ウーマン・リブ55周年 この力を未来に!
2025年11月8日(土)9日(日)
とよなか男女共同参画推進センターすてっぷホール
主催:「波をつくる女たち」シスターウェイブス
11月8日(土)
10:30~12:10『ノブコ・ミヤモト:ソング・イン・ムーブメント」
14:30~16:30『30年のシスターフッド~70年代のウーマンリブの女たち』
11月9日(日)
10:30~12:40『この星は、私の星じゃない』
14:00~15:40 イギリス「50歳以上の女性映画祭」より短編6作品上映
初めてシネマジャーナルに投稿します。東京渋谷で年数回の女性監督作品上映会をしている「映像女性学の会」です。映画祭上映作品の監督・山上千恵子さんに誘われ、シニア女性映画祭にスタッフ3人で行ってきましたので、ご報告いたします。
今回は「ウーマン・リブ55周年」ということで、当時のリブ運動にかかわった方も会場にいらして、上映後のトークでも当時の様子を知ることができました。イギリスの楽しい短編もあり、映像の力を改めて感じた映画祭でした。
『ノブコ・ミヤモト:ソング・イン・ムーブメント』
アメリカ/2024
監督:タダシ・ナカムラ&クエン・グエン‐レ
日系3世アメリカ人で、「ウェストサイド物語」にも出演しアーティストで活動家のノブコ・ミヤモトのドキュメンタリー。日系人であることで、戦争中の強制収容も経験し、戦後もアメリカ社会での違和感を抱えながら、ショービジネスでの成功をおさめます。しかし、アジア人の役柄の固定や偏見に目をつむることができず、自らショービジネスの世界を捨てて、アジア系アメリカ人として、アーティストとして差別と闘い、周囲を巻き込みながら表現活動を続けます。高齢になっても、日本の盆踊りをアレンジしたダンスで会場を埋め尽くす参加者の一体感を作り出すエネルギーは、圧巻でした。
上映後に、この映画の主人公ノブコ・ミヤモトが書いた『ノブコ・ミヤモト自伝』の訳者、和泉真澄さんのトークがあり、ノブコ・ミヤモトの素顔や、現在のトランプ政権下での活動などを興味深く聞くことができました。
『30年のシスターフッド~70年代ウーマンリブの女たち』日本/2004
『アメリカ上映ツアー』日本/2006
監督:山上千恵子/瀬山紀子
『30年のシスターフッド』は、今回のテーマであるウーマン・リブ55周年に当たっての上映作品です。1970年代のウーマンリブ運動に関わっていた女性たちが、30年を経て集まり、当時の様子を思い出しながら語ります。このドキュメンタリー作品をアメリカ国内の大学で上映した様子を記録したのが、『アメリカ上映ツアー』です。二つの映像を見ることで、ウーマンリブやフェミニズムの捉え方などを、多面的な視点で見ることができました。上映後に監督2人によるトークがあり、山上監督が「昨年ぐらいから、若い世代から、この映画上映をしたいという声がある」と話されたことに、希望を感じました。
『この星は、私の星じゃない』日本/2019 監督:吉峯美和
「追悼 田中美津」として、昨年8月に亡くなった、ウーマンリブの象徴的存在・田中美津のドキュメンタリーを上映。ウーマンリブの活動家としての姿だけでなく、現在の沖縄基地問題にもかかわる姿勢に、継続する志を見ることができました。監督トークでは、まったくウーマンリブを知らない世代の監督自身が、田中美津を発見する過程を通して、次の世代に伝える大切さを思いました。
イギリス「50歳以上の女性映画祭」より6編の短編上映
2015年にイギリスで創設された「50歳以上の女性映画祭(WOFFF)」から、6作品を上映。この映画祭は、高齢者が過小評価されている映画界を変えたいという思いから出発していることから、すべて高齢者が主人公。その中で興味深かったのは、「認知症にやさしい映画」名付けられた『ハニーズ&ベアーズ』と『だるまさんがころんだ』。最初の作品は、高齢者がシンクロナイズドスイミングをする姿を優雅に撮影したもので、体形がどうあれ、この私が好きという気持ちがあふれている。映像を見るだけで伝わるものがあるのは次の作品も同じ。日本と同じ「だるまさんがころんだ」をしながら、思い出が走馬灯のように現れては消える幻想的な映像の作品です。ストーリーが単純で分かりやすく、映像だけで伝わること、上映時間が短いことが認知症の方も鑑賞しやすいのではないかということで、イギリスの地域で巡回上映などしているとのことでした。
