台湾映画上映会 映画『タイペイ、アイラブユー』5/17 (咲)

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©️Kurouma Studios

台湾文化センター主催の台湾映画上映会2025の第一回に参加してきました。
人気の上映会で、一般席は10日前の申込み開始日に満席になりました。

2025年5月17日(土) 開演:14時00分
場所:日本大学文理学部オーバル・ホール(東京都世田谷区桜上水3-25-40図書館棟3階)
※上映後トークイベント
登壇者:エイミー・マー(プロデューサー)、相田冬二(映画批評家)

『タイペイ、アイラブユー』  原題:愛情城事/英題:Tales of Taipei

監督:イン・チェンハオ(殷振豪)/リウ・チュエンフイ(劉權慧)/シュー・チェンチエ(許承傑)/チャン・ジーアン(張吉安)/ノリス・ウォン(黃綺琳)/パオ・チョニン・ドルジ(巴沃邱寧多傑)/ラシド・ハミ(哈希德阿米)/レミー・ホアン(黃婕妤)/リー・シンジエ(李心潔)

出演:チャン・チェン (張震)、チェン・シューファン(陳淑芳)、カリーナ・ラム(林嘉欣)、サミー・チェン(鄭秀文)

2023年/115分/台湾
◆金馬奨2023クロージング作品

台北の街を新聞配達員がバイクで駆け巡り、10章の物語が綴られていく。孤独な人々の心と、さまざまな形の愛が映し出されていく。

『君が最後の初恋』『正港署』のイン・チェンハオ、『私のプリンス・エドワード』『作詞家志望』ノリス・ウォン、『お坊さまと鉄砲』パオ・チョニン・ドルジ、『夕霧花園』で阿部寛と共演したリー・シンジエ等、台湾、香港、マレーシア、ブータン、フランスなどの監督たちによるオムニバス映画。時代、年齢、性別、国籍、さらに生と死を超えた、さまざまな愛の形が描かれる。
10名の監督のうち、5 名が台 湾、5 名が海外、5 名が女性、5名が男性。

10話が、途切れなく繋がっている感じでした。一つ一つの物語は、登場人物も内容も違うのに、国民的人気歌手ウーバイ演じる新聞配達員が、自転車に乗って、ふらりとそこかしこに現れるからかも。
特に印象に残ったのは、チェン・チェンとロナルド・チェンの微妙な会話が可笑しかった『幸運な人』。オチが最高でした!
また、清純で可憐なイメージのカリーナ・ラムが、濡れ場を演じていたのに驚きました。(咲)


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上映後に、本作のプロデューサーのエイミー・マーさんがオンライン登壇。
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映画批評家の相田冬二さんとのトー クイベントが開催されました。司会進行は、リム・カーワイ監督。

◆台湾文化センターのサイトにトークイベントの詳細が掲載されています。
台湾文化センター台湾映画上映会 映画『タイペイ、アイラブユー』トークイベントレポート
https://jp.taiwan.culture.tw/News_Content2.aspx?n=365&s=237586

◆今後の上映会につきましては、台湾文化センターのサイト https://jp.taiwan.culture.tw/
もしくは、シネジャのおすすめイベントのブログをご覧ください。
http://cineja4bestfilm.seesaa.net/article/515346503.html



★実は、この日、土砂降りの大雨でした。
会場の日本大学文理学部は、何度か行ったことがあって、下高井戸駅脇の踏切のところから商店街を抜けて一本道。
下高井戸シネマに、シネマジャーナル108号を納品して、一旦、駅まで戻れば迷うことはなかったのですが、救急車とパトカーに阻まれて、手前で曲がって、いつもの商店街に出たつもりが、途中で道が曲がりました。そこで間違いに気が付いて、スマホで地図を出して自分のいる位置を確認したら、日大とは違う方向にいることがわかりました。
土砂降りの中、地図の案内に従って10分ほどで大学の校舎が見えましたが、中に入るには、ぐるっと正門まで回らなければいけなくて、もう泣きそうでした。
そんな思いでたどり着いて観た『タイペイ、アイラブユー』。オムニバスで、盛だくさんの映画でした。もう一度観て確認したいところ多々。公開されますように! (景山咲子)




台湾文化センター 台湾映画上映会2025 

トークイベント付き無料上映会が東京&大阪で開催!

