東京国際映画祭 『ある詩人』ダルジャン・オミルバエフ監督インタビュー (咲)

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©Kazakhfilm

コンペティション部門  ★最優秀監督賞
『ある詩人』 英題:Poet  原題:Akyn  *ワールドプレミア
監督:ダルジャン・オミルバエフ  Darezhan Omirbaev
出演:エルドス・カナエフ、クララ・カビルガジナ、グルミラ・ハサノヴァ
2021年/カザフスタン/カザフ語/105分/カラー

*物語*
若い詩人ディダルは、文壇に認められず、小さな新聞社で働いている。
オフィスで、資本主義と言葉の関係を議論している男たち。フランスでさえ、論文の半分が英語。人類の言語と文化はいずれ一つになるのではないか。そんな中で詩人は闘っているのだ。ディダルは、権力に抗って処刑された19世紀の詩人マハンバトゥに思いを馳せる…。

◎ダルジャン・オミルバエフ監督インタビュー

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2021年10月31日(日) 20:30~21:00
来日の叶わなかった監督と、リモートでインタビューの時間をいただきました。

監督:2012年10月、東京国際映画祭で『ある学生』が上映されたときに、娘と一緒にお邪魔しました。

― 実はその時のことを、まずお伝えしようと思っていました。お嬢様、日本のアニメが好きとおっしゃっていました。

監督:今、娘がそばにいます。 (画面にお嬢様が現れました。)
お嬢様:大人になりましたが、今でも日本のアニメが大好きです。(笑顔で手を振ってくださいました)

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2012年10月25日(木)
東京国際映画祭『ある学生』のQ&A。カザフスタンのダルジャン・オミルバエフ監督がドストエフスキーの「罪と罰」を映画化。なんともいえない空気感の漂う作品でした。小説そのものをなぞって映画にしたのではなく、モチーフを使って構成。殺人が金目的ではなく、精神的不平等が原因であることを描いていると説明されました。日本のアニメが大好きという中学生のお嬢さんが学校を休んで一緒に来日。ほのぼのとした撮影タイムとなりました。


◆文字を読まなくなった時代を憂い詩人を主人公に
― 今日、映画を拝見したのですが、冒頭、各民族固有の言語や文化が科学技術の発達で、どんどん淘汰されていくという残念な傾向を細かい数字を出して説明していらして、まず、現状に驚きました。

監督:世界は残念ながら一つの言語に統一されていく傾向を感じています。

― 一方で、本作はカザフの文化がテーマですが、普遍的な映画になっていると思いました。

監督:おっしゃる通りだと思います。より広い範囲で捉えれば、芸術全体を説明している映画だと思います。本作は詩人をテーマにしましたが、音楽家や画家を主人公にすることもできました。今回、文章に携わる詩人にしたのは、今の時代、文章を読む人がどんどん少なくなっていると考えたからです。画像や映像など、よりビジュアル的なものに興味を持つようになっていて、テキストを読まなくなっています。
今回の映画を作る最初のきっかけは、ヘルマン・ヘッセの短編で、小説家が地方都市での朗読会に招かれて行ったら、誰も来なかったという話です。それを読んだのが最初のきっかけなのですが、広義に捉えれば、芸術家全体が直面している問題といえます。


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©Kazakhfilm


◆時を経て認められた悲運の詩人マハンバトゥ
― 映画の中に19世紀の「イサタイとマハンバトゥの戦い」が出てきました。「文化の対立で、カザフが遊牧の生活様式を守る戦いだった。西洋が勝った。遊牧民の持っていない科学技術に負けた」という部分が気になりました。 詩人が戦いを鼓舞したということも知り興味を持ちました。

監督:私の考えですが、ほんとうに優秀な才能は、政治とは関係なく、また、その国の状況とは関係なく誕生してくるのは自然の摂理だと考えています。今のヨーロッパのように福祉が整い社会的に発達した国では、あまり優れた芸術家は生まれていません。一方、いわゆる貧しい国や戦乱の起きている国で才能ある芸術家が生まれています。

― マハンバトゥの遺骨を掘り返し、霊廟を建てて埋葬しなおしたのは、まだソ連時代なのでしょうか? 最後に出て来た美しい霊廟は実際に建てられたものなのでしょうか?

監督:マハンバトゥという詩人は実在で、遺骨をめぐる部分はすべて事実に即したドキュメンタリーといえます。60年代、遺骨を発掘した直接の原因は、私の記憶ではロシア人の学者が頭蓋骨をもとに生前の姿を再現する技術を開発し、それをマハンバトゥに適用してみたかったというのが発掘のきっかけでした。その後、70年代、ソ連の中で、グルジアのトビリシに神殿が作られたのですが、カザフスタンでも同じような神殿を作りたいという動きがあって、そこにマハンバトゥの遺骨を埋葬したいという話がありました。けれども、この神殿の建設は実現しませんでした。
60年代に遺骨の採骨と研究調査を行った考古学者がモスクワに異動することになって、遺骨は親族である女性に移譲されました。そのあと、ソ連の政権交代や崩壊があって、カザフスタンが独立したあと、墓廟が建てられて埋葬されました。
一連の出来事は、カザフ文化の歴史の中ではあまりよくない歴史だと思っています。発掘されてから10数年間、あたかも誰にも不必要なもののように放置され続けてきたからです。これもまた 詩人の運命を象徴していると思います。生前も悲劇的な人生を送り、亡くなった後も悲しい運命をたどりました。

― 美しい霊廟は本物ですか?