そのほか、『ありのままの私たち』では、年齢を重ねて体形が変わったりするけれど、私はこれでいいと肯定していく姿をオシャレに描いています。『ママ、男になる』は、60歳になった女性が「一日男になる」ことに挑戦。いままで封印してきた思いを子どもたちにも理解してもらいながらかなえていく姿はほほえましく、楽しい。『リンダの話』は、この6編の中で唯一のドラマ。8分の中で、高齢女性リンダの正体はいったい何?という疑問を驚くような展開の中で見せていく、大爆笑のコメディ作品。そして『金曜日のサーファーたち』は、オーストラリアの海岸でボディボードを楽しむおばあちゃんたちの姿を撮影したドキュメンタリー。ゆっくりと波乗りを楽しむ姿は、年輪の重なりが生む人生謳歌のようでした。
年齢を重ねることは、新たなパワーを獲得することと確信できる作品群に脱帽するとともに、ぜひ日本の高齢者パワーも見せてほしいと思いました。 (小野由理)
今回見た4本の映画の中では、差別や偏見と闘いながら、様々な分野で自らの能力やキャリアを生かして活躍するパワーあふれる女性たちの姿がありました。
また年齢を重ねても出来ることはたくさんあると教えてくれるエネルギッシュなシニア女性たちの姿も印象的でした。それぞれの作品を観ながらシニア女性のエネルギーと底力に元気を貰い、女性監督の作品とシニア女性の出演する作品を上映する「シニア女性映画祭」の意義を改めて感じた2日間でした。 (長田千代子)
「歳をとって良いことは、悩んでいたことが分かること」。映像の中のシニア女性から発せられたこの言葉。思わず「そうなんだよね。」と、頷いた私がいました。映画祭は、一貫して女性たちが差別や偏見と向かい合いながら、自身の人生を自分らしく生きている姿を映し出していました。これらの作品を、これからを生きる世代の女性たちが観たら、頼りになる羅針盤になるのではと思った映画祭でした。 (向山千代)
第14回シニア女性映画祭・大阪2025
SENIOR WOMEN’S FILM FESTIVAL IN OSAKA
ウーマン・リブ55周年 この力を未来に!
2025年11月8日(土)9日(日)
会場:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
すてっぷホール(定員148人)
阪急宝塚線「豊中」下車すぐ エトレ豊中5F
保育あり:先着10名 対象1歳〜小学3年生 要申し込み(締切11/1)
① ④ 200円(税込)
② ③ 300円(税込)
主催:「波をつくる女たち」シスターウェイブス
http://sister-waves.fem.jp
sister-waves@qc.fem.jp
協力:フリークの女たち
協賛:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
(指定管理者 一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団)
特別協力:Women Over Fifty Film Festival(英国)
全米日系人博物館
後援: ブリティッシュ・カウンシル
2025 シニア女性映画祭・大阪 チラシPDF画像
https://sister-waves.fem.jp/film-fes_02.html
今年はウーマン・リブ55周年を記念して『30年のシスターフッド〜70年代ウーマン・リブの女たち』と、その「USツアー」、また田中美津さん没後1年になるので追悼の意味をこめて『この星は、私の星じゃない』が上映されます。
ゲストトークにはそれぞれの監督が来場します。
他にも、リブと同時代にアメリカ社会で闘っていたノブコ・ミヤモトのドキュメンタリーやイギリスの「50歳以上の女性映画祭」提供の短編6作品も上映いたします。この短編の中には「認知症にやさしい映画(認知症フレンドリー映画)」と呼ばれる、新しい概念の作品も含まれています。
●上映作品、スケジュール情報
①11/8(土)10:30-12:10(開場10:00)
「ノブコ・ミヤモト:ソング・イン・ムーブメント」
監督:タダシ・ナカムラ&クエン・グエン-レ
制作:全米日系人博物館フランク・H・ワタセ・メディアアーツ・センター&PBS南カリフォルニア
ドキュメンタリー/55分/2024年/アメリカ/日本語字幕
◆トーク 和泉真澄さん(『ノブコ・ミヤモト自伝』訳者)