期間:2025年5月~10月(全8回)
会場:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/日本大学文理学部オーバル・ホール/慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール/早稲田大学小野記念講堂/東京大学駒場キャンパスKOMCEE West レクチャーホール/大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館講堂/シネ・ヌーヴォ
※大阪大学、シネ・ヌーヴォでの開催は第21回大阪アジアン映画祭連携企画
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/Cinema Drifters/大福
共催:日本大学文理学部中国語中国文化学科/慶應義塾大学東アジア研究所/早稲田大学中国現代文化研究所/東京大学持続的平和研究センター/大阪大学大学院人文学研究科/シネ・ヌーヴォ
協力:大阪アジアン映画祭
≪台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター≫ 公式サイト

2025年5月から10月まで全8回の連続上映企画「台湾文化センター 台湾映画上映会2025」が開催されます。日本初上映となる全8作品の上映と、監督や多彩なゲストによるトークイベントも開催し、台湾社会や文化への理解を深め、新しい台湾映画を発見し、台湾の魅力を紹介します。
【会場拡大】台湾文化センター&5校の大学&シネ・ヌーヴォにて開催!
これまで東京のみの開催でしたが、本年度は大阪・関西万博で盛り上がる大阪での開催も。
昨年に続き、キュレーターを映画監督のリム・カーワイ監督が務め、すべて日本初上映となる選りすぐりの8作品がラインナップされました。

≪上映スケジュール≫
5/17(土)開演14:00『タイペイ、アイラブユー』会場:日本大学文理学部オーバル・ホール
5/25(日)開演13:00『余燼』会場:慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール
6/14(土)開演13:00『猟師兄弟』会場:早稲田大学小野記念講堂
7/ 5(土)開演15:00『赤い柿 デジタル・リマスター版』会場:東京大学駒場キャンパスKOMCEE West レクチャーホール
7/12(土)開演13:00『燃えるダブルス魂』会場:大阪大学豊中キャンパス大阪大学会館講堂
9/13(土)開演15:00『夫殺し デジタル・リマスター版』会場:シネ・ヌーヴォ
10/4(土)開演14:00『優雅な邂逅』会場:台湾文化センター
10/25(土)開演14:00『ソウル・オブ・ソイル』会場:台湾文化センター

≪参加無料、事前申し込み制≫
各回の申し込みは、Peatixにて先着順にて受付。
≪Peatix≫ https://taiwanculture.peatix.com/
※Peatixにて、各回10日前の昼12:00より先着順にて受付。
※本上映会について会場となっている大学、シネ・ヌーヴォへの問合せはお控えください。
※ゲスト・イベント内容は予告なく変更となる場合があります。了承ください。

■歴史と人間へのまなざし、輝きに満ちた台湾映画の豊かさ─■
台湾アカデミー賞(金馬奨)を席捲した話題作から、人気スターが出演するエンタメ作品、台湾映画を牽引する実力派監督から注目される若手監督の作品、現代社会を見据えたドキュメンタリー映画まで、幅広いラインナップが揃いました。近年台湾ニューシネマが注目される中、日本で上映される機会がなかった幻の映画のデジタル・リマスター版もラインナップし、台湾映画を多角的に知る機会になっています。

■作品紹介■
台北の街を舞台にさまざまな愛の形が映し出される『タイペイ、アイラブユー』(原題:愛情城事)は、チャン・チェン、カリーナ・ラム、サミー・チェンなど国際派俳優が多数出演し、台湾、香港、マレーシア、ブータン、フランスなどの監督たちの競演が魅力のオムニバス映画です。チャン・チェン、モー・ズーイーが出演し、白色テロを題材に国家、歴史が絡む壮大なサスペンスに挑んだ『余燼』(原題:餘燼)は、台湾映画を牽引する名匠チョン・モンホン監督の問題作です。パンデミック時代における、不完全な人生の中で運命を変える希望を描きだした『優雅な邂逅』(原題:優雅的相遇)は、『最愛の夏』(1999)が東京国際映画祭でグランプリのほか3部門を独占した、チャン・ツォーチ監督の最新作。
卓球少年たちの熱いスポコン映画『燃えるダブルス魂』(原題:乒乓男孩)は、実際に卓球選手でもあるポン・ユーカイとリー・シンウェイの卓越した技術と優れた演技、そしてビビアン・スーが出演する話題作です。現代に生きる原住民族の葛藤と、家族の物語を深く描き出した『猟師兄弟』(原題:獵人兄弟)は、タロコ族の祖父の日常を追ったドキュメンタリー映画『靈山』の蘇弘恩監督の最新作です。『セデック・バレ』(2011)のシュー・イーファン、マー・ジーシアン、リン・チンタイの再共演も注目されています。
『無米楽』(2004)のイェン・ランチュアン監督の新作『ソウル・オブ・ソイル』(原題:種土)は、それぞれのやり方で病んだ土壌に向き合う若者とベテランを追ったドキュメンタリー映画。
『赤い柿 デジタル・リマスター版』(原題:紅柿子 數位修復版)は、「台湾巨匠傑作選2024~台湾映画の傑物 ワン・トン監督と台湾ニューシネマの監督たち~」にて”台湾近代史三部作”が公開され、注目を集めるワン・トン監督の自伝的映画です。世界15カ国で翻訳された現代台湾フェミニズム文学の最高傑作として知られる、リー・アン(李昂)の小説「殺夫」(1983年)を映画化した『夫殺し デジタル・リマスター版』(原題:殺夫 數位修復版)は、2025年2月に台湾で41年ぶりに公開されたばかりです。

