9月8日(木)から9月11日(日)の4日間、27回目となる今回も、多彩なイベントやシンポジウムを実施。国内外で活躍する女性監督による作品、女性に注目した作品を集め、日本初公開3作品、愛知初公開10作品を含む、全31作品を上映。女性監督が描く多彩で魅力的な作品を上映することにより、男女共同参画意識や国際交流に関する理解を深める充実したプログラムに加え、国際芸術祭「あいち2022」との連携企画や黒木瞳監督を招いてのトークイベントなども。
1 主催 公益財団法人あいち男女共同参画財団、あいち国際女性映画祭2022運営委員会
2 日程 2022年9月8日(木)から9月11日(日)まで4日間
3 会場
(1) 主会場 愛知県女性総合センター(ウィルあいち)
(2) サテライト会場 ミッドランドスクエア シネマ
[9月8日(木)から9月10日(土)までの間各1作品上映]
4 上映作品 全31作品
招待作品等:海外作品11、国内作品7(日本初公開3作品、愛知初公開10作品)
フィルム・コンペティション作品:海外作品7、国内作品6(アニメ4作品、実写8作品、招待1作品)
5 今回の映画祭の特色
(1)クラウドファンディング支援の日本初公開作品上映等
●字幕製作作品
『ギョンアの娘』 キム・ジョンウン監督(韓国/2022)
9月8日(木)オープニング作品
●映画祭予告編動画(フェスティバルトレーラー)
主な上映作品、ゲスト、イベント等を紹介した約1分半の動画を作成
(2)トークイベントの実施
作品上映後、女性監督等を招いてトークイベントを実施。海外在住の監督は、オンライン、ビデオレターなどで。特別企画『わかれうた』『線香花火』の上映では、黒木瞳監督が来場され、作品製作にまつわるお話などを伺う予定。また、国際芸術祭「あいち2022」との連携企画として、芸術祭のパフォーミングアーツ参加アーティストであるアピチャッポン・ウィーラセタクンが監督を務めた、『MEMORIA メモリア』を上映するとともに、監督をオンラインで繋ぎます。
<作品別ゲスト一覧>
【海外作品】
・『ギョンアの娘』
キム・ジョンウン監督(韓国映画)
・『権力を恐れず真実を―米国下院議員 バーバラ・リーの闘い―』
アビー・ギンズバーグ監督(アメリカ映画)
・『ザクロが遠吠えする頃』(アフガニスタン他映画)
ショーレ・ゴルパリアンさん(映画プロデューサー)
*シネマジャーナルHP 東京国際映画祭『ザクロが遠吠えする頃』
・『SECRET NAME』
オーレリア・ジョージズ監督(フランス映画)
【国内作品】
・『北のともしび ノイエンガンメ強制収容所とブレンフーザー・ダムの子どもたち』東志津監督
*シネマジャーナルHP 東志津監督インタビュー記事
・『失われた時の中で』坂田雅子監督
*シネマジャーナルHP 坂田雅子監督インタビュー記事
・『でくの空』林家ぺーさん(出演俳優)
・『ぐるり1200キロ、はじまりの旅』香西志帆監督、昆夏美さん(主演俳優)、長村航希さん(出演俳優)
【特別企画】
・『わかれうた』『線香花火』黒木瞳監督
・『MEMORIA メモリア』(国際芸術祭「あいち2022」連携企画)
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督
夏目深雪さん(映画批評家・編集者)
(3)フィルム・コンペティションの実施 9月10日(土) 10:00~
国内外の女性監督が製作した50分以内の短編作品で、アニメーション部門4作品、実写部門8作品、招待作品1作品を上映。
昨年に引き続き、審査委員長は、俳優で映画監督の奥田瑛二さん。作品の上映後、奥田瑛二審査委員長とフィルム・コンペティションノミネート作品の監督によるシンポジウム「日本映画の現状とこれから」を開催。授賞式では、各部門の「グランプリ(賞金各20万円)」及び観客の皆様に審査していただく「観客賞(賞金各3万円)」を授与。
(4)シンポジウムの実施
9月9日(金) 『マイスモールランド』上映後
「川和田恵真監督と考える 祖国から逃れて日本で暮らす人々の居場所」
*シネマジャーナルHP 作品紹介
詳細はあいち国際女性映画祭2022 公式HPで
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