インディアンムービーウィーク2023パート2

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インディアンムービーウィーク2023パート2
2023年12月15日(金)~2024年1月11日(木)
会場:キネカ大森
https://ttcg.jp/cineka_omori/topics/2023/11221800_25092.html
主催:映画配給会社SPACEBOX
公式サイト:https://imwjapan.com/

この度のインディアンムービーウィークでは、特別上映2作品、初上映2作品、タミル語映画界で「タミル民の宝」と呼ばれ注目される俳優ヴィジャイ・セードゥパティの出演作品特集に加え、アンコール上映作品も含め、計14本が上映されます。

◆特別上映
1.『PS1 黄金の河』 原題:Ponniyin Selvan: Part One
2.『ストリートダンサー』原題:Street Dancer 3D 

◆初上映
3.『後継者』原題:Varisu
4.『2つの愛が進行中』原題:Kaathuvaakula Rendu Kaadhal

◆ヴィジャイ・セードゥパティ特集
5. 『ピザ 死霊館へのデリバリー』原題: Pizza
6. 『途中のページが抜けている』原題: Naduvula Konjam Pakkatha Kaanom
7. 『キケンな誘拐』原題: Soodhu Kavvum
8. 『俺だって極道さ』原題:Naanum Rowdy Dhaan
9. 『’96』原題: ’96
10. 『マスター 先生が来る!』原題: Master

◆アンコール上映
11. 『お気楽探偵アトレヤ』原題: Agent Sai Srinivasa Athreya
12. 『狼と子羊の夜』原題: Onaayum Aattukkuttiyum
13. 『マジック』原題: Mersal
14. 『火の道』原題: Agneepath


◆特別上映
『PS1 黄金の河』 原題:Ponniyin Selvan: Part One
監督:マニラトナム
音楽:ARラフマーン
出演:ヴィクラム、アイシュワリヤー・ラーイ、カールティ、トリシャー、ジェヤム・ラヴィ
2022年/タミル語/167分
10世紀末のタミル地方中部、チョーラ朝は最盛期を目前にしていたが、宮廷では王位簒奪の陰謀が進行していた。マルチスターの歴史絵巻。
詳細:http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/501749965.html

『ストリートダンサー』原題:Street Dancer 3D 
監督:レモ・デソウザ
出演:ヴァルン・ダワン、シュラッダー・カプール、プラブデーヴァー
2020年/ヒンディー語/142分
舞台はロンドン。インド系移民とパキスタン系移民の2つのダンスグループは、常にライバル同士として争っていた。彼らはそれぞれのチームでダンスコンペティションに挑む。
詳細:http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/501746874.html

◆初上映
『後継者』原題:Varisu
監督:ヴァムシー・パイディパッリ
出演:ヴィジャイ、ラシュミカー・マンダンナ、サラトクマール
ジャンル:ファミリードラマ、アクション
2023年/タミル語/169分
大企業オーナー一族が住む屋敷に、当主と衝突して家を出ていた三男ヴィジャイが戻ってくる。彼は事業を引き継ぎバラバラの家族を結びつけようとする。ヴィジャイ(マスター 先生が来る!)主演、2023年1月公開のヒット作。
詳細:http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/501749147.html

『2つの愛が進行中』原題:Kaathuvaakula Rendu Kaadhal
監督:ヴィグネーシュ・シヴァン
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、ナヤンターラ、サマンタほか
2022年/タミル語/157分
昼はタクシー運転手、夜はクラブの黒服として働くランボー。それぞれのシーンでカンマニ、カティージャという女性と知り合い、奇妙な三角関係に陥る。『俺だって極道さ』のヴィグネーシュ・シヴァンが監督し、ヴィジャイ・セードゥパティ、ナヤンターラ、サマンタ共演のシュールなロマンス。