台湾映画上映会2024 『春行』上映会トークイベント

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3監督 左から工藤将亮、ポン・ツーホイ、ワン・ピンウェン

「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」映画『春行』上映会トークイベントが、5月24日(金)に台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて開催された。本上映会は2016年より台北駐日経済文化代表処台湾文化センターが開催する、台湾の今を描いた名作、意欲作を紹介する人気企画。本年度よりキュレーターに映画監督のリム・カーワイを迎え開催されている。

『春行』はポン・ツーホイとワン・ピンウェンという新人監督による低予算のインディペンデント映画だが、世界4大映画祭のひとつサン・セバスティアン国際映画祭2023にて最優秀監督賞を受賞し、近年盛り上がりをみせる“台湾映画の力”を世界的な映画祭において改めて証明した。日本では2024年3月、大阪アジアン映画祭にてプレミア上映された。今回、「台湾映画上映会2024」にて東京初上映、 上映後トークイベントが行われ、ワン・ピンウェン監督、ポン・ズーフェイ監督(台湾からオンライン)× 工藤将亮監督(映画『遠いところ』)上映会場でのトークイベントが開催された。

『春行』 原題:春行/英題:A JOURNEY IN SPRING
 2023年/93分/台湾  
監督:彭紫恵(ポン・ツーホイ)、王品文(ワン・ピンウェン)
出演:喜翔(シー・シアン)、楊貴媚(ヤン・クイメイ)

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©️今日影像藝術

今年の大阪アジアン映画祭でも上映され、すでに観ていたけど、今回監督とのオンライントークがあるとのことで参加した。
台北の郊外に暮らす熟年夫婦。台北(迪化街あたり?)に買い物に行くシーンがあり、鉄道の駅から、さらにバスに乗って山間地で降り、そこからかなり上にのぼっていく場所に住む夫婦の日常が描かれる。
冒頭から言い争いをしていて、二人一緒に行動するときは、いつも言い争いをしていて、いかに仲が悪いのかがアピールされる。実を言うとこの部分で嫌気がさしてしまい、観に来なければよかったと思ったぐらい。でもその後、言い争いばかりしている夫婦の、見えない絆、思いやりが、そろっと出てくる。妻を突っ放してばかりの夫だけど、妻が転んで足を怪我したりすればおろおろするんだけど、優しく手助けはしない。そんな日常の中で、妻が突然死してしまう。しかし、葬儀をするわけではなく、なんと冷凍保存してしまう。そこの所も、最初、よくわからなかったけど、妻と離れたくないといことの現れだったのか。息子が母親と連絡が取れないとやってきて、そのことが発覚。

上映会&トークイベント
(ここからは、文章を台湾文化センターのレポートから転載)   

「台湾映画は活き活きした“サシミ”のよう!」

台湾ニューシネマの新たな継承者、女性監督たちが切り拓く新しい台湾映画の魅力とは─

「大阪アジアン映画祭で上映されましたが、今日が東京初上映です。今日、工藤監督とみなさんとお会いできてうれしいです。」と、オンライン登壇したワン・ピンウェン監督とポン・ズーフェイ監督が挨拶すると、会場から大きな拍手が起きた。ベルリン国際映画祭でワン監督とポン監督と知り合ったという工藤将亮監督は「台湾とは映画を通しての縁が多くあり、昔、台湾映画に助監督として参加したこともあります。いまは自分の映画の編集を台湾の方が担当して下さっています。台湾映画も大好きなので、今日はポン監督、ワン監督とオンラインで再会して交流することができてうれしいです。」と、再会を喜んだ。

