2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで開催される「第20回大阪アジアン映画祭」の全ラインナップ&スケジュールが決定しました。
いま注目のカザフスタン映画、アジアのクィア映画、ぶっ飛びムエタイコメディまで?必見の全67作品!
≪映画祭概要≫
第20回大阪アジアン映画祭(OSAKA ASIAN FILM FESTIVAL 2025)
会期:2025年3月14日(金)から3月23日(日)まで
上映会場:ABCホール、テアトル梅田、T・ジョイ梅田、大阪中之島美術館
公式HP:https://oaff.jp
主催:大阪映像文化振興事業実行委員会(大阪市、一般社団法人大阪アジアン映画祭、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、朝日放送テレビ株式会社、生活衛生同業組合大阪興行協会、株式会社メディアプラス)
■ラインナップ
https://oaff.jp/oaff2025/programs/
■上映スケジュール
https://oaff.jp/oaff2025/schedule/
■リーフレットのダウンロードはこちらから [プログラム一覧] [上映スケジュール]
■チケット情報
3月6日(木)より順次発売いたします。詳細は公式HPをご覧ください。
https://oaff.jp/oaff2025/ticket/
大阪アジアン映画祭では、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、アジア映画最新作のコンペティション部門をはじめ、特別注視部門、インディ・フォーラム部門、その他特集企画・部門など、多彩なプログラムでアジア映画の魅力を紹介します。
大阪アジアン映画祭は、万博開催を控えた大阪の街を舞台に、世界初上映作品や国内未配給作品を含む話題作を多数紹介する国際映画祭です。毎回、チケット発売後に即完売する上映が続出するなど全国の映画ファンの注目はもとより、国内外映画関係者の注目も高まり続ける大阪アジアン映画祭は、今年、史上最高の応募数から厳選された傑作を揃えて第20回の節目を迎えます。
すでに発表されたスペシャル・オープニング作品、第一弾ラインナップ、クロージング作品に続き、「コンペティション部門」、「特別注視部門」、「インディ・フォーラム部門」、特集企画<タイ・シネマ・カレイドスコープ2025>、<台湾:電影ルネッサンス2025>、<Special Focus on Hong Kong 2025>、「特別招待作品部門」が解禁となり、全ラインナップが揃いました。
大阪アジアン映画祭は、「大阪発。日本全国、そしてアジアへ!」をテーマに、世界初上映作品や国内未配給作品を含む話題作を多数紹介する国際映画祭。今年、史上最高の応募数から厳選された傑作を揃えて、第20回の節目を迎えます。
第20回の節目を迎え、史上最高の応募数の中からラインナップされた作品数は【67作品】(うち、世界初上映19作、海外初上映6作、アジア初上映4作、日本初上映31作)、上映作品の製作国・地域は、【18の国と地域】(バングラデシュ、中国、フランス、ドイツ、香港、インド、インドネシア、日本、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、ノルウェー、フィリピン、台湾、タイ、アメリカ、ベトナム)が上映されます。
カザフスタンからは、スペシャル・オープニング作品のQ-POP(カザフスタンポップ)をフューチャーしたミュージカルエンタテインメント映画『愛の兵士』に続いて、TV局勤務のキャリアウーマンがプロパガンダになっていく報道、妻のいる男との恋愛、レズビアンで活動家の妹に疲弊していく様を鋭い視点とブラック・ユーモアで描く人間ドラマ『バイクチェス』(カザフスタン)がラインナップされました。中央アジアで最も注目される、カザフスタン映画の現在をご紹介。

オープニング作品『愛の兵士』
≪カザフスタンのミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』≫&暉峻創三 プログラミング・ディレクターよりコメント!
カザフスタンの新星・ファルハット・シャリポフ監督のミュージカル・エンタテインメント映画『愛の兵士』が、スペシャル・オープニング作品に決定いたしました。
90年代に一世を風靡し、現在も活躍する国民的グループA'Studioをフューチャーした、美しい音楽と魅惑的なダンスが息をのむ傑作ミュージカルです。
近年K-POPと並び人気が高まるQ-POP(カザフスタンポップ)と共に、新世代のカザフスタン映画を日本でいち早く紹介します。
本映画祭のプログラミング・ディレクター暉峻創三は、「Q-POP(カザフスタンポップ)をふんだんに盛り込んだ、高揚感あるミュージカル・エンタテインメントでありつつ、高度に繊細で、洗練されていて芸術的。本作を目にすれば、映画とポップスの両面で、アジアに予想をはるかに超えた新勢力が台頭してきたことを、誰もが確信するはず」と、『愛の兵士』へコメントを寄せています。

『ラスト・ダンス <ディレクターズカット>』
(C)2024 Emperor Film Production Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
香港映画の歴史を塗り替える大ヒットを記録した『ラスト・ダンス <ディレクターズカット>』(香港)の世界初上映、キングオブP-POP(フィリピンPOP)グループ“SB19”のワールドツアーに密着した『PAGTATAG! ザ・ドキュメンタリー』(フィリピン)、幽霊がひとを怖がらせる特訓に励むオカルト・コメディ『鬼才の道』(台湾)、パロディ満載ぶっ飛びコメディ『ムエタイ・ハッスル』(タイ)、濃厚キャラ大集合の結婚詐欺ドタバタ喜劇『トロフィー・ブライド』(ベトナム)など、多彩なアジア映画が上映されます。
ゲイであることをクラス中に知られてしまった転校生が主人公の『君と僕の5分』(韓国)、中国の同性愛者を巡る日々をユーモアと皮肉を交えて描いた『イケメン友だち』(フランス)、同性パートナーとの死別を描いた『いばらの楽園』(タイ)、『All Shall Be Well(英題)』(香港)など、世代を問わない多様な関係を描くLGBTQを題材にした作品が新たにラインナップされました。
短編映画17作品&特別上映《VIPO Film Awardの成果》に『蒙古馬を殺す』≫
昼は牧畜、夜は馬術ショーのパフォーマーとして生計を立てる男の姿を通し、草原から都市へ、都市から観光地へと押し出されるモンゴル族の生活を描いた意欲作『蒙古馬を殺す』(マレーシア、香港、中国)が特別上映《VIPO Film Awardの成果》にて上映されます。
全ラインナップ決定に際し、暉峻創三(大阪アジアン映画祭プログラミング・ディレクター)は、「記念すべき第20回にふさわしい、豪華ラインナップが実現」し、「全部門・特集にわたって、既成の男女の性役割・関係性にとらわれない新しいあり方を示唆した作品が並んでいます。」とコメントを寄せました。
≪大阪アジアン映画祭の出発点“シネ・ヌーヴォ”からアジア映画の未来を照らすKVが完成?≫
第20回を迎える大阪アジアン映画祭のキービジュアルの撮影場所となったのは、本映画祭のはじまりの地でもあるミニシアター“シネ・ヌーヴォ”です。シネ・ヌーヴォの映写室からの光が、大阪アジアン映画祭の20回のロゴと、アジア映画の未来を照らすイメージになっています。

クロージング作品『桐島です』(c) 北の丸プロダクション
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