アーチストで活動家の日系3世アメリカ人のノブコ・ミヤモトの半生を描く。彼女はミュージカル「ウエスト・サイド物語」に出演したほどの実力の持ち主だが、ショービジネスでの成功を捨て、反戦・反人種差別・アジア系アメリカ人運動の中で歌い、自分らしい生き方を選択した。全米日系人博物館のご協力により上映が実現。
【監督紹介】タダシ・ナカムラ: ロサンゼルスを拠点とする日系4世の映画作家。アジア系アメリカ人のコミュニティを記録するドキュメンタリー映画を制作。
②11/ 8(土)14:00〜16:00 (開場13:30)
「30年のシスターフッド〜70年代ウーマン・リブの女たち」
「アメリカ上映ツアー」
監督:山上千恵子・瀬山紀子
ドキュメンタリー/ 57分・46分 /2004年・2006年/ 日本/ 字幕/ 英・日
◆トーク 山上千恵子監督・瀬山紀子監督
70年代、“女はこうあるべき”に抗いながら声を上げて自己解放を求めてきたウーマン・リブの女たち。マスコミのからかいや世間のバッシングに晒されながらもシスターフッドにより自信をつけてきた。12人のリブがどのようにしてリブに出会ったか当時の思いを語るドキュメンタリー。また2006年にアメリカ10都市で行った上映ツアーの記録ビデオも同時上映。
【監督紹介】山上千恵子: 1982年以来、女性の心と身体や女性運動の歴史などをテーマに作品を制作。山川菊栄の思想と活動「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」(2011) 「たたかいつづける女たち」(2017)など。
瀬山紀子: 蓮蓮影展FAV(フェミニスト・アクティブ・ドキュメンタリー・ビデオ・フェスタ)メンバー。埼玉大学教員。非正規や障害、災害などの課題について、女性の視点からの研究と実践活動を行う。共通点/相違点の両方を大切にしながら人との関係を作っていきたいと言う。
交流会 「ウーマンリブと私〜なぜ今リブなのか」
11/ 8(土)17:30〜19:00
場所:視聴覚室
参加費:1,500円 先着30名
要予約:QRコードから 又は電話090-2700-4557
③11/9(日)10:30〜12:40(開場 10:00)
「この星は、私の星じゃない」 追悼 田中美津さん
監督:吉峯美和
ドキュメンタリー/ 90分/2019年/日本
◆トーク 吉峯美和監督
1970年初頭、「女らしく生きるより私を生きたい」という田中美津の思いに多くの女たちが共感、ウーマンリブ運動が日本各地に沸き起こった。自分にとって切実な事柄にこだわり、「女であること」の痛みは、ウーマンリブの田中を生んだ。そんな彼女に密着し、その心の遍歴を追ったドキュメンタリー。
【監督紹介】映像ディレクター。本作で初めての映画監督を務め、第26回女性文化賞を受賞。「平塚らいてうと市川房枝 女たちは解放をめざす」(2013NHKEテレ)「“均等法の母”に続く長い列」(2025NHKスペシャル)なども手掛ける。被写体の内面など、目に見えないものを描くことを心がけている。
④11/9 (日)14:00〜15:40(開場13:30)
イギリス「50歳以上の女性映画祭」より短編6作品上映!
Women Over Fifty Film Festival (WOFFF)
日本初上映!
◆トーク ヌアラ・オサリバン(WOFFF代表) ビデオ出演
【紹介】 演劇やドラマの脚本、制作、プロデュース等に携わる。映画産業界で高齢女性が過小評価されていることを痛感し、2015年に「50歳以上の女性映画祭」を創設。
「50歳以上の女性映画祭(WOFFF)」は、高齢女性がカメラの前と後ろで過小評価されている映画界を変えたいと始まったイギリスの短編映画祭。今回は、ドキュメンタリー、ドラマ、実験映画など、この映画祭から提供された6作品を上映。うち2つは ”認知症にやさしい映画Dementia Friendly Film”と呼ばれている。(字幕/日・英)
*各映画の紹介は当日会場にて配布
「ハニーズ&ベアーズ」「だるまさんがころんだ」「ありのままの私」「ママ、男になる」「リンダの話」「金曜日のサーファーたち」
チケット:各プログラム(入替制)
前売 1,000円 当日1,200円
1日券 1,600円 2日券 3,000円
80歳以上、車椅子利用者と介助者、原発避難者、母子世帯、高校生以下は無料
前売り予約(11月6日まで)QRコードのフォームで受付
またはお電話 090-2700-4557
ウーマン・リブ55周年 この力を未来に!