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左から ワン・ピンウェン監督とポン・ズーフェイ監督

「『春行』からは、日本映画が忘れてしまった風景や音の使い方が感じられました。何よりも滝、雨、蛇口という、水というモチーフは、ツァイ・ミンリャン監督の『愛情萬歳』『河』に通じるものを感じました」と工藤監督が自身もファンであるという、ツァイ・ミンリャン監督の作品に絡めた感想を述べた。ワン監督もポン監督もツァイ・ミンリャン監督は大好きだとし、「脚本は彫刻を削るようにそぎ落としながら、脚本家と3人で作りました。現場はとても流動的で、水のモチーフのシーンは、その場でその場で様々な要素取り入れていきました。冒頭の滝のシーンは、脚本の段階で宜蘭にある滝の写真を見せてもらって、取り入れたものです。撮影が冬の終わりから春にかけてという、雨の多い時期で、撮影の時に雨が降っていたら、そのまま雨のシーンにすることもありました。」と、余韻を残す印象的なシーンの数々の秘話を語った。

「以前、ホウ・シャオシェン監督が「映画は監督の人格に由来することがある。理論的というより抽象的に表現されるのが映画」と話していましたが、そうしたパーソナルな部分を表現しながら、共同監督することになった経緯が気になります。」と工藤監督。「私はジャーナリズムを学んだ後、アメリカで映画の勉強をしました。商業映画がメインでしたが、私はアート映画に興味があり、その時に芸術を専攻していたスペインから帰国したポンに出会いました。すぐに意気投合し、『春行』を一緒に撮ることになりました。いままでは製作の際にストーリーを重視していましたが、ポンの影響もあり、精神性を重視した作りになったと思います。」と、ワン監督が共同監督をした経緯を説明し、背景がちがうふたりだからこそ、奥行きのある作品ができたと語った。

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左からポン・ツーホイ監督、ワン・ピンウェン監督、工藤将亮監督、通訳中山大樹さん、リム・カーワイ監督

Q&Aでは「台湾語を使用しているのはなぜか」との問いに、「本作は16 mmフイルム撮影も含め、時代と共に失われていくものを撮りたかったのです。私たちが子どもの頃は、両親の世代は台湾語を使っていましたが、戒厳令下において台湾語は学校で使用は禁止されており、いまは台湾語を使う人は少なくなっています。」と、失われていく記憶をフィルム撮影に収めたとポン監督が語った。「夫ではなく妻が突然亡くなる設定にした理由」については、「この家庭は感情的にも関係が崩れていたが、それを母親が中心的に繋ぎとめていました。父と息子の関係もあまりありません。それが母の死で父と息子の関係が絶たれてしまい、父親と息子、息子の彼氏との関係がどう紡がれていくのかも描きたかったのです。」とし、「父親役のシー・シアンはホウ・シャオシェン監督作品、母親役ヤン・クイメイはツァイ・ミンリャン監督やアン・リー監督作品にも出演しており、台湾ニューシネマを代表する俳優です。私たちは彼らを通して、台湾ニューシネマの作り手たちとの対話、連続性を示したかったのです。」と、ポン監督が台湾ニューシネマへの思いを述べた。

最後に台湾映画の魅力を問われると、「台湾映画の魅力は語り尽くせいないものがあります。アートの本質とは「問い」にある。作り手が観客に問いを投げかけ、それが深ければ深いほど、観客の心に刺さる。ジャーナリズムは社会の動き、人間を観察することからはじまり、真実を曲げずにシンプルに伝えることが根本にある。ワン監督、ポン監督の『春行』には、これらの観客の心に突き刺さり、読後感をもたらすものがありました。本当に台 湾映画が好きでたまらない」と、工藤監督が台湾映画への熱い思いを語った。

ワン監督は「台湾映画には命の哲学のようなものが描かれている」と述べると、ポン監督が「台湾映画は活き活きとしていて、人を惹きつける、まるでサシミよう!」と言うと、会場は大きな笑いと拍手に包まれた。

