民地支配が遺した物 で、陶器、孔雀など見出した。人の移動は物や形も移動するアイコンと考える。昼食時にメイドが出すシーンは現在も続く植民地支配を象徴した。興味深いのは遺された身振りなどがなぜあるのか?それはギフトと捉えた。人物がカメラを見るのは、メイドが自分を装置として見るような気がする。映画史の逆で、撮っている者が逆に観る側。
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《アテハ》は、少女に以前の映画の時から撮ろうと提案していた。一緒に映画を作るため少女にマイクを渡したのでノイズが多い。数多くある開発によって移動させられた人達。土地を耕したのに移動させられたため貧困層に陥った。少女は「しない」と言う。まとまって場所を占拠する活動に参加した。カメラは被写体に向かい、動く。シュートと同じなので暴力性、体現する行為を狩りで見失ってしまった。

《サプリ》は、探すようなカメラ。幽霊のように立ち上がる。ドミニカ共和国に呼ばれ、湖に滞在し破壊される場に立ち会った。未知の場所で当初は当惑し躊躇した。コロンブスが大陸を発見時、無数の矢で打たれるイメージ。”場のゴースト”を撮った。

⚫アイリー:最後に上映した《石器時代》は最初の作品。時間性の曖昧さ、建築的要素にも繋がる。
⚫アナ:空間の理解が重要なテーマ。ウェスタン映画は植民地支配の映画。ウェスタンジャンルは想像であり 、ユートピアが造られ、未来の遺跡を体現。ウェスタンという背景を逆にした。様々な動植物も同等。人間はエイリアンではなく先住民が主役。敢えて先住民の衣装ではなく、主人公の衣装で出てもらった。彫刻建築物が現実か?という疑問が残る。交差する時間制。人工的だが素材は地元であり、境界曖昧さ。自然人かもしれない。
⚫アイリー:《アトミックガーデン》は、福島で撮っている。福島の他、小笠原や東京も撮影した。
⚫アナ:プロジェクトは4年という長い月日。福島では自然災害と共に人災もあり、2016年に撮った作品。メディアを通し、どう表象するか考えた。友人は2011年から福島に住んでいる。是非にと連れられたが、カメラの残量が3分しか残っていなかった。1日かけ蝉の声など聞き、除染場所や畑を見つけた、青木さんは毎週、植物のお世話をなさってる。複雑な土地に抗い身振りが力強いと思った。青木さんの物語は先住民と重なった。花を撮るのが重要で人間以外を自然と映すのでなく、花火 がピッタリと思った。あれから4年続いている映画と考える。
小笠原の新しい島でも撮った。
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この日はQ&Aの時間がなくなり、高齢と思われる男性から
「イメージがマテリアル。曖昧さ、カメラが揺れたり歪む。世界を見直す力を与えてくれる作品だ。アラン・レネを想起する美しい映画」
との感想に、アナ監督は嬉しそうに「有難う」と答えていた。
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若く美しく見るからに聡明なアナ監督。撮影話法と同じく、瑞々しい印象を放つ魅力的な人物像が感じ取れた。
写真・文:大瀧幸恵



公式サイト: https://www.yebizo.com/jp/

テヘランの大気汚染を描いた『スモーク』 ★グリーンイメージ国際環境映像祭

第7回グリーンイメージ国際環境映像祭で上映されるイランの短編『スモーク』を試写で拝見させていただきました。

◆『スモーク(仮題)』Smoke
イラン/ 2017年 / 26分 / ペルシャ語
プロデューサー・監督:Mohammad EHSANI
(第3回グリーンイメージ賞を受賞した『ロンリーレイク』の監督です)
作品情報:https://green-image.jp/films/smoke/