監督:はい、本物です。

― 詩人の悲しい歴史がありながら、美しい霊廟に少し救われ気持ちがします。

監督:悲劇的な運命をたどりましたが、最終的には彼は詩という芸術をもって勝利を収めたと思います。今でも、カザフスタンの多くの人が彼の詩を暗唱できるくらい広く知れ渡っています。時間こそが彼の勝利を明らかにしました。


◆映画の形式にも注目してほしい
― 今のお話を聞いて嬉しく思いました。独自のカザフスタンの文化を大事にしたいという思いが、今のカザフスタンでは強いのでしょうか?

監督:もちろんそうです。大事にしたいと思っています。どの民族も同じだと思います。

― 言語の面では、ソ連から独立しても、ロシア語とカザフ語半々の状況なのですね?

監督:おっしゃる通り、二つの言語が主として話されています。その件について、私は職業としての言語学者でも文学者でもありません。私は映画を撮るのが仕事です。今回の映画の内容についてお話しましたが、映画の形式も重要だと思います。音楽にいろいろな形式があるように、映画言語というものがあります。それも重要だと考えております。

― 今回の映画も監督の力量を感じました。次の作品も楽しみにしています。
(映画言語についての私自身の知識が薄っぺらで、監督に深い質問をすることができず、申し訳ない限りでした。)

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監督:スパシーバ (ロシア語で「ありがとう」)

― ラフマット (カザフ語で「ありがとう」)

監督:お話しできて嬉しかったです。日本に行ったことがあって、ご無沙汰しているのですが、日本語がわからないながら、聴くのが心地よくて、今日は嬉しかったです。

取材:景山咲子
  
*監督の写真は、東京国際映画祭事務局よりご提供いただきました。


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東京国際映画祭 『ある詩人』 TIFFトークサロンは、こちらで!


<第34回東京国際映画祭>
■開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
■会場:日比谷・有楽町・銀座地区 ■公式サイト:http://www.tiff-jp.net

東京国際映画祭 『ある詩人』 TIFFトークサロン  (咲)

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©Kazakhfilm

コンペティション部門  ★最優秀監督賞
『ある詩人』 英題:Poet  原題:Akyn  *ワールドプレミア
監督:ダルジャン・オミルバエフ  Darezhan Omirbaev
出演:エルドス・カナエフ、クララ・カビルガジナ、グルミラ・ハサノヴァ
2021年/カザフスタン/カザフ語/105分/カラー

*物語*
若い詩人ディダルは、文壇に認められず、小さな新聞社で働いている。
オフィスで、資本主義と言葉の関係を議論している男たち。フランスでさえ、論文の半分が英語。人類の言語と文化はいずれ一つになるのではないか。そんな中で詩人は闘っているのだ。ディダルは、権力に抗って処刑された19世紀の詩人マハンバトゥに思いを馳せる…。


●TIFFトークサロン
2021年10月31日(日)22:00~
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登壇者:ダルジャン・オミルバエフ(監督/脚本)
モデレーター:市山尚三

市山:1995年の東京国際映画祭で『カルディオグラム』が上映されて、その後も何度かTIFFで監督の作品が上映されています。今回、この素晴らしい映画をワールドプレミアで紹介できる機会をいただき、ありがとうございます。

ダルジャン・オミルバエフ(以下 監督):私どもにとっても名誉です。日本の映画、日本の芸術を愛しておりますので、このように日本で初上映させていただけるのは、ほんとに嬉しいことです。

市山:ここからは観客からの質問です。今回、詩人を主人公にしたのは? また、過去の詩人と対比させたのは?

監督:この映画を作ったのには二つの理由があります。一つ目はヘルマン・ヘッセの短編の中にある、小説家が地方都市での朗読会に招かれたら、誰も来なかったという話です。二つ目は、19世紀の詩人マハンバトゥのことを読んで、現代の詩人と過去の詩人を繋げて描こうと思いました。芸術家は時代に関係なくなんらかの共通点を有すると思ったからです。
ストーリーを作っていく中で、現代社会が直面している問題を盛り込めると思いました。その中でもカザフスタンも直面しているのは言語の問題です。世界中で一つの大きな言語に集約する傾向にあるからです。その問題に言及したかったのです。
二つ目は作家、特に詩人に関する問題です。現代社会では文を読む機会がどんどん少なくなっています。人々はより多くの時間を画面の前で過ごすようになってきています。その問題にも焦点をあてたいと思いました。
映画のストーリーと並行して、映画の撮り方自体も大切です。作曲家にとって大切なのはリブレットではなく音楽そのものだと思います。私のような映画人にとっては、例えばマハンバトゥの詩から離れることも大事だと思いました。私自身、映画を専門とする者であって、言語学者でもなく、言語を専門にして生業をたてる者でもありません。