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©️今日影像藝術

まとめ&写真撮影 宮﨑暁美


*シネマジャーナルHP スタッフ日記
台湾映画・台湾関連映画を5本も観た1週間(暁)
『春行』『中村地平』『狼が羊に恋をするとき』『村と爆弾』『郷愁鉄路』
http://cinemajournal.seesaa.net/article/503671145.html

*「台湾文化センター 台湾映画上映会2024」
・6月の上映会&トークイベント『逃亡者狂騒曲デジタルリマスター版』
日 時:2024年6月29日(土)
13時30分 開場、14時00分開演(上映時間83分)
上映後、トークイベント(16時30分終了予定)
場 所:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
(港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階) 
登壇者:ワン・チャイシアン監督(オンライン)、荒木啓子(ぴあフィルムフェスティバル ディレクター)
※ゲスト・イベント内容は予告なく変更となる場合があります
申し込みは満席ですでに締め切り

・7月の上映会とトークイベント『少年と少女』
2024年7月21日(日)13:00 開場 13:30 上映開始
TUFS Cinema 台湾文化センター 台湾映画上映会2024『少年と少女』
上映会場 東京外語大学 事前登録制
https://www.tufs.ac.jp/event/2024/240721_c01.html

シネマジャーナルお薦め映画コーナー
http://cineja4bestfilm.seesaa.net/article/503734566.html

台湾映画の"いま"〜新鋭と精鋭の挑戦

台湾文化センター 台湾映画上映イベント情報をいただきました。それを掲載します。

2021台湾映画上映&トークイベント「台湾映画の"いま"〜新鋭と精鋭の挑戦」4月からオンライン開催スタート!

2016年から始まった台湾文化センターとアジアンパラダイス共催の台湾映画上映イベントが6年目を迎えました。2000年以降の台湾映画の新しい流れと各作品からオリジナリティと未来へ向けての模索をテーマごとに映画作品で伝えしてきましたが、今年も新作と未公開作品で台湾映画の「新鋭と精鋭の挑戦」を伝えていきたいと上映会が企画されました。しかし、コロナウイルス感染予防のため、今年もオンライン開催になります。去年は満席が続いたため、今年は去年より試聴数を増やしての上映に。

☆開催概要とスケジュール

開催日程:2021年4月〜10月(7回)※下記参照
開催形式:配信プラットフォームによるオンライン
参加:無料。事前申し込み。
スピーカー:江口洋子(台湾映画コーディネーター、アジアンパラダイス主宰)
主催:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター/アジアンパラダイス
協力:映画各社
イベント形式:映画の上映とトーク(監督や俳優のムービーメッセージ、テーマトーク、台湾映画界の最新情報)

※各回の申込みの詳細は、あらためて告知されます
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターHP
https://jp.taiwan.culture.tw/information_34_125796.html

☆上映作品とトークテーマ(変更の可能性があります)

4月17日(土)14時〜 
『ぼくらの後半戦(原題:下半場)』
2019年8月23日台湾公開(118分)
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Ⓒ下半場電影
監督:張榮吉(チャン・ロンジー)
出演:范少勳(ファン・シャオシュン)、朱軒洋(チュウ・シュアンヤン)、段鈞豪(ドゥアン・チュンハオ)
台湾で人気の高校バスケットリーグを題材に、ライバルとして戦うことになる兄弟の葛藤、成長を描いた青春映画。范少勳(ファン・シャオシュン)が金馬奨の新人賞に輝き、台北電影奨では監督賞と撮影賞、アクション賞、観客賞を受賞。

トーク:作品解説、大阪アジアン映画祭について

◆申し込み受付は4月5日(月)午前11時から先着順で受付。

5月22日(土)14時〜 
『インディーズ魂〜角頭音樂の20年(原題:我不流行二十年)』
2019年金馬影展で上映後、2020年4月10日台湾公開(100分)
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ⒸActivator Co., Ltd

監督:龍男.以撒克.凡亞思(ロンナン・イサク・ファンガス)
出演:張四十三(チョウ・シースーサン)、陳建年(チェン・ジエンニエン)、五月天(Mayday)、巴奈(パナイ)
台湾最大のインディーズ音楽レーベル角頭音樂の20年の歴史を綴ったドキュメンタリー映画。張四十三が角頭音樂を率いる苦労、見えない展望、引退も視野に含めた迷いを軸に作られた。

トーク:作品解説、インディーズ音楽の歴史と映画

6月19日(土)14時〜  
『逆走♡ONE WAY LOVE(原題:可不可以,你也剛好喜歡我)』  
2020年8月21日台湾公開(135分)
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ⒸSKY FILMS Entertainment Co., Ltd.