映像祭での上映日程:2月22日(土)11:05~

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テヘランでは大気汚染が原因で毎年、5000人もの人々が命を失っている。
テヘランを象徴するミラード・タワーにアーザディー・タワー。そして、建設中のビル群。
大気汚染は、もう30年以上続いている。
今日は特に大気汚染がひどいとニュースが注意を促す。
大渋滞の道路で、ノウルーズ(新年)前の名物、顔を黒く塗ったノウルーズおじさん(ハージー・フィルーズ、アムー・ノウルーズ)が太鼓を敲く。

環境保護庁で働く男性。
80万もの観測地点を一人で担当する。
重い機材を持って観測地点に非常階段を上がっていく。

ガソリンスタンドで働く青年。
汚染と発がん性がつきまとう仕事。

テヘランを拠点に活動する写真家。
最近、汚染のひどい日の人々の表情を撮り始めた。

医師の女性。
肺が専門。大気汚染のひどい日には、患者が増えると語る。

小学校の美術教師の女性。
雲を黒く塗る少女たちを見守る。

スキー場にゴンドラの影が映る中、詩が詠まれ映画は終わりました。
(大気汚染を扱う映画でも、締めは詩なのがイランらしい!)

****

初めてイランを訪れた1978年5月にもテヘランの町は渋滞がひどくて、ほかのイランの町に比べて、すかっとしたペルシャンブルーの空は見えなかった記憶があります。
2度目に訪れた1989年、テヘランで会ったイラン人ご夫妻から、喘息がひどくて郊外のキャラジに引っ越したと聞かされました。通勤に時間がかかるのは覚悟の上での引越し。
その後、何度か訪れた時には、それほどテヘランの大気汚染がひどいと感じなかったのですが、もう10年以上訪れてないので、現状はわかりません。

そんな折、古代オリエント博物館のクローズアップ展「日本・イラン60年の歩み―考古学調査と文化遺産保護での協力-」で、驚く文言を目にしました。

「東京文化財研究所では、テヘランの大気汚染で博物館の金属製品の腐食が進んでいるとして、2016年10月の調査の折りに相談され、2017年から3年にわたり展示収蔵環境の改善をめざす研修事業を行った」

外気にさらされているわけでない博物館の館内に保管されている金属製品が腐食しているというのです。
毎日、空気にさらされている人たちは、どれほど健康を害していることでしょう・・・
これは、テヘランだけでなく、大都市に住む人たちに共有する問題です。
大気汚染にどのように取り組んでいるかは、国や都市によって様々。
新型コロナウィルスへの対応と共に、きっちり対処してもらいたいものですね。(咲)





イスラーム映画祭5 上映&トークセッション日程

「イスラーム映画祭5」の東京での上映とトークセッションの日程を各作品ごとにお届けします。
(★印 上映後にトークセッションがあります)
☆末尾に日にちごとのスケジュールも掲載しています。

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会期:2020年3月14日(土)~20日(金)
 場所:東京 渋谷 ユーロスペース
公式サイト:http://islamicff.com/index.html


◎イスラーム映画祭5 ラインナップ

『アル・リサーラ/ザ・メッセージ アラブ・バージョン〈デジタル・リマスター〉 /Al-Risâlah』
(1976年-2018年、エジプト)
① 3/14(土)14:00★  1回限りの上映です。
上映後トーク《ムスタファ・アッカド没後15年――アメリカにイスラームを伝えようとした男》
【ゲスト】ナジーブ・エルカシュさん(ジャーナリスト
「リサーラ・メディア」代表 https://risala.tv/


『銃か、落書きか/Rifles or Graffii』 (2016年、スペイン)
① 3/14(土)19:00★
➁ 3/17(火)19:00★
③ 3/19(木)13:30★
いずれの回も上映後にトーク
《“恥の壁”の両側から――占領地と解放区、難民キャンプに暮らす西サハラの民》
【ゲスト】 岩崎有一さん(ジャーナリスト/アジアプレス)
公式HP: https://iwachon.jp/