(ここで東京から友人の佐野さんから監督に電話が入る。カザフで映画を去年撮り終えた方。 元カザフスタン大使館に勤務されていた時に、オミルバエフ監督の『カルディオグラム』を出品したいけれど、どのようにすればいいか問い合わせてくださったのが佐野氏)

市山:観客からの質問を続けます。監督自身、本作に出演されていますね。

監督:それは偶然の産物です。出演予定の人が来られなくて、自分が出演することになりました。

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©Kazakhfilm

市山:地方の朗読会に招かれて会場に誰もいないシーンは、少しコミカルに感じました。

監督:実際の人生においても悲劇と喜劇の差は、案外小さいと思います。悲劇が喜劇に転ずることもあれば、逆の場合もあると思います。

市山:終盤のシーンで、電化製品の店で、詩人のインタビュー時の動画が多くのテレビモニターに映しだされ、店員が慌てふためくシーンが、とても滑稽でした。あのような強烈な皮肉はどこから発想したのでしょうか?

監督:あのシーンは電車で移動中、寝ているときに見た夢です。芸術に携わる者にとって、自分たちの作り上げたものが理解して貰えるか、受け入れられるかという恐怖心はいつも付きまとうものです。実際、韓国のある映画祭で、アメリカの有名な監督の映画の上映を観ていたのは、たった二人でした。その映画を作った監督自身と私です。
この作品を作っている最中にネットで知った出来事ですが、地方での「詩を詠む夕べ」に有名な詩人にもかかわらず、観客が少なかったということがありました。主催した女性が涙ながらに、このような大ベテランの詩人の朗読会でさえ、観客が来てくれないと語っていました。

市山:映画という芸術が、もし衰退するとしたら、何が原因だと思いますか?

監督:世界中で衰退の一途を辿っています。人々が映画芸術を理解しない。優れた作品の上映に観客が来ないことに驚くばかりです。問題を緩和することはできると思います。子どもたちに優れた作品を見せて、良い映画とは何なのかのイメージを植え付けることで修正できると思います。小津、アントニオーニ、タルコフスキーなどの映画を子どもたちに見せるといいです。

市山:映画祭を運営する私たちにとって、考えさせられる問題です。
ところで、現在のカザフスタンで表現や言論の自由はどうなっていますか?


監督:検閲はありません。その点では問題ないのですが、本物の芸術がごく少数の人にしか受け入れられていません。今の社会では、あまりにも多くのことが量的なことで判断されています。映画に関していえば、優れた作品は動員数で決まるものではありません。文化と芸術は時として対立する場合もあります。芸術は時を経て評価されるものもあります。

市山:バスターミナルで母親を見送ったあと、手の平を口にもっていく仕草に意味はあるのでしょうか?

監督:(笑)母の手のぬくもりというものですね。トルストイの「アンナ・カレーニナ」に似たシーンがあります。アンナを愛した男性が馬車に乗せる手助けをしたあと、アンナのぬくもりを感じるために手にキスした場面があります。
日本人はあまり肌を触れ合わせることをしないのを日本で感じましたので、日本の方からこういう質問が出るのはわかるような気がします。私たちカザフスタンの人は、握手したり抱き合ったりするのは日常茶飯事です。地理的な違いがあって、文化の違いが生じたのかもしれません。

市山:最後に日本の観客に一言お願いします。

監督:今回の作品、観客皆さん全員の方にわかっていただくのは難しいかもしれません。せめて一部の人に気に入っていただければと思います。少なくとも私自身は、この作品を誠意を込めて製作しました。一部の方の心の琴線に触れることがあれば嬉しいです。

まとめ:景山咲子



最優秀監督賞 ダルジャン・オミルバエフ監督『ある詩人』
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受賞の喜びの言葉
2021年11月8日(月)クロージングセレモニー
芸術作品の最終的な評価とは時を経て得られるものだが、私たちは映画を作りこのような場で発表していかなければならない。今回の受賞は素晴らしいことであり私個人のみならず撮影チームやカザフフィルム・スタジオにとっての栄誉でもある。今後の私たちの仕事にも力を与えてくれる。どうもありがとうございました。
(受賞者の声:SIMONE K 写真撮影:宮崎暁美)


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東京国際映画祭 『ある詩人』 ダルジャン・オミルバエフ監督インタビューは、こちらで! 