◆ヴィジャイ・セードゥパティ特集
『ピザ 死霊館へのデリバリー』原題: Pizza
監督:カールティク・スッバラージ
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、ラミャ・ナンビーサン、カルナーカラン
2012年/ タミル語/120分
ピザ配達員のマイケルは幼馴染のアヌと同棲中。ある夜マイケルがピザを届けにとある豪邸に赴くと、受取人の女性が途中で消え、不可思議な出来事が立て続けに起こり、彼はそこから逃れられなくなってしまう。2000年代後半のタミル語映画界に興こった「タミル・ニューウェーブ」の潮流から生まれた作品の中で、本作はホラー作品としては突出した高評価を得た。他の言語にもリメイクされたカルト的な1作。IMW2022上映作品。

『途中のページが抜けている』原題: Naduvula Konjam Pakkatha Kaanom
監督:バーラージ・ダラニダラン
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、ガーヤトリ、バガヴァティ・ペルマール、ラージクマール、ヴィグネーシュワラン・パラニサーミ
2012年/タミル語 /161分
プレーム、バグス、サラス、バッジは仲のいい4人組。プレームの結婚式の前日に、暇つぶしに草クリケットで遊んでいたところ、プレームは転倒して頭を打ち、一時的な記憶喪失になってしまう。プレームと恋人のダナは、懐疑的な親族を粘り強く説得して縁組を認めさせ、苦労の末にやっと式を挙げるところまで来ていたのだが、彼はダナのことすら覚えていない。プレームの症状を明かせば結婚自体がお流れになってしまうかもしれない危機に、3人の友人たちは知恵を絞って式を挙行しようとする。低予算作品ながら、驚異のヒットとなった作品。IMW2022上映作品。

『キケンな誘拐』原題: Soodhu Kavvum
監督・脚本:ナラン・クマラサーミ
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、アショーク・セルヴァン、ラメーシュ・ティラク、ボビー・シンハー
2013年/タミル語/133分
失業中のセーカル、ケーサヴァン、パガラヴァンは、酒場で出会った誘拐犯ダースから仲間に誘われる。3人は迷いながらも参加することになり、チームは次々と身代金目当ての誘拐を成功させてゆく。しかしある日舞い込んだ一発大逆転の儲け話からトラブルに巻き込まれてしまう。人物のキャラの濃さと予測不能のストーリー展開、全編に漂うシュールでシニカルな香りがあまりにも斬新な、タミルニューウェーブの傑作。IMWの前身、インディアン・シネマ・ウィーク2017上映作品。

『俺だって極道さ』原題:Naanum Rowdy Dhaan
監督:ヴィグネーシュ・シヴァン
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、ナヤンターラ、パールティバン
2015年/タミル語/139分
ポンディシェリに住む青年パーンディは、警官の母親を持ちながら極道になることに憧れており、友達のドーシと一緒に「極道ごっこ」で小遣いを稼いでいた。ある夜彼は聴覚障がいがある女性カーダンバリに出会い、一目惚れする。何とか彼女の心を開こうとするパーンディに対してカーダンバリが求めたのは、幼少時に起こって以来彼女のトラウマとなっている襲撃事件の首謀者である大物極道への仇討ちだった。へっぴり腰で始まった仇討ち作戦は、想定外の勢力が脇から加わり、思わぬ方向に転がり出す。人気のヴィジャイ・セードゥパティ(キケンな誘拐)とナヤンターラ(ビギル 勝利のホイッスル)を配し、旧フランス領ポンディシェリのお洒落な街並みを舞台にした、ちょっぴりシュールで、ふんわりと軽い、異色の新感覚リベンジ・コメディ。IMW2021上映作品。

『’96』原題: ’96
監督:C.プレームクマール
出演:ヴィジャイ・セードゥパティ、トリシャー・クリシュナン、アーディティヤ・バースカル、ガウリG.キシャン、ジャナガラージ
2018年/タミル語/158分
1996年に高校を卒業したクラスメートが20年ぶりに集う同窓会。旅行写真家のラームは、初恋の女性ジャーナキに再会して心が揺れる。宵の口から夜明けまでのチェンナイの街を舞台にした2人の対話。タミル映画の賑やかなイメージを覆すノスタルジックな純愛もの。ヴィジャイ・セードゥパティの不器用な男ぶり、トリシャーの涙目、主演2人の演技が圧倒的。夜のチェンナイの街路の詩情溢れる描写。IMW2019上映作品。