『ゲスト:アレッポ・トゥ・イスタンブール/The Guest: Aleppo to Istanbul』 (2017年、トルコ=ヨルダン)
① 3/15(日)11:00★
上映後トーク《2011年3月15日~革命から10年目のシリアは今~》
【ゲスト】 山崎やよいさん(考古学者/シリア紛争被災者支援プロジェクト
「イブラ・ワ・ハイト」発起人
 https://iburawahaito.wixsite.com/iburawahaito/about

➁ 3/17(火)15:30
② 3/19(木)19:00


『ガザ・サーフ・クラブ/Gaza Surf Club』 (2016年、ドイツ)
① 3/14(土)11:00★
上映後トーク《ガザ、それでもなお――完全封鎖から14年目の現実》
【ゲスト】 岡真理さん(京都大学大学院人間・環境学研究科教授/
 アラブ文学者、パレスチナ問題専門) 著書『ガザに地下鉄が走る日』
https://www.msz.co.jp/book/detail/08747.html

➁ 3/16(月)13:30★
上映後トーク《2019年8月パレスチナ・ガザ最新リポート》
【ゲスト】 古居みずえさん(ジャーナリスト/映画監督)
『ガーダ パレスチナの詩』 『ぼくたちは見た -ガザ・サムニ家の子どもたち-』
https://www.amazon.co.jp/…/ref=cm_sw_r_cp_apa_i_Y0slEbFMYC4…

② 3/20(金)16:00


『ハラール・ラブ(アンド・セックス)/Halal Love (and Sex)』 (2015年、レバノン)
① 3/15(日)13:45★
上映後トーク《ムスリムたちの愛と性 ~イスラーム法の結婚と離婚~》
【ゲスト】 小野仁美さん(東京大学大学院人文社会系研究科研究員)
著書『結婚と離婚』
https://www.akashi.co.jp/smp/book/b488854.html

➁ 3/17(火)11:00
③ 3/19(木)16:30


『ベイルート - ブエノス・アイレス - ベイルート/Beirut Buenos Aires Beirut』 (2012年、アルゼンチン)
① 3/16(月) 16:30
② 3/18(水) 13:30
③ 3/20(金) 11:00★
上映後トーク《レバノン移民のルーツ探しにみる出会いと別れ》
【ゲスト】 池田昭光さん(文化人類学者/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・研究機関研究員)
上映後トーク


『ラグレットの夏/Un été à La Goulette』 (1996年、チュニジア)
① 3/16(月) 11:00
② 3/18(水) 16:30
③ 3/20(金) 13:30★
上映後トーク《激震1967――アラブ世界の転換点、第三次中東戦争》
【ゲスト】 佐野光子さん(アラブ映画研究者/写真作家)


『イクロ2 わたしの宇宙(そら)/Iqro My Universe』 (2019年、インドネシア)
① 3/17(火) 13:30★
上映後トーク《子どもたちへのクルアーン教育 ~イスラームと科学~》
【ゲスト】 小野仁美さん(東京大学大学院人文社会系研究科研究員)
著書『イスラームの子ども観』
http://www.ajup-net.com/bd/isbn978-4-7664-2641-0.html

② 3/19(木)11:00


◎イスラーム映画祭5~アンコール~
 各作品1回上映

『神に誓って』 (2007年・パキスタン)
① 3/20(金) 17:55

『私たちはどこに行くの?』 (2011年・レバノン)
①3/15(日)16:30★
上映後トーク《レバノンはイスラームの国にあらず――宗教モザイク国家の多様性》
【ゲスト】 佐野光子さん(アラブ映画研究者/写真作家)
『判決、ふたつの希望』アラビア語監修
https://www.facebook.com/mitsuko.sano


『アブ、アダムの息子』 (2011年・インド)
① 3/16(月) 19:00

『わたしはヌジューム、10歳で離婚した』 (2014年イエメン)
① 3/15(日) 19:05


『花嫁と角砂糖/Yek Habbeh Qand』 (2011年 イラン)
① 3/18(水) 18:50



☆日にちごとのスケジュール☆

   ★上映後にトークがあります。

3月14日(土)
11:00★『ガザ・サーフ・クラブ』
14:00★『アル・リサーラ/ザ・メッセージ アラブ・バージョン〈デジタル・リマスター〉』
19:00★『銃か、落書きか』