2025年11月8日(土)9日(日)
会場:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
すてっぷホール(定員148人)
阪急宝塚線「豊中」下車すぐ エトレ豊中5F
保育あり:先着10名 対象1歳〜小学3年生 要申し込み(締切11/1)
① ④ 200円(税込)
② ③ 300円(税込)
主催:「波をつくる女たち」シスターウェイブス
http://sister-waves.fem.jp
sister-waves@qc.fem.jp
協力:フリークの女たち
協賛:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
(指定管理者 一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団)
特別協力:Women Over Fifty Film Festival(英国)
全米日系人博物館
後援: ブリティッシュ・カウンシル
2025 シニア女性映画祭・大阪 チラシPDF画像
https://sister-waves.fem.jp/film-fes_02.html
今年はウーマン・リブ55周年を記念して『30年のシスターフッド〜70年代ウーマン・リブの女たち』と、その「USツアー」、また田中美津さん没後1年になるので追悼の意味をこめて『この星は、私の星じゃない』が上映されます。
ゲストトークにはそれぞれの監督が来場します。
他にも、リブと同時代にアメリカ社会で闘っていたノブコ・ミヤモトのドキュメンタリーやイギリスの「50歳以上の女性映画祭」提供の短編6作品も上映いたします。この短編の中には「認知症にやさしい映画(認知症フレンドリー映画)」と呼ばれる、新しい概念の作品も含まれています。
●上映作品、スケジュール情報
①11/8(土)10:30-12:10(開場10:00)
「ノブコ・ミヤモト:ソング・イン・ムーブメント」
監督:タダシ・ナカムラ&クエン・グエン-レ
制作:全米日系人博物館フランク・H・ワタセ・メディアアーツ・センター&PBS南カリフォルニア
ドキュメンタリー/55分/2024年/アメリカ/日本語字幕
◆トーク 和泉真澄さん(『ノブコ・ミヤモト自伝』訳者)
アーチストで活動家の日系3世アメリカ人のノブコ・ミヤモトの半生を描く。彼女はミュージカル「ウエスト・サイド物語」に出演したほどの実力の持ち主だが、ショービジネスでの成功を捨て、反戦・反人種差別・アジア系アメリカ人運動の中で歌い、自分らしい生き方を選択した。全米日系人博物館のご協力により上映が実現。
【監督紹介】タダシ・ナカムラ: ロサンゼルスを拠点とする日系4世の映画作家。アジア系アメリカ人のコミュニティを記録するドキュメンタリー映画を制作。
②11/ 8(土)14:00〜16:00 (開場13:30)
「30年のシスターフッド〜70年代ウーマン・リブの女たち」
「アメリカ上映ツアー」
監督:山上千恵子・瀬山紀子
ドキュメンタリー/ 57分・46分 /2004年・2006年/ 日本/ 字幕/ 英・日
◆トーク 山上千恵子監督・瀬山紀子監督
70年代、“女はこうあるべき”に抗いながら声を上げて自己解放を求めてきたウーマン・リブの女たち。マスコミのからかいや世間のバッシングに晒されながらもシスターフッドにより自信をつけてきた。12人のリブがどのようにしてリブに出会ったか当時の思いを語るドキュメンタリー。また2006年にアメリカ10都市で行った上映ツアーの記録ビデオも同時上映。
【監督紹介】山上千恵子: 1982年以来、女性の心と身体や女性運動の歴史などをテーマに作品を制作。山川菊栄の思想と活動「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」(2011) 「たたかいつづける女たち」(2017)など。
瀬山紀子: 蓮蓮影展FAV(フェミニスト・アクティブ・ドキュメンタリー・ビデオ・フェスタ)メンバー。埼玉大学教員。非正規や障害、災害などの課題について、女性の視点からの研究と実践活動を行う。共通点/相違点の両方を大切にしながら人との関係を作っていきたいと言う。
交流会 「ウーマンリブと私〜なぜ今リブなのか」
11/ 8(土)17:30〜19:00
場所:視聴覚室
参加費:1,500円 先着30名
要予約:QRコードから 又は電話090-2700-4557
③11/9(日)10:30〜12:40(開場 10:00)
「この星は、私の星じゃない」 追悼 田中美津さん
監督:吉峯美和
ドキュメンタリー/ 90分/2019年/日本
◆トーク 吉峯美和監督
1970年初頭、「女らしく生きるより私を生きたい」という田中美津の思いに多くの女たちが共感、ウーマンリブ運動が日本各地に沸き起こった。自分にとって切実な事柄にこだわり、「女であること」の痛みは、ウーマンリブの田中を生んだ。そんな彼女に密着し、その心の遍歴を追ったドキュメンタリー。
【監督紹介】映像ディレクター。本作で初めての映画監督を務め、第26回女性文化賞を受賞。「平塚らいてうと市川房枝 女たちは解放をめざす」(2013NHKEテレ)「“均等法の母”に続く長い列」(2025NHKスペシャル)なども手掛ける。被写体の内面など、目に見えないものを描くことを心がけている。
④11/9 (日)14:00〜15:40(開場13:30)
イギリス「50歳以上の女性映画祭」より短編6作品上映!