『マスター 先生が来る!』原題: Master
監督:ローケーシュ・カナガラージ
出演:ヴィジャイ、ヴィジャイ・セードゥパティ、マーラヴィカ・モーハナン、アルジュン・ダースほか
2021年 / タミル語 / 179分
名門大学で心理学を教えるJDはアル中気味の名物教授。彼が実施を強く主張した学生会長選挙で暴動が起きたため、責任をとり休職し、地方の少年院に赴く。そこではギャングのバワーニの支配の下、少年たちが薬物漬けにされて犯罪行為に従事させられていた。バワーニは、運送業という表向きの商売の裏であらゆる犯罪に手を染め、敵を粛清し、支配を固めるため政治家になろうとしていた。JDはアルコールを断ち、バワーニの支配を終わらせ少年たちを更生させようと立ち上がる。人気俳優ヴィジャイとヴィジャイ・セードゥパティが共演。『囚人ディリ』のローケーシュ・カナガラージ監督によるマルチスター・ノワール作品。2022年劇場公開作品。
http://cinejour2019ikoufilm.seesaa.net/article/493461537.html

◆アンコール上映
『お気楽探偵アトレヤ』原題: Agent Sai Srinivasa Athreya
監督:スワループ R. S. J.
出演:ナヴィーン・ポリシェッティ、シュルティ・シャルマー
2019年/テルグ語/148分
アーンドラ・プラデーシュ州の小都市ネッルールで探偵業を始めた若いアトレヤ。レイプ殺人事件を調査するうちに、線路脇で身元不明死体が多数見つかるという別の怪事件に絡めとられていき、彼自身が容疑者となってしまう。『きっと、またあえる』で重要な脇役を演じたナヴィーン・ポリシェッティが主演のユーモア・クライム映画。笑わせるだけではなく、インド特有の事情に根差した犯罪の恐るべき実態についても鋭く切り込む、考え抜かれた脚本が見事。IMW2020上映作品。

『狼と子羊の夜』原題: Onaayum Aattukkuttiyum
監督:ミシュキン
出演:シュリー、ミシュキン、アーディティヤ・メーノーン
2013年/タミル語/ 143分
医学生のチャンドルは、ある夜街路で銃創を負って倒れている男を助け、自宅に運んで手術をする。しかし翌朝男の姿は消えていた。男はウルフという名の殺し屋で、チャンドルは犯罪者を匿ったとして警察の尋問を受け、協力させられる。その後ウルフがチャンドルに接触してきたのを知った警察は、彼に銃を渡し、ウルフを殺すよう命じる。ほぼ全編が夜の街で展開する異色のクライム・スリラー。IMW2023パート1上映作品。

『マジック』原題: Mersal
監督:アトリ
出演:ヴィジャイ、サマンタ、カージャル・アグルワール、ニティヤ・メーノーン、S・J・スーリヤー、サティヤラージ
2017年 /タミル語 /169分
チェンナイの低所得者層地域で開業するマーラン医師は、低額で患者を診る人徳者で、国際会議でも表彰される。しかしその周りで医療関係者の不審死が起こり、警察は彼を拘束して尋問する。そこで浮かび上がったのは、ヴェトリという名の彼と瓜二つの奇術師だった。V・ヴィジャエーンドラ・プラサード(『バジュランギおじさんと、小さな迷子』)が脚本に加わり、娯楽性がある社会派スリラーに仕上がっている。インディアン・シネマ・ウィーク2018上映の人気作品。

『火の道』原題: Agneepath
監督:カラン・マルホートラー
出演:リティク・ローシャン、リシ・カプール、サンジャイ・ダット、プリヤンカー・チョープラー
ジャンル ドラマ、アクション
2012年/ヒンディー語/174分
ムンバイ沖の小島に暮らす少年ヴィジャイは、教師の父から人生訓として、「火の道」という詩を教わりながら育つ。ヴィジャイの父は人々の尊敬を集めていたが、麻薬ビジネスを興そうとした地主の息子カーンチャーに反対したことで、彼に殺害されてしまう。母と共にムンバイに逃れたヴィジャイは、父の仇を討つために麻薬マフィア・ラーラーの手下となり、アンダーワールドでのし上がっていく。

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