3月15日(日)

11:00★『ゲスト:アレッポ・トゥ・イスタンブール』
13:45★『ハラール・ラブ(アンド・セックス)』
16:30★『私たちはどこに行くの?』
19:05 『わたしはヌジューム、10歳で離婚した』

3月16日(月)
11:00 『ラグレットの夏』
13:30★『ガザ・サーフ・クラブ』
16:30 『ベイルート - ブエノス・アイレス - ベイルート』
19:00 『アブ、アダムの息子』

3月17日(火)

11:00 『ハラール・ラブ(アンド・セックス)』
13:30★『イクロ2 わたしの宇宙(そら)』
15:30 『ゲスト:アレッポ・トゥ・イスタンブール』
19:00★『銃か、落書きか』

3月18日(水)

11:00 『ガザ・サーフ・クラブ』
13:30 『ベイルート - ブエノス・アイレス - ベイルート』
16:30 『ラグレットの夏』
18:50  『花嫁と角砂糖』

3月19日(木)

11:00 『イクロ2 わたしの宇宙(そら)』
13:30★『銃か、落書きか』
16:30 『ハラール・ラブ(アンド・セックス)』
19:00 『ゲスト:アレッポ・トゥ・イスタンブール』

3月20日(金・祝)
11:00★『ベイルート - ブエノス・アイレス - ベイルート』
13:30★『ラグレットの夏』
16:00 『ガザ・サーフ・クラブ』
17:55 『神に誓って』


第7回グリーンイメージ国際環境映像祭 The 7th GREEN IMAGE FILM FESTIVAL

-映像のまなざし ここから向かう未来-
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会期:2020年2月21日(金)・22日(土)・23日(日)
会場:日比谷図書文化館コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4地下1階)

参加:協力費1日1,500円 学生協力費1日1,000円 3日間通し券3,000円 
   中学生以下無料・事前予約不要

世界58の国と地域から応募された238作品の中から選ばれたグリーンイメージ賞 受賞14作品を上映、最終日には、グリーンイメージ大賞が決まります。

上映と監督トークに加えて、
都市と開発をテーマとした制作者を交えたトークセッションと
食と栄養をテーマとした特別プログラムもあります。

世界の優れた環境「映像のまなざし」を通して、地球のいまが見える
日本と世界の環境と「ここから向かう未来」を考える3日間です。

★プログラムの詳細はこちら★
https://green-image.jp/filmfestivals/7th/

◆2月21日(金)
13:00 『風はどこから吹くのか(仮題)』台湾/2018年/ 60分
台湾のある郊外の人々の暮らしは、プラントの稼働で一変した。
日昼夜、プラントの煙突からは煙が吐き出されたが、町には雇用が生まれた。
生活と環境の狭間に生きる人々の声と風景。

14:10 『シカの角が赤く染まる季節(仮題)』ロシア/2019年/ 63分
アルタイ山脈のもと、薬として珍重される鹿茸を生産する人々の物語。
中央から離れたロシアの大地に生きる人々の厳しく困難に満ちた生活が鮮烈なイメージで描かれる。

15:30 『レッドラインーハンバッハの森の中の抵抗(仮題)』ドイツ/ 2019年/ 115分
石炭鉱山の拡張と搬出道路の敷設のため、ドイツ・ハンバッハの森の伐採と周辺の村々の廃村計画が進められた。
いくつかの小さな個人グループによって始まった反対運動は、2018年秋、地域を越えた大きなうねりとなった。

17:40 『ミンガ 抵抗の声(仮題)』ベルギー/2019年/ 76分
パタゴニアからメキシコ山岳地帯まで、各地の先住民たちが立ち上がった。
彼らの土地と生活が破壊されたことへの告発である。
それぞれの文化を生かしつつ、創造的な解決策を模索する彼らの抵抗の声が響きわたる。