Women Over Fifty Film Festival (WOFFF)
日本初上映!
◆トーク ヌアラ・オサリバン(WOFFF代表) ビデオ出演
【紹介】 演劇やドラマの脚本、制作、プロデュース等に携わる。映画産業界で高齢女性が過小評価されていることを痛感し、2015年に「50歳以上の女性映画祭」を創設。
「50歳以上の女性映画祭(WOFFF)」は、高齢女性がカメラの前と後ろで過小評価されている映画界を変えたいと始まったイギリスの短編映画祭。今回は、ドキュメンタリー、ドラマ、実験映画など、この映画祭から提供された6作品を上映。うち2つは ”認知症にやさしい映画Dementia Friendly Film”と呼ばれている。(字幕/日・英)
*各映画の紹介は当日会場にて配布
「ハニーズ&ベアーズ」「だるまさんがころんだ」「ありのままの私」「ママ、男になる」「リンダの話」「金曜日のサーファーたち」
チケット:各プログラム(入替制)
前売 1,000円 当日1,200円
1日券 1,600円 2日券 3,000円
80歳以上、車椅子利用者と介助者、原発避難者、母子世帯、高校生以下は無料
前売り予約(11月6日まで)QRコードのフォームで受付
またはお電話 090-2700-4557
第13回シニア女性映画祭・大阪2024 あきらめない!
チラシ大きい画面、過去の映画祭チラシはこちら
開催期間:11月16日[土]- 17日[日]
[会場]とよなか男女共同参画推進センター すてっぷホール
(阪急宝塚線豊中駅下車すぐ「エトレ豊中」5F) 地図
[主催]「波をつくる女たち」シスターウェイブス
公式HP:http://sister-waves.fem.jp/
SisterWavesブログ:https://sisterwave.exblog.jp/
[協力]フリークの女たちの会
[助成]公益財団法人 大同生命厚生事業団
[協賛]とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
(指定管理者一般財団法人とよなか男女共同参画推進財団)
特別:SCREEN AUSTRALIA
チケット
各プログラム前売り1000円当日1200円(入替制)
1日通し券1600円2日通し券3000円
前売り予約: メールsister-waves@qc.fem.jp
(11/14まで) 電話090-2700-4557
80 歳以上、車椅子利用者と介助者、原発避難者、母子世帯、高校生以下は無料
※保育あり(550円/11月9日までに要申込)
●11月16日[土]10:30-12:40(開場 10:00)
『夜明けに向かって』
監督:アナム・アッバス
パキスタン、カナダ/2021/89分/
山形国際ドキュメンタリー映画祭2021 アジア千波万波の上映作品
https://www.yidff.jp/2021/cat033/21c049.html
◆トーク:桐生佳子さん( RAWAと連帯する会事務局長)
2020年3月8日、パキスタンの主要都市カラチからイスラマバード、各地の路上で激しいカウンターやヘイトスピーチにさらされながら、オーラト・マーチ(女性の行進)が行われた。その数か月前、カラチでは、この国際女性デーに合わせた集会とデモを準備する女性グループが立ち上がる。若い学生から活動家、彼女たちの知恵と労苦としなやかな連帯が、デモ停止を求める裁判も乗り越え、逆風のなかに生き生きと描かれる。アニメーションも交えてパキスタンのフェミニズムを歴史のなかに捉え、女性たちが直面する現実やフェミニストの闘いへと時代を超えてバトンをつなぐ姿が描かれる。
{監督紹介}:パキスタンを創作の拠点とするパキスタン=カナダ人映画作家。「 Other Memory Media」主宰。本作はマーチ主催者の一人として関わり、長編ドキュメンタリー監督デビュー作。