<第34回東京国際映画祭>
■開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
■会場:日比谷・有楽町・銀座地区 ■公式サイト:http://www.tiff-jp.net



東京ドキュメンタリー映画祭 大盛況でした (咲)

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今年で4年目となる東京ドキュメンタリー映画祭。
初年度から気になりながら、やっと今回、1プログラムだけ、12月16日(木)16:20からの「人類学4 祭祀のエクスタシー」を観てきました。


会場の新宿K’sシネマにあがるエレベーターのところに、14:10の回 満席と出ていてびっくりしながら3階にあがったら、ロビーが満杯。
14:10の回は、「人類学3エスニシティの現在」で、すでに人類学・民俗映像部門コンペティションで受賞が決まっている 『アイヌプリ埋葬・二〇一九・トエペツコタン』(準グランプリ)と 『風苗』(奨励賞)の2本。 少し長引いた舞台挨拶が終わって出てきた人の波の中に、続々友人が3人! 皆、よかった~と興奮ぎみでした。 

「人類学4 祭祀のエクスタシー」
https://tdff-neoneo.com/lineup/lineup-2222/
◆『アシェンダ! エチオピア北部地域社会の女性のお祭り』
監督:川瀬慈 (映像人類学者。国立民族学博物館准教授)
2020年/38分
エチオピア北部で8月下旬に開催される祭りアシェンダ。
若い女性たちが、晴れの日の衣装で、特有の髪型を結ってもらって、聖母マリアを称え、歌い踊りながら町を練り歩いて、人々からお金をもらいます。キリスト教エチオピア正教会に寄進する目的でお金を集めるのですが、「お腹が空いちゃって、昨日は食べるのに全部使っちゃったの」と正直に明かす女の子たち。女性たちの自己解放の場でもある祭り。 アシェンダ中の女の子に惚れちゃいけないと若い男の子に諭す男性。着飾ってエネルギーもあって、綺麗に見えるからと!
2018年、無形文化遺産に申請したころの取材。その後、2019年に内戦勃発、さらにコロナで取材できず、無形文化遺産になった後、どう変化を遂げていくのかを今後も見守りたいとのことでした。

◆『神授の花 - フェルガナの女性とイスラーム』
監督: I・メリコズィエフ
2021年/23分
ウズベキスタン・フェルガナ盆地にあるイスラーム聖者の廟。 春分のころ、つつじ色の「神授の花」が咲く。ここでしか咲かない花。ウズベクとタジクの女性たちが、春を愛でるお祝いの食事を作る。人参たっぷりのピラフや、羊を丸ごと使った料理。
言葉も民族も違うトルコ系のウズベクと、イラン系のタジクの人たちが共存している姿を映し出して、イスラームが平和な宗教であることを感じさせてくれる作品です。
もう30年以上前に訪れたウズベキスタンで、ペルシア語とほとんど同じタジク語をしゃべるタジク族の人を探しながら町歩きしたのを思い出しました。

◆『スルンベ マダガスカル南西部の憑依儀礼』
監督:飯田卓(国立民族学博物館 教員)
2021年/48分
マダガスカル南西部で、2017年7月に行われたドゥアニと呼ばれる精霊たちのための祝祭「スルンベ」に密着。霊媒のジャン=ルシが人々の悩みに耳を傾けて解決の道を探る。
監督が1994年にジャン=ルシと初めて会ったとき、彼は腕のよい漁師で、羽振りのよい青年実業家だったとのこと。
イスラームとキリスト教の両方の影響を受けた儀礼に興味津々でした。

思えば、大阪の民博(国立民族学博物館)に行った時には、この手の映像を数時間、飽きずに見ていたものでした。
体力と気力があれば、こういう分野の研究がしたかったなぁ~とも思いました。
こうした記録映像も、編集次第で素晴らしい作品になることも感じました。


東京ドキュメンタリー映画祭 2021
<受賞作品一覧>
長編部門コンペティション
グランプリ  『Yokosuka 1953』 木川剛志監督
準グランプリ 『大鹿村から吹くパラム』 金明允監督
観客賞    『大鹿村から吹くパラム』 金明允監督

短編部門コンペティション
グランプリ  『地図になき、故郷からの声』 中島夏樹監督
準グランプリ 『東京リトルネロ』 松井至監督、内山直樹監督、久保田徹監督
奨励賞    『ワン・デイ』 ジン・ジャン監督 
観客賞    『ブラジル ノ ニッポン〜ある家族の記録〜』 若尾泰之監督

人類学・民俗映像部門コンペティション
グランプリ(宮本馨太郎賞)『銀鏡 SHIROMI』 赤阪友昭監督 
準グランプリ 『アイヌプリ埋葬・二〇一九・トエペツコタン』  藤野知明監督 
奨励賞  『風苗』 白井樹監督


開催概要
【日程】 2021年12月11日(土)~12月17日(金)
【場所】 新宿 K’s Cinema
【形態】 1日4回上映、計28プログラム
「長編コンペティション部門」10プログラム
「短篇コンペンティション部門」10プログラム
「特別上映」2プログラム
「特集 シャーマニズム」2プログラム/「人類学・民俗映像部門 コンペティション」4プログラム

【主催】 neoneo編集室
公式サイト:https://tdff-neoneo.com/


シャヒーンの会第4回オンラインセミナー(1/8) イスラーム映画祭主宰藤本高之さん登壇 (咲)