監督:簡學彬(ジエン・シュエビン)
出演:陳妤(チェン・ユー)、曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)、黃健瑋(ホアン・ジエンウェイ)、楊謹華(シェリル・ヤン)、程予希(ルゥルゥ・チェン)
新鋭監督が同名小説を映画化した青春ラブストーリーで、2020年の興行成績3位のヒット作。『我們與惡的距離(悪との距離)』で一躍注目された陳妤(チェン・ユー)と、『KANO(KANO1931 海の向こうの甲子園)』でデビューし俳優として活躍する曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)が主役。

トーク:作品解説、青春ラブストーリー の系譜

7月17日(土)14時〜 『千年一問』   
2020年10月8日台湾公開(135分)
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ⒸActivator Co., Ltd

監督:王婉柔(ワン・ワンロー)
出演:鄭問(チェン・ウェン)
アジアを席巻し、日本でも『東周英雄伝』など6作の翻訳が出版されており、ゲームソフト『鄭問之三國誌』でキャラクターデザインを担当するなど、漫画以外のジャンルでも活躍したた台湾の漫画家鄭問(チェン・ウェン)の人生を追ったドキュメンタリー。

トーク:作品解説、台北電影節レポート

8月21日(土)14時〜
『Mickey On The Road(中文題:迷走廣州)』 
2020年11月27日台湾公開(95分)
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ⒸFriendly Life Film

監督:陸慧綿(リウ・フイミエン)
出演:葉寶雯(イエ・バオウェン)、張雅玲(チャン・ヤーリン)、苗可麗(ミャオ・カーリー)
台湾南部の少女2人の愛と友情、成長を描いたロードムービー。
舞台劇制作出身の女性監督の初長編映画で、張雅玲(チャン・ヤーリン)が金馬獎の助演女優賞にノミネートされた。

トーク:作品解説、夏休み映画

9月25(土)14時〜  短編スペシャル
『猫とハエ(原題:貓與蒼蠅)』  
2020年10月21日高雄電影節で上映(25分)
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Ⓒ百景映畫

監督:曹仕翰(ツァオ・シーハン)
出演:潘之敏(パン・ズーミン)、莊益增ジュアン・イーゼン)
高雄の漁港を舞台に、面倒見の良い男と外国籍の労働者達、発達障害の娼婦が織りなすヒューマンストーリー。

『ロブスターキッド(原題:龍蝦小孩)』 
2015年(20分)
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ⒸActivator Co., Ltd

監督:許承傑(シュー・チェンジエ)
出演: 張嘉方(チャン・ジアファン)、李柏樺(オリバー・リー)
街頭販売をさせられ逃亡を企てる13歳の少女と、無口な僧侶のロードムービー。

『弱くて強い女たち(原題:孤味)』 
2017年(30分)
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ⒸActivator Co., Ltd

監督:許承傑(シュー・チェンジエ)
出演:陳淑芳(チェン・シューファン)、王真琳(ワン・チェンリン)
2020年に大ヒットした同名映画のもととなった短編。
台南で蝦巻の店を切り盛りしながら娘達を育てたシングルマザーと家族のハートフル・ストーリー。
トーク:作品解説、秋の映画祭情報

10月16日(土)14時〜 
『家へ帰ろう〜国会脱出(原題:逃出立法院)』
2020年8月14日台湾公開(96分)
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ⒸGreener Grass Culture Co., Ltd. 2020

監督:王逸帆(ワン・イーファン)
出演:頼雅妍(メーガン・ライ)、禾浩辰(ハー・ハオチェン)、庹宗華(トゥ・ゾンホア)、高慧君(フランチェスカ・ガオ)、林鶴軒(リン・ハーシュアン=大鶴)
ゾンビに襲われる国会を背景に、荒唐無稽ながら政治と社会問題の核心を突く物語。金馬獎でアクション賞を受賞、高慧君が助演女優賞にノミネートされた。
トーク:作品解説、新鋭監督たちとその表現

※COVID19の感染状況により、日程・内容なども変更の可能性があります。
台湾文化センターのHPでご確認下さい。
http://jp.taiwan.culture.tw より