11/16(土)14:00-16:10(開場 13:30)
『ホームレスを生きる女たち』
制作:スクリーン・オーストラリア
監督:スー・トムソン
90分/2022年/オーストラリア/日本語字幕
◆トーク:中野冬美 さん(女性のための相談室もくもく共同代表)
オーストラリアではホームレスになる割合が 50歳以上の女性で最も高い。映画には 10人の女性が登場。離婚、DV、失業などきっかけは様々だが、根底には女性の低い賃金とそれに繋がる低年金、生涯にわたり無給で家族の世話を担っていることなどがある。自分と重ね衝撃を受けた監督自らが脚本を書いた。ナレーションは俳優のマーゴット・ ロビー。
{監督紹介} 映画・テレビの脚本家・監督。平等や人権に関心があり、LGBTIQやメンタルヘルスなどを扱った作品がある。
11/17(日)10:30-12:10(開場 10:00)
『小西綾 見て考えて生きてきた』
制作 : 「あっ、わかったの会」
55分/1991年/日本
◆トーク : 近山恵子さん
( 「あっ、わかったの会」メンバー・那須まちづくり代表 )
1904年大阪生まれの小西綾は、実践的女性解放運動家として 20世紀を生き抜いた。女性差別が当然とされ、選挙権、人権もなかった困難な時代の中で、解雇や逮捕など過酷な体験もし、各地を講演し女たちへエールを送り続けた。このビデオは「あっ、わかったの会」が3年間かけて制作した彼女の 87年間の記録。1991年には駒尺喜美とともに大阪・江坂にウーマンズスクールを設立。
{制作者紹介}「あっ、わかったの会」紹介
1981年に始まった小西綾を囲んでの勉強会。
「新聞を読む会」から、小西さんの提案で「自分史の会」に発展。週1回小西・駒尺さんの住まい新宿「56番館」に集まり、夕食を共にした後、テーマを決めて書いてきたことを語り合った。
11/17(日)13:30-15:40(開場13:00)
『もっと真ん中で』
監督 : オ・ソヨン
83分/2020年/韓国/日本語
◆トーク:梁千賀子(ヤン チョナヂャ)さん
(在日コリアン3世、民族学級講師)
日本国内で初めて「ヘイトスピーチ」関連、損害賠償訴訟を提起した在日コリアン 2.5世のジャーナリスト、李信恵(リ・シネ)さんの裁判闘争を中心に、少数者および女性に対する複合的な差別問題を描いたドキュメンタリー映画。舞台は大阪の鶴橋。
公立学校に通うコリアンルーツの子どもたちが学ぶ民族学級や朝鮮舞踏の教室で教える女性たちと共に闘った物語。
{監督紹介} 韓国生まれ。2003年からドキュメンタリー映画を製作。
人権・女性・マイノリティの問題や解決策を記録してきた。最近では特にディアスポラ(移民や出身国を離れて暮らす人)女性の歴史に関心が強い。
*交流会「思いを分かち合おう!」
11月16日(土)17:00〜18:30
場所:視聴覚室会費:1,000円
要予約(30人・先着順)090-2700-4557
第12回シニア女性映画祭・大阪2023「道を拓く!」
大きい画面はこちらから
2023年11月18日(土)、19日(日)
とよなか男女共同参画推進センター すてっぷホール
主 催:「波をつくる女たち」シスターウェイブス
公式HP:http://sister-waves.fem.jp/
SisterWavesブログ:https://sisterwave.exblog.jp/
過去映画祭のチラシPDF:http://sister-waves.fem.jp/film-fes_02.html
18日
午前「百合子、ダスヴィダーニヤ」 トーク 浜野佐知監督
午後「フェモクラシー 不屈の女たち」 トーク 三井マリコ
19日
午前「幾春かけて老いゆかん」トーク 舟本惠美
午後「マイ・ラブ 日本篇」 トーク 戸田ひかる監督
各プログラム
前売り800円 当日1000円 二日通し券2000円 マイ・ラブ無料