友人の毛利奈知子さんが主催するシャヒーンの会 (南・西アジア文化芸術研究会)のオンラインセミナーにイスラーム映画祭主宰の藤本高之さんが登壇します。
イスラーム映画祭7(2022年2月開催)で上映される女性監督作品を中心にお話される予定です。
どなたでも参加できます。ぜひお早めにお申込みを! (咲)

★毛利奈知子さんよりのご案内★
*****************

シャヒーンの会第4回オンラインセミナー 2022年1月8日(土) 20時からの開催が決定しましたのでお知らせいたします。
年明け早々になりますが、イスラーム映画祭主宰の藤本高之さんを講師にお招きします!
拡散大歓迎です。皆様のお申し込みをお待ちいたしております。

セミナータイトル:
『アラブ、イランの女性映画監督たち~イスラーム映画祭7の上映作品を中心に~』

日時:2022年1月8日(土)20:00 ~21:15 (日本時間)※ 多少の延長の可能性あり

開催方法: Zoomによるオンラインセミナー

参加料: 無料

講師:藤本 高之 (ふじもと たかゆき)さん( 映画キュレーター 、イスラーム映画祭 主宰)

【セミナー内容】
イスラーム映画祭主宰の藤本高之さんに、2022年2月から4月にかけて開催される「イスラーム映画祭 7」の上映作品を中心にアラブ(チュニジア、アルジェリア、モロッコ、パレスチナ)、イランの女性映画監督をご紹介いただきます。

※今回はシャヒーンの会 新春お年玉プレゼント企画があります!

【講師プロフィール】講師:藤本 高之 (ふじもと たかゆき)さん 
1972年生/岐阜県出身
映画キュレーター。イスラーム映画祭 主宰。20代の頃にバックパッカーでイスラーム諸国を訪ねた経験と非欧米圏映画の知見をあわせ、2015年に「イスラーム映画祭」を一人で立ち上げる。毎年東京・名古屋・神戸の3都市で開催。全額自己負担の個人企画。編著「映画で旅するイスラーム」

なお、藤本さんは2021年12月毎週水曜日の日本経済新聞の夕刊 文化欄 Studiesに 「映画で知る中東世界」連載掲載中です。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78040770R01C21A2BE0P00/

https://www.facebook.com/islamicff/
(イスラーム映画祭 Facebook)

★申込方法:※申込締切:1月7日(金)23:00まで1月8日(土)16時まで
申し込みフォーム(下記の申込専用フォームリンクより申込み)
https://forms.gle/GQuabR9uDa1Gdsfi8

(Zoomのアクセス情報はお申し込み後、前日までにお知らせします)

シャヒーンの会 (南・西アジア文化芸術研究会)
代表:毛利奈知子 連絡先 shaheenjapan@gmail.com


東京国際映画祭 ★アジア交流ラウンジ バフマン・ゴバディ×橋本 愛  (咲)

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©2021 TIFF


アジア交流ラウンジ 国際交流基金アジアセンター × 東京国際映画祭 co-present

今年も、東京国際映画祭の期間中、是枝裕和監督を中心とする検討会議メンバーの企画のもと、アジアを含む世界各国・地域を代表する映画人と第一線で活躍する日本の映画人が語り合う「トークシリーズ@アジア交流ラウンジ」が8回にわたって開催されました。
今年のテーマは「越境」。国境に限らず、様々な「境(ボーダー)」を越えること、越えていくことを含め、映画にまつわる思いや考えを存分に語り合う交流ラウンジ。
東京ミッドタウン日比谷の会場およびオンラインでリアルタイムに参加できたほか、アーカイブ動画が期間限定で配信されました。今後、編集したものが公開される予定です。
8回の交流ラウンジの詳細は、こちらで!
https://willap.jp/t?r=AAAAj2P9iW74TH0mhtjewoSWElsay6kXhIVWQg

東京ミッドタウン日比谷 6階 パークビューガーデンで、リアルタイムに参加した11月4日のバフマン・ゴバディ監督と、橋本 愛さんの交流ラウンジの模様をお届けします。


バフマン・ゴバディ×橋本 愛

日時:2021年11月4日(木) 14:00~15:30
会場:東京ミッドタウン日比谷 6階 パークビューガーデン

登壇者:
バフマン・ゴバディ(映画監督)
橋本 愛(女優)

モデレーター 市山尚三さん(東京国際映画祭プログラミング・ディレクター)

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市山:ゴバディ監督は来日されようとしていたのですが、スケジュールがあわなくてリモートでの参加となりました。

