第12回死刑映画週間 国家と戦争犯罪の死刑

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2023年2月11日(土)~2月17日(金)
会場:渋谷ユーロスペース


国家はどんな理屈を使ってでも、「人殺し」としての戦争を始めてします。
ウクライナ戦争は私たちに、改めてその事実を教える。
戦争犯罪を裁く必要性もあるだろうが、国家は死刑制度を通しても、「人殺し」の権限を独占している。
死刑執行の裁量権を持つ法相、法相は地味な仕事で、死刑のはんこを押した時くらいしかテレビに出られない、お金も集まらない、と嘆いた。
戦争でも死刑でも、兵士や公務員に他者の殺害を命じる立場にある者は、こんなにも無責任だ。
今回の7本の映画は、そんな人間社会の過去と現在に異議を発し、国家に万能の権限を与えてよいのかと問いかける。

詳細は、こちらのサイトをご覧ください。 
http://eurospace.co.jp/uploadfile/master/000654.pdf


◆上映作品とトーク予定 (★上映は、トークのない日にもあります)

『白い牛のバラッド』原題:Ghasideyeh gave sefid  英題:Ballad of a White Cow
監督:ベタシュ・サナイハ マリヤム・モガッダム 
2020年/イラン・フランス/ペルシア語/105 分
2月14日(火)19:00からの上映後 村山木乃実さんトーク
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/485593789.html

『海と毒薬』
監督:熊井啓 1986年
2月11日(土)13:30からの上映後 伊藤真美さんトーク

『愛は降る星のかなたに』
監督:齋藤 武市 1956年
2月17日(土)19:10からの上映後 太田昌国さんトーク

『悪は存在せず』英題:There Is No Evil 原題:Sheytan vojud nadarad
監督:モハマド・ラスロフ 
2020年/ドイツ・チェコ・イラン/152分
2月15日(水)18:30からの上映後 中村菜穂さんトーク
http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/478620118.html

『チェチェンへようこそ-ゲイの粛清』原題:Welcome to Chechnya
監督:デイヴィッド・フランス
2020年/107分/アメリカ・イギリス
2月13日(月)19:00からの上映後 石川大我さんトーク
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/485714202.html

『抗い―記録映画作家 林えいだい』
監督:西嶋真司 2016年/100分
2月12日(日)13:30からの上映後 西嶋真司さんトーク

『顔のないヒトラーたち』
監督:ジュリオ・リッチャレッリ 
2014年/ドイツ/123分
2月16日(木)18:50からの上映後 柳原伸洋さんトーク