(80歳以上、車椅子利用者と介助者、原発避難者、母子世帯、高校生以下は無料)
詳細はこちらをご覧ください。
http://sister-waves.fem.jp
作品紹介
「百合子、ダスヴィダーニヤ」
監督:浜野佐知
102分/2011年/日本
◆トークゲスト:浜野佐知監督
若き日のロシア文学者・湯浅芳子と小説家・中條(後の宮本)百合子。出会ってすぐに惹かれ合った二人は、自分たちの関係について精魂傾けて討論し、お互いの愛を深めていく。百合子に執着する夫・荒木茂は、妻を引き戻そうと 懸命の努力を試みる。三人が、異性愛と同性愛の交錯する愛憎のドラマを展開した40日間を描いた、100年前の型破りのラブストーリー。
【監督紹介】 1948年生まれ。71年にピンク映画監督デビュー。85年映画制作会社「旦々舎」を設立。以後、監督・プロデューサーを兼任し、性 を女性の視点で撮ることをテーマに300本を超える作品を発表。一般映画の「第七官界彷徨¬尾崎翠を探して」「百合祭」「雪子さんの足音」などは海外でも高く評価されている。著書に「女が映画
を作るとき」(平凡社新書)、「女になれない職業」(ころから)。
「フェモクラシー 不屈の女たち」
監督:トルステン・ケルナー
104分/2021年/ドイツ ドイツ語(日本語字幕)
◆トークゲスト :三井マリ子さん(すてっぷ初代館長•女性政策研究家)
旧西ドイツ連邦議会の女性議員の歩みを、戦後からメルケル政権時代まで追うドキュメンタリー。既得権益にどっぷり浸かった男性たちを相手に、民主的な政策決定への参加を求めて闘った女性議員のパイオニアたち。セクハラと偏見に耐え、臆することなく自分の道を追求する女性たちの姿が頼もしく、勇気を与えてくれる。ゲーテ・インスティトゥート東京のご協力で上映が実現。
【監督紹介】1965年ドイツ・オルデンブルク生まれ。ジャーナリスト、作家でもある。メルケル元首相についてのドキュメンタリー制作や著書もある。
「幾春かけて老いゆかん」
監督 : 田代裕
113 分/2023 年/日本
◆トークゲスト : 舟本惠美さん(歌林の会会員)
「さくら花幾春かけて老いゆかん 身に水流の音ひびくなり」この一首に衝撃を受けた
監督が、作者の馬場あき子さん(95)に密着した1年間のドキュメンタリー。朝日歌壇の選者として著名な馬場さんは若いころ入門した能の喜多流宗家で80歳を過ぎるまで舞を続け、 一方で新作能も発表している。コロナ禍の中でも各地で活動するエネルギッシュな日々を追う。
【監督紹介】1956年生まれ。TVディレクターを十数年つとめた後、独立してドキュメンタリー番組の構成作家となる。現在は「情熱大陸」(TBS 系)などを手がけている。
「マイ・ラブ 日本篇」
<Netflixオリジナルドキュメンタリー>
監督 : 戸田ひかる
73分/2021年/ アメリカ
◆トークゲスト : 戸田ひかる監督
療養所で働いていた絹子さんと、ハンセン病回復者である石山春平さんは恋に落ち1970年に結婚。病気については長年沈黙してきたが、1998年の国家賠償請求訴訟を機に体験を語るようになる。駄洒落を飛ばし明るい春平さんと、短歌を詠みまっすぐに生きる絹子さん。夕暮れの景色や道端の花を愛で丁寧に暮らす二人の姿は、深い愛と潔さに満ちている。
【監督紹介】1983年生まれ。オランダ・ユトレヒト大で社会心理学、ロンドン大学院で映像人類学を学ぶ。大阪の弁護士夫夫(ふうふ)を描いた「愛と法」(2017)は第30回東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で作品賞、第42回香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
第11回シニア女性映画祭・大阪2023 未来を変える!