バフマン・ゴバディ監督(以下:ゴバディ):スケジュールが合わなくて、日本にお伺いできず、自分がそこにいないことを寂しく思います。

市山:2000年に『酔っぱらった馬の時間』で監督デビューされ、カンヌ国際映画祭カメラドール(最優秀新人監督賞)を受賞され、その時の授賞式のあとのパーティで初めてお会いしました。そのあと『亀も空を飛ぶ』(04)、『半月 - Half Moon』(06)等が世界各地の映画祭で受賞するなど輝かしいご経歴をお持ちです。『ペルシア猫を誰も知らない』(09)はカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞されました。ほとんどの作品が日本で公開されているのですが、『亀も空を飛ぶ』と『ペルシア猫を誰も知らない』はフィルメックスで審査員特別賞を受賞しています。
今はイランを出てトルコをベースに活躍されていますが、『サイの季節』を2012年に発表され、この度、久々の新作『4つの壁』が東京国際映画祭でワールドプレミア上映されています。
橋本愛さんはご説明するまでもなく、現在、大活躍されています。今回、東京国際映画祭フェスティバル・アンバサダーを務めておられます。

橋本愛(以下:愛)ゴバディ監督、初めまして。どうぞよろしくお願いします。
これまでゴバディ監督の作品を観たことはなかったのですが、今回、『亀も空を飛ぶ』を見せていただき、ものすごく感動しました。幻想的なシーンでさえ、とてもリアルでした。クルディスタンの実際の生活に基づいた描写がものすごくて、これが実際に起きていることなのだなと、自分の人生とかけ離れた苦しい状況にある人たちのことに胸がつかれて、いろいろ考えさせられました。エンタメ性も高くて、おもしろかったのですが、最後は涙が止まらなかったです。

ゴバディ:この映画は初めから終わりまで、現実に基づいて描いています。発達した国で観ると、とてもスローに感じると思います。日本の昔の溝口作品などをみれば、やはりスローに思うのではないかと思います。私が映画で見せている地域では、なかなか近代的な生活ができないでいます。

愛:『亀も空を飛ぶ』では、子供たちがそれぞれ個性があって、とても印象的でした。あの子たちを選ぶまでの経緯を知りたいと思いました。

ゴバディ:10ページ位のアイディアをもってキャスティングしました。自分探しをしながら、私自身の一部が入っている子を選んでいます。現地で主役の子を選んだら、その周りの子もユニークでした。自分の子ども時代のキャラクターが見つからないと、うまく演じてもらえません。自分の一部を役者に入れてから撮影に入っています。

愛:私も役を演じる時に、自分のことを役に入れないと演じられないので共鳴しました。そういう向き合い方をして撮影されていることを知って、希望を感じました。

ゴバディ:愛さんの『リトル・フォーレスト』での演技を観て、昔の黄金時代の日本映画に登場する役者さんの演技が重なって見えました。リアルだし、現代の映画なのに、映画を学んでいた学生時代に観ていた小津や黒澤や小林監督の映画のイメージがダブりました。

愛:昔の日本映画をたくさんは観ていないのですが、パワーを感じます。今の日本映画の素晴らしさも感じながら演じています。昔の映画のことも考えながら、モノづくりしていくのは素敵なことだなと思います。もっともっと昔の作品を観て勉強しようと思いました。

ゴバディ:ぜひ昔の日本映画を観てください。私は溝口監督から、すごく影響を受けました。学んだことがたくさんあります。溝口監督は悲劇の詩人と呼ばれていますが、『残菊物語』がとても好きです。『山椒大夫』など、彼の映画には、詩が流れている気がします。人の心を打つ映像を作っています。
私はイランのクルド人ですが、『リトル・フォーレスト』を観た時、距離感がなくて、溝がなくて、クルディスタンかと思うほどでした。同じ人間なので、心に沁みると距離は感じません。
もう一つ、信じているのは、人が死ぬと木になるということです。愛さんの後ろにある木を観ながら、木が切られると人間になって、この世に戻ってくる。今、愛さんが座っているのは木のベンチだと思うのですが、昔の役者の魂が入っているのかもしれないと思います。

愛:映画は、8割くらい希望を描いているのだと思います。『亀も空を飛ぶ』は、悲劇を描いているけれど、最後は亀が空を飛ぶことで、彼女たちの希望は飛ぶことだったのだと思いました。絶望を描いているとしても、映画は希望なのだと感じました。

ゴバディ:一つ映画を撮るとき、人生と同じで明るい時もあれば、暗い時もあります。身体の中にはいいところもあれば悪いところもあります。
コロナがあって、自分と世界の関係、自分と周りの人との関係を考えないといけないと思いました。コロナ前は世界にモラルがないと思っていたけれど、コロナで考えさせられました。
『亀は空を飛ぶ』のメイキングがYoutubeにあるので、ぜひご覧いただければと思います。2か月撮っている間、子どもたちが楽しんでいるけれど、映画の撮影が終わったら、この子たちにはまだ悲しい現実が待っていることもわかっていました。
プロデューサーたちやプロの役者たちは時間にリミットがあります。だけど、僕はそれはできないから素人を使います。人生を味わいながら映画を撮っています。大プロの役者さんが3か月一緒に遊びながら作ってくれれば嬉しいです。