19:10 『東京干潟』日本/ 2019年/ 83分
多摩川の干潟でシジミを獲りながら捨て猫たちと暮らす老人を通し、
オリンピックを目前に控えた東京の変わりゆく環境を捉えるとともに、
彼の人生に昭和から平成、令和へと続く時代の流れを反映させて描いたドキュメンタリー。
現在の日本が抱える様々な課題が浮き彫りになっていく。
【上映後トーク】 村上浩康監督

20:55 トークセッション「都市を再定義する」(仮題)
【出演】
村上 浩康さん 『東京干潟』『蟹の惑星』監督
小島 希世子さん 株式会社えと菜園 代表取締役、NPO農スクール 代表理事
井本 喜久さん  一般社団法人The CAMPus 代表理事、株式会社The CAMPus BASE 代表取締役
星野 幸代さん 国際連合人間居住計画(ハビタット)福岡本部(アジア太平洋担当)本部長補佐官
島村 実希さん 一般社団法人WELLE ME 代表理事、大阪大学大学院医学系研究科 特任研究員
トークセッション特別協賛:株式会社ティーアンドエス(東京・渋谷)
21:45終了予定


◆2月22日(土)

11:00 『アポカリプス航空―終末へのフライト(仮題)』ドイツ/ 2019年 / 3分
旅したい、世界を発見したい、自由になりたい、消費したい、空の旅がどんなに環境へ負荷をかけるかを知っていても。
矛盾に満ちた私たちのための「フェイク」コマーシャル。

11:05 『スモーク(仮題)』イラン/ 2017年/ 26分
テヘランは世界で最も大気汚染がひどい都市のひとつ。
大気汚染が原因で毎年、5000人もの人々が命を失っている。
テヘランに生きる人々の言葉で綴る、イランの社会と環境の現在。

11:35 『はるかなる山の子どもたち(仮題)』イギリス・ネパール/ 2018年/ 52分
教育を受けるために家族から離れ、都市で育ったヒマラヤ山脈の村の子どもたち。
12年間の教育を終えて、初めて故郷に帰る少女と少年の旅と再会の記録。

13:30 『溶けゆく氷河の下で(仮題)』カナダ/ 2019年/ 88分
急激な気候変動と溶けゆく氷に脅かされる北極。
その変化に適応する生きものたちを記録する水中写真家たちの旅を追う。
北極グマとセイウチが生きる氷の上、そして未だ知られざる氷の下の世界。

15:10 『ティッピングポイントー迫りくる食糧危機(仮題)』シンガポー/ 2019年/48分
気候変動が世界各地で引き起こす危機の中で、農業の技術開発競争が加速している。
科学者や市民は、迫りくる食糧供給問題の新たな解決策を模索している。

16:35 『オオカミの群れ(仮題)』ロシア/2019年/9分
オオカミの群れと人との関わりを描いた物語。ロシアの美しいアニメーション。

16:45 『なめとこ山』イギリス/2019年/8分
なめとこ山に暮らすクマ撃ちの猟師。
彼はクマを撃つたびに「おれはてめえを憎くて殺したのでねえ」と語りかける。
ある晩、猟師は山の奥で一頭のクマに出くわした。
【上映後トーク】ヤカハラ監督

17:15 『蟹の惑星』日本/2019年/68分
多摩川河口の干潟で15年に渡って独自にカニの研究を続ける吉田唯義さん、83歳。
定年退職後に突如としてカニに目覚めた吉田さんは、その魅力にとりつかれ、毎日のように干潟へ通う。
カニの美しいフォルムや色彩、驚異の生態を究極のクローズアップで捉えた全編“カニづくし”のワンダームービー。
【上映後トーク】村上浩康監督
18:45終了予定

