第19回大阪アジアン映画祭オープニング
第19回大阪アジアン映画祭(2024)は3月1日(金)から、シネ・リーブル梅田、大阪中之島美術館では上映が始まり、多くの観客と作品ゲストが来場しています。
3月5日(火)から、ABCホール、T・ジョイ梅田での上映が始まり、ABCホールにて、スペシャル・オープニング作品、香港映画『盗月者』の日本初上映に先立ち、スペシャル・オープニング・セレモニーが行われました。
主催者・大阪映像文化振興事業実行委員会委員長の上倉庸敬氏の挨拶に続き、同じく主催者・横山英幸大阪市長の挨拶代読。その後、香港、タイ、台湾、インドネシア、マレーシア、カンボジア、バングラデシュ、日本の20作品以上から、監督、出演者など40人を超えるゲストが登壇しました。
舞台上には2列に並んでも舞台幅いっぱいの人たちで、私のカメラでは撮りきれず、公式写真を使いました。
<大阪市.挨拶(代読)>
大阪市では市民の皆様に多彩なアジア映画の魅力をお楽しみいただき、映像文化の裾野を広げていけるよう、また、大阪を映像文化の創造と発信、交流と人材育成の拠点とすることをめざして「大阪アジアン映画祭」を開催しております。
いよいよ来年となりました2025 年の「大阪・関西万博」の年は、大阪アジアン映画祭も第20 回の節目を迎えます。2025 年は、各国・地域からお迎えした監督、キャストなど作品ゲストによるシンポジウムやトークイベントなどを開催し、映画を通じた国際交流を促するなど、アジア諸外国との連携をさらに深めるとともに、国内外からの来阪者に映画や映像文化の魅力を伝えられるよう取り組んでまいります。
スペシャル・オープニング・セレモニー登壇者(敬称略)24 作品、42 人
【香港】
『盗月者』 ユエン・キムワイ(監督)/田邊和也(出演)
『作詞家志望』 ノリス・ウォン(監督)/ウォン・ホイ(プロデューサー)
『潜入捜査官の隠遁生活』 リッキー・コー(監督)
『スウィート・ライム』 ファティマ・アブドゥルカリム(監督)/ソフィア・セック(プロデューサー)
【マレーシア】
『水に燃える火』 サンジェイ・ペルマル(監督)/ルピニ・クリシュナン(出演)/ルビニ・サンバンサン(出演)/A・サマッド・ハッサン(ポストプロダクション・スーパーバイザー)
【台湾】
『トラブル・ガール』 ジン・ジアフア(監督)
【インドネシア】
『ジャカルタ13 爆弾』 アンガ・ドウィマス・サソンコ(監督)
【カンボジア】
『テネメント』 エンナラーソティテープ・ネート(監督)
【タイ】
『ブレイズド・アウェイ』 スパマート・ブンニン(監督)/ラタタマヌーン・スパプートーン(プロデューサー)
【バングラデシュ】
『リキシャ・ガール』 オミタブ・レザ・チョウドゥリー(監督)/モハメド・アサドゥザマン(プロデューサー)
【日本】
『All the Songs We Never Sang』 クリス・ルッツ(監督)
『ブルーイマジン』 松林麗(監督)
『走れない人の走り方』 蘇鈺淳(監督)
『オン・ア・ボート』 ヘソ(監督)/依田純季(プロデューサー)/亀井俊貴(カラリスト)/呉雪那(カラーグレーデ
ィングプロデューサー)
『カオルの葬式』 湯浅典子(監督)/一木香乃(出演)
『りりかの星』 塩田時敏(監督)
『スミコ22』 福岡佐和子(監督)/堀春菜(出演)/はまださつき(助監督/出演)
『うぉっしゅ』 岡﨑育之介(監督)
『胴鳴り』 楫野裕(監督)/吉田庸(出演)/宮下浩平(撮影監督)
『あまろっく』 中村和宏(監督)
『彼方の家族』 坂内映介(監督)
『ハーフタイム』 張曜元(監督)
『アスク・フォー・ザ・ムーン』 大石泰司(監督)/愛恵(出演)
『花心 ファーシン』 安本未玖(監督)/岸水小太郎(出演)
第19回大阪アジアン映画祭は3月10日(日)まで、24の国と地域から選りすぐりの63作品を上映、国内外から120人を超えるゲストを迎えて開催。最終日3月10日(日)には、『東京カウボーイ』クロージング上映の前に授賞式が行われます。
まとめ 撮影 宮崎暁美
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