愛:私自身、時間をかければかけるほど嬉しいです。短期間で撮ることが多いけれど、『リトル・フォーレスト』は1年。長期間で撮った映画は思いが違います。タイムリミットのある中で作るものが多いのですが、時間をかけて映画を作ることは贅沢でありがたいことです。

ゴバディ:日本の黄金時代の映画でも文学でも、じゅっくり時間をかけて作ったのではと思います。今はスピーディーになってしまって、すぐ子どもを作って人間としてどう育てるかを考えてない。全世界で1年に10作素晴らしい作品があるかどうかという状態です。人との関係も早く前に進むことしか考えていないと感じます。私たちは何かするとき、1,2,3というけど、4は言わない。人生で3回しか輝く時がないのでしょうか。せめて、3を使って素晴らしい作品を作って残しましょうと。ただ作るだけでなく。作るときは正しく作る。昔の作品を挙げてというとき、黒澤3作、小津3作、なぜか3作です。

愛:早すぎるのは私も苦手で、短く浅くより、一つを深く長くかけて作る体験が多いほうが幸せだと思います。そういう作品に参加できればいいなと思います。時間をかけて作った『リトル・フォーレスト』は、ほんとに宝物です。

ゴバディ:愛さん、一緒に仕事をしましょう。『日本人 in イラク』のようなストーリーを書きますから、クルディスタンにいらしてください。兄弟もいっぱいいますから、1年間かけてゆっくり作りましょう。クルディスタンの湖で泳いでいる魚は、日本の湖に入れても違いがわかりません。私と愛さんには違いはないのですよ。

愛:ぜひお願いします。今、東京で生きていてとても息苦しくて、東京から出てゆっくりする時間も必要だと感じています。今日の会話の中で、ゆっくり過ごすことがやるべきことの一つだと見えてきました。映画作りを一緒に出来たら、ほんといいなと思います。

ゴバディ:人間は片足で3~4分しか立てないと思うのですが、カフェの前に来る鳥は、長い間、片足で立って見せます。私も片足で立ってみたけど、4分くらいが精一杯。私たちは1本脚だけではだめ。もう一つの足がないとちゃんと立てません。私は映画監督だけど、それだけでなく、モノを書くとか絵や詩を書くとバランスが取れると思います。
鳥は右の眼と左の眼で違うところを見ています。私たちは一つの眼でフォーカスして、もう一つの眼でワイドアングルで人生を見るべきです。一つのことしかしていないと、まるで水がない狭いプールで泳いでいるだけで沈んでしまいます。映画作りから離れると、自分が海の中で泳いでいるような気持ちになります。


*質疑応答*(観客からの質問)
― 日本で撮影する機会があったら、どのようなテーマで撮りますか?

ゴバディ:『4つの壁』は日本で撮ろうと思っていたのに、話が進まなくて、運命的にトルコで撮るべきだったのだと思います。東京で撮るとしたら、東京で暮らす外国人をテーマにすると思います。普段、生活している中で、周りにいる人のことをあまり見ていないと思うのですが、ほかの土地に行くと、どんな風に暮らしているのかよく見ると思うのです。

市山:アメリカや南米や日本などのアジアでも、抵抗なく映画を撮れると思いますか?

ゴバディ:小さい時、中国人、日本人、韓国人の違いがわからなくて、すべて日本人と思っていました。だんだん大きくなって違いがわかってきました。隣の国をどう思っているのかなども。私の地域で作ると、皆さんからみれば、イラン人、クルド人、トルコ人の違いはわからないと思います。日本で作るときには、市山さんと相談しながら作れればいいと思っています。

― 『亀も空を飛ぶ』は、ご自身で脚本を書かれました。物語を構成するときに一番大事にしたのはどんなことですか? 脚本と出来上がった映画は、どれ位、変更がありましたか?

ゴバディ:まだシナリオを書く前、サッダーム・フセインが倒されたけれど、本人が見つからないという時期でした。バグダードに行って2本映画を上映したのですが、皆に今なぜ映画?と言われました。戦争が終わってすぐだったので、平和をもたらす為に映画を上映したかったのです。テヘランからクルディスタン経由バグダードに行く途中で、ハンディカムでいろんな映像を撮りました。テヘランに帰って撮った映像を見て、すごいロケーションだなと思いました。いつもストーリーを書いてから撮影場所を探すのですが、今回はローケーションがあって話が生まれました。子どもたちが凄かった。戦争があって一番惨めな目に合うのは子どもだち。それでも健気に生きています。自分の中にもわくわくした子どもの頃の気持ちをいくつになっても持っています。それを皆とシェアしたいと思いました。
10ページくらい脚本のようなものを書いて、イラクに戻って撮ろうと思ったら、状況がすっかり変わっていました。バーザールも戦車も地元の人たちに手伝ってもらって再現して撮影しました。毎晩、次の日に撮る脚本を書いて作りました。

― イランの映画を観る機会が増えてきたのですが、自分がイランやクルドの知識が不足していて、文化をより深く知って観れば違うというキーポイントを教えてください。

ゴバディ:日本から離れていて、今日、対談するにあたって日本の空気感を感じないといけないと思って、朝4時に起きて、稲垣浩監督の『宮本武蔵』を観ました。対談に入るためにレッドカーペットをゆっくり歩いて、今日の対談ができました。イランやクルディスタンのことや、監督のことを調べてから観ると、よりよい感動を得られると思います。

― コロナ禍で、どのように感じていらっしゃるでしょうか? また、世の中が変化していくにつれて、今後、映画は変化していくと思われるでしょうか?