チラシ大きく見たい方はこちらで
開催日:2023年3月11日(土)・12日(日)
会 場:とよなか男女共同参画推進センター すてっぷ ホール
エトレ豊中 5F(定員77人)
〒560-0026 大阪府豊中市玉井町1丁目1−1 501
阪急「豊中駅」直結
地図→https://tinyurl.com/mvwwh4pd
主 催:「波をつくる女たち」シスターウェイブス
公式HP:http://sister-waves.fem.jp/
SisterWavesブログ:https://sisterwave.exblog.jp/
過去映画祭のチラシPDF:http://sister-waves.fem.jp/film-fes_02.html
協 力:フリークの女たち
協 賛:とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ
チケット:前売り800円 当日1000円(入替制)
1日通し券 1300円
2日通し券 2300円
高校生以下・80歳以上・車椅子利用者・介助者・原発避難者は無料
※前売り予約:sister-waves@qc.fem.jp
携帯:090-2700-4557
※保育あり:先着5人、各回550円
上映作品:
3月11日(土) 10:00開場 『わたしの描きたいこと』
13:30開場 『東京メトロ「非正規」物語』
3月12日(日) 10:00開場 『メラルはどこに!』
13:30開場 『姉妹よ、まずかく疑うことを習え』
詳細
●3/11(土)10:00開場
『わたしの描きたいこと』
監督クオン・ヒョ
ドキュメンタリー/93分/2012/韓国(日本版2018)
トークゲスト:中西美穂さん(文化研究者)
2007年、日本の絵本作家の提案で日・中・韓の絵本作家がそれぞれ平和の絵本を作り、3カ国で出版することになった。韓国のクオン・ユンドクさんは元従軍慰安婦の花ばあばシム・ダリョンさんの物語を書くことにした。「慰安婦」は日中韓すべてに関わる問題だからだ。しかし制作途中で日本の出版社から修正依頼が来た。(原画は表現の不自由展2022京都・神戸で展示された。)
【クオン・ヒョ監督紹介】
「日中韓平和絵本プロジェクト」に関わったことから、日本軍「慰安婦」問題に関心を持ち「わたしの描きたいこと」(2012年)を制作。韓国の市民放送局RTV「メディアで開く世界」のプロデューサー、メディア教育などを中心に活動する。
●3/11(土)13:30開場
『東京メトロ「非正規」物語』
制作:松原明・佐々木有美
ドキュメンタリー/82分/2021/日本
特別ゲスト:女闘労倶楽部(めとろくらぶ)後呂良子さん、加納一美さん。瀬沼京子さん
東京メトロ売店の非正規女性たちは正社員との格差差別に立ち上がり、組合を結成。直談判と座り込みで少しずつ改善を実現。支援の輪を広げ、2020年の最高裁・判決まで頑張り抜く。この映画は彼女たちの8年間の闘いの物語。いまや非正規労働者は2100万人を超え、7割は女性たち。彼女たちの闘いは、高齢女性の貧困問題そのものだ。
【制作者紹介】
1989年、自主ビデオ制作集団「ビデオプレス」設立。労働・反戦・医療・環境問題などを制作。代表作「人間らしく生きよう-国労冬物語」(2001)、「メトロレディーブルース三部作」(2013/2014/2018)など。
※交流会「シニア女性映画祭10周年記念誌出版祝賀会」
3/11(土)17:00~19:00
ホテルアイボリー3F(徒歩5分)
会費:4000円(食事付)
要予約:20人(締切3/4)090-2700-4557(正木)
●3/12(日)10:00開場
『メラルはどこに!』
監督:メレク・オズマン
日本初上映!
ドキュメンタリー/37分/2012/トルコ/字幕:日・英
トークゲスト:正井礼子さん(ウィメンズネットこうペ代表)
2011年、トルコ政府は女性を暴力から守るEUのイスタンブール条約を批准した。その直後、一人の女性が殺害された。メラルは夫の暴力に耐えきれず22歳で娘をつれて離婚。自立のため資格をとり、未来への夢に向かっていた。だが元夫がメラルの美容院に現れた…。母の悲しみと怒り、女性への暴力反対を音楽で訴える女たちのドキュメンタリー。
【監督紹介】
MeLk Özman(メレク・オズマン)
1974年生まれ。2001年、トルコのフィルモア女性映画祭の設立に参加。
女性のためのビデオワークショップにも力をいれ、制作者を育成。
「女たちの反逆-トルコの女性解放運動」など作品多数。
●3/12(日)13:30開場
山川菊枝の思想と活動『姉妹よ、まずかく疑うことを習え』
監督:山上千恵子
ドキュメンタリー/76分/2011/日本
トーク:山上千恵子監督
100年ほど前、山川菊栄は、女性が制度的にも抑圧され声をあげにくい時代に「なぜ女性は生きづらいのか?」と声をあげた。男女平等社会実現のための彼女の思想と活動の軌跡を、インタビューでたどり、その現代的意義を問い、今を生きる人たちにつなぐドキュメンタリー。山川菊栄はいまも呼びかける、「姉妹よ、まずかく疑うことを習え」と。
【監督紹介】
1980年からビデオ制作を始める。2001年、ソウル女性映画祭「Dear Tari」で観客賞受賞。「30年のシスターフッド」(2004)、「闘いつづける女たち」(2017)など。2004年、映像記録を残すため<女たちの歴史プロジェクト>を瀬山紀子と立ち上げる。
(暁)