オタール・イオセリアーニ映画祭 〜ジョージア、そしてパリ〜

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公式サイト:https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/
協力:ジョージア映画祭、立教大学 現代心理学部 心理芸術人文学研究所
配給:ビターズ・エンド
★2023年2月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シアター・イメージフォーラムにて劇場初公開作品含む全監督作21本一挙公開!

1979年にフランスに渡るも、今もジョージア映画界の中心的存在でありつづけるオタール・イオセリアーニ監督。劇場初公開作品を含む全監督作21本をデジタル・リマスター版にて一挙上映するオタール・イオセリアーニ映画祭が開催されます。

長編は、1 作目にしてカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した『落葉』(ジョージアでは公開禁止)をはじめ、各国でロングランヒットとなった『素敵な歌と舟はゆく』や、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞し世界の名匠としての地位を確立した『月曜日に乾杯!』、またレトロスペクティブが開催され、再評価が高まるピエール・エテックスや、『アメリ』などジャン=ピエール・ジュネ監督作品でおなじみのリュファスが出演していることも話題となった集大成的傑作『皆さま、ごきげんよう』
『月の寵児たち』は、ウェス・アンダーソン監督作常連のマチュー・アマルリックの役者デビュー作。『そして光ありき』は、全編アフリカ・セネガルで撮影が行われた作品。この2作品はいずれもヴェネツィア国際映画祭にて審査員特別大賞を受賞しています。
ジョージアの映像資料を用いて歴史・文化を紹介した三部構成の『唯一、ゲオルギア』は、ジョージアがなくなるかもしれないとの危惧から紡いだ246分の故国への思いに溢れたドキュメンタリーです。


上映作品一覧
<長編12本>
『落葉』 
『歌うつぐみがおりました』
『田園詩』
『月の寵児たち』 *劇場初公開
『そして光ありき』 *劇場初公開
『蝶採り』
『群盗、第七章』
『素敵な歌と舟はゆく』
『月曜日に乾杯!』
『ここに幸あり』
『汽車はふたたび故郷へ』 
『皆さま、ごきげんよう』 

<中編3本>
『四月』
『エウスカディ、1982年夏』 *劇場初公開
『トスカーナの小さな修道院』 *劇場初公開

<短編5本>
『水彩画』 *劇場初公開
『珍しい花の歌』 *劇場初公開
『鋳鉄』
『ジョージアの古い歌』
『ある映画作家の手紙。 白黒映画のための七つの断片』 *劇場初公開

<3部作 ドキュメンタリー>
『唯一、ゲオルギア』(3部作)*劇場初公開


オタール・イオセリアーニ監督 *プロフィール*
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1934 年 2 月 2 日、旧ソビエト連邦グルジア共和国(現ジョージア)のトビリシに生まれる。44 年、トビリシ音楽院に入り、ピアノ、作曲、指揮を、53年から55年にかけてモスクワ大学で、数学、工学を学ぶ。その後、56 年から 61 年まで、モスクワのソ連映画学院の監督科に在籍。卒業後は編集技師として働く。62 年に中編『四月』を監督するが、「抽象的、形式主義的」という理由で、上映を禁止された。66 年、長編第1作『落葉』を発表。公開禁止となるが、2 年後の 68 年のカンヌ国際映画祭に出品。初めて西側で紹介され、国際批評家連盟賞とジョルジュ・サドゥール賞を受賞。イオセリアーニの名前は一躍世界に知られることとなる。79 年、活動の拠点をフランス・パリに移し、短編や中編ドキュメンタリーをいくつか制作した後、84 年に長編第 4 作『月の寵児たち』を、89 年にはセネガルで撮影した長編第 5 作『そして光ありき』を発表。これら 2 作品はヴェネチア国際映画祭審査員大賞を受賞する。96 年制作の『群盗、第七章』では、ヴェネチア国際映画祭審査員特別大賞を三度受賞する快挙を遂げる。06 年、『ここに幸あり』を、10 年、『汽車はふたたび故郷へ』を、15 年、集大成ともいえるシニカルな人間賛歌『皆さま、ごきげんよう』を発表。


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『皆さま、ごきげんよう』が公開された折に来日した監督にお会いしたことがあります。
これまでに観た作品は、どれも祖国への愛や、人間愛に満ちながら、どこかとぼけた可笑しさがあって、くすっと笑わせられることが多かったのですが、映画さながら、とてもユニークな監督でした。 その時の様子をこちらに書いています。
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『皆さま、ごきげんよう』オタール・イオセリアーニ監督に煙に巻かれた記者会見


★ジョージア映画祭2022 コーカサスからの風
オタル・イオセリアニ監督特集

https://georgiafilmfes.jp/#program-g
『落葉』Giorgobistve
『歌うつぐみがおりました』Iqo shashvi mgalobeli
『四月』Aprili
『鋳鉄』Tuji
『ジョージアの古い歌』Dzveli kartuli simghera
各作品の詳細が掲載されています。


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