愛:この2年位、確かに様式は変わって、日常生活で感じている不便さはあるものの、作品つくりの根幹に関しては変わってないと思います。映画作りも状況の変化に応じて、柔軟に対応しながら進めばいいと思います。

ゴバディ:コロナからたくさん学びました。監督として、観客がいなければ作ることもできないと思いました。観客がいるから私がいます。1本の映画を作るために時間をかけている間に、観客の方が本を読んだり、映画を観たりしています。コロナで時間を与えられたので、遅れてはいけないから、私も知識をどんどん入れようとしました。一人で過ごしていて、孤独を描くとき、ユーモアを入れないといけないと思いました。

― 自分をコントロースして、マイペースでできるようになったきっかけは?

愛:問題が起きる時、社会と自然の境界で起きるという言葉を聞いて、腑に落ちました。心がしたいけど、社会が許さない。それは見る視点が違うだけで、どっちを自分が守るべきかと考えると折り合いをつけることができます。

ゴバディ:今の時代をどうやってスルーするか・・・ コロナで亡くなっていく人もみていて、自分もいつか死ぬと。実際、夜寝ると、1回死にます。毎朝目が覚めると生き返ります。毎朝起きると神様に感謝しています。人が寝たら、そのまま死んでしまうかもしれません。イランの13世紀の詩人サアディーの詩集「ゴレスターン(薔薇園)」の中に、「人が死ぬときは、自分のためでなく、あなたのために何かわからせるために死んだ」という詩があります。人が亡くなっていくのを見ていれば、自分の今の立場について、もっと考えないといけません。生きている私たちが、どうやってスローに今の時代を過ごしていくかを考えると、あまり関係のない人とのコミュニケーションをなくすと、時間ができて、大事な人と深く関係を持つことができます。
想像でものをつくります。今日は一番素敵なトークショーをします。一番おいしいコーヒーを飲みます・・・と考えれば、一番良い日が始まります。
市山さんの前にいるお客様は、橋本さんたちだけでなく後ろの美しい森に目がいっていますか? 今の私は、話を聞いているけれど、目を遠くまで走らせて森を見ています。森がこっちを見なさいと言っています。

市山:今日は、監督のおっしゃる一番いいトークが聴けたのではないかと思います。今年の東京国際映画祭では、「越境」というテーマを掲げています。日本と中東など、文化の違うところと一緒に映画を作ると、同じようなことが共有できるというヒントが今日のトークにあったように思います。

ゴバディ:今日は機会をいただき、ありがとうございました。橋本愛さんのことも知ることができました。今日、見えないところで支えてくださっているたくさんの方たちのことも感じました。東京には行けませんでしたが、この時間は確かに皆さんと一緒にいると感じました。これからも映画を作ったら持っていって、皆さんとお話したいと思います。橋本愛さんとも機会があれば一緒に映画を作りたいと思います。

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★このスクリーンショットタイムに続き、マスコミ向けのフォトセッションがあったのですが、映画の上映時間が迫っていたので撮影せずに退席しました。 この2枚の写真も、動画配信をスクリーンショットさせていただいたものです。

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友人たちから、「なぜゴバディ監督と橋本愛さん?」と言われました。「そりゃもう、ゴバディ監督が若い女性を好きだからでしょう」と答えていました。これまで、ゴバディ監督と日本で4回お会いして、プライベートで若い女性とのひと時を楽しんでいらっしゃることを見聞きしてきましたので! 
実は、橋本愛さんのことは、今回、初めて知りました。(日本の若い俳優さんたちのことをほとんど知らなくて恥ずかしい限り!) ちょっと古風な美人で、ゴバディ監督も今回の対談、さぞかし嬉しかったのではないかと思います。いつか、愛さんをヒロインにした映画ができるのではと確信しています。

まとめ:景山咲子



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東京国際映画祭 『四つの壁』バフマン・ゴバディ監督インタビュー (咲)  
http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/484775536.html

東京国際映画祭 『四つの壁』バフマン・ゴバディ監督 TIFFトークサロン (咲)
http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/484775757.html


<第34回東京国際映画祭>
■開催期間:2021年10月30日(土)~11月8日(月)
■会場:日比谷・有楽町・銀座地区 ■公式サイト:http://www.tiff-jp.net


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東京ミッドタウン日比谷 6階 パークビューガーデンから見渡せる日比谷公園
座れる場所もたくさんありますので、お天気の良い日には、サンドイッチやおにぎり持参でどうぞ!