◆2月23日(日)
11:00 『武蔵野―江戸の循環農業が息づく』日本/2018年/111分
江戸時代から360年以上にわたって継承されてきた循環農業が今も息づく埼玉県の北武蔵野地域には、世界でも類をみない大都市近郊の平地林が残る。
農民は、「ヤマ」と呼ぶこの平地林のおち葉を集め、堆肥にして畑に施し農作物を育ててきた。四季を通して、ヤマを活かして生きる農家と地域を描く。

【トークセッション】

『武蔵野―江戸の循環農業が息づく』原村 政樹監督
竹山史朗さん 株式会社モンベル 常務取締役 広報本部長

14:10 特別プログラム「世界中が食べること 生きること」
2020年、東京で栄養サミットが開催されます。
アフリカをはじめとした途上国の食料問題と栄養改善は世界共通の課題です。
大きな鍵となる農業の発展とヘルスケアもあわせ専門家・第一線で活躍するみなさまからお話をうかがいます。
【出演】
色平 哲郎さん JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部地域ケア科、内科医、佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)事務局長
黒岩 卓さん 農林水産省 食料産業局企画課 企画官
高橋 裕典さん 味の素ファンデーション 
村田 優久夫さん 外務省アフリカ部アフリカ2課地域調整官
進行:合田 真さん 日本植物燃料 代表取締役

15:45 表彰式 
【審査委員】
鵜飼 哲さん 一橋大学大学院言語社会研究科特任教授
岡田 秀則さん 国立映画アーカイブ主任研究員
安川 香澄さん 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 地熱統括部 特命審議役

【委員長あいさつ】
佐藤 忠男 グリーンイメージ国際環境映像祭実行委員長 / 映画評論家

16:30終了予定




イスラーム映画祭5 Islamic Film Festival 5th

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イスラーム映画祭5の概要が発表されました。
劇映画5本、ドキュメンタリー映画3本、アンコール上映5本の計13本の上映のほか、多彩なトークセッションが予定されています。

2020年3月14日(土)~20日(金)東京 渋谷 ユーロスペース
2020年4月25日(土) - 5月1日(金) 名古屋シネマテーク
2020年5月2日(土) - 5月8日(金) 神 戸・元町映画館

公式サイト:http://islamicff.com/index.html
https://www.facebook.com/1215087291851692/photos/p.3236733103020424/3236733103020424/


イスラーム映画祭5 ラインナップ

『アル・リサーラ/ザ・メッセージ アラブ・バージョン〈デジタル・リマスター〉 /Al-Risâlah』(1976年-2018年、エジプト)
『銃か、落書きか/Rifles or Graffii』(2016年、スペイン)
『ゲスト:アレッポ・トゥ・イスタンブール/The Guest: Aleppo to Istanbul』(2017年、トルコ=ヨルダン)
『ガザ・サーフ・クラブ/Gaza Surf Club』(2016年、ドイツ)
『ハラール・ラブ(アンド・セックス)/Halal Love (and Sex)』(2015年、レバノン)
『ベイルート - ブエノス・アイレス - ベイルート/Beirut Buenos Aires Beirut』(2012年、アルゼンチン)
『ラグレットの夏/Un été à La Goulette』(1996年、チュニジア)
『イクロ2 わたしの宇宙(そら)/Iqro My Universe』(2019年、インドネシア)


イスラーム映画祭5~アンコール~

『神に誓って』(2007年、パキスタン)
『私たちはどこに行くの?』(2011年、レバノン)
『アブ、アダムの息子』(2011年、インド)
『わたしはヌジューム、10歳で離婚した』(2014年、イエメン)
『花嫁と角砂糖/Yek Habbeh Qand』(2011年 イラン)


トークセッション
今決まっている主なテーマは以下の通りです。

「パレスチナの民族浄化」
「アメリカにイスラームを伝えようとした男」
「西サハラ問題」
「革命から10年目のシリア」
「イスラーム法の結婚と離婚」
「風雲急を告げる宗教のモザイク国家」
「2019年ガザ最新リポート」
「イスラームの子ども教育」
「ムスリム移民と南米」
「1967年アラブ世界の転換点」