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●作品本数は過去最多の計76作(うち、世界初上映24作、海外初上映13作、日本初上映29作)、過去最多の31の国と地域の作品が上映予定。
※オンライン上映「大阪アジアン・オンライン座」《Theater ONE》10作品は、過去の大阪アジアン映画祭で上映された作品なので、上記の作品本数、製作国数には含まれません。
●オープニング作品は『柳川』(漫長的告白/Yanagawa)、クロージング作品は『MISS OSAKA(原題)』(Miss Osaka)。
●グランプリ、来るべき才能賞を競う「コンペティション部門」では、
・2021年香港映画興行収入第1位、梅艶芳(アニタ・ムイ)の伝記映画『アニタ』
・OAFF2017観客賞『29歳問題』彭秀慧(キーレン・パン)監督最新作のヒューマンドラマ『ママの出来事』(世界初上映)
・コン・スンヨン初主演、韓国内外の映画祭で受賞ラッシュ『おひとりさま族』
・堀家一希主演、高崎を舞台にフィリピン人の母親や同性の恋人との関係に悩む青年の葛藤を描く、飯塚花笑監督作『世界は僕らに気づかない』(世界初上映)
・メトロマニラ映画祭で作品賞など主要賞独占、『ダイ・ビューティフル』『ゲームボーイズ』制作陣が手掛けるフィリピンのブラックコメディ『ビッグ・ナイト』
・90年代に台湾に渡ったベトナム人移民女性の人生を描く壮大な叙事詩『徘徊世代』
・女子学生とアダルトショップの女性オーナーとの交流を通し、生と性について問う異色のモンゴル映画『セールス・ガール』など全15作が上映される。
●暉峻プログラミング・ディレクター肝煎りの「特別注視部門」では、
・韓国フェミニズムムーヴメントを追ったドキュメンタリー『バウンダリー:火花フェミ・アクション』
・ロカルノ、トロントでも入選、未曽有の自然災害に襲われたフィリピンを舞台にしたドラマ『Whether The Weather Is Fine(英題)』
・ヴァージニア・ウルフに心酔する北京電影学院学生による短編『自分だけの部屋』
・旅先のトルコで偶然出会ったウクライナ人男女の1日をスタイリッシュに描く短編『二度と一緒にさまよわない』
・釜山国際映画祭と全州国際映画祭で、それぞれ短編グランプリを受賞、パートナーの日本赴任を聞いた女性の揺れる心を繊細に描いた『手袋を買いに』、出来のいい弟のためヤンチャな姉が奮闘する『オートバイとハンバーガー』など全11作を上映。
●斬新で挑戦的な作品を紹介する「インディ・フォーラム部門」には日本映画20作がラインナップ。
なかでも今回は新進気鋭の東かほり監督に注目し、『ほとぼりメルトサウンズ』『暮らしの残像』の2作品を上映。
また、忘れられた昭和史の一面を浮き彫りにするサイレント映画『おもちゃ映画で見た日中戦争』をピアノ生演奏付きで特別上映。
●「焦点監督:横浜聡子」では、
『いとみち』がOAFF2021でグランプリ・観客賞のW受賞を果たすなど、その活躍が注目されている横浜聡子監督に焦点を当て、これまでの監督作品を通してそのキャリアを振り返ります。
●特集企画では、台湾、香港、東南アジアの“今”の映画から、
・侯孝賢(ホウ・シャオシェン)製作総指揮、李康生(リー・カンション)主演、張艾嘉(シルヴィア・チャン)出演のドラマシリーズ『縁起良き時』(第1話)を台湾本国での配信に先駆け、世界初上映。(TAIWAN GALA SCREENING)
・香港のベテランスターが共演、現代社会の孤独と温もりを描いた『黄昏をぶっ殺せ』を日本初上映。(HONG KONG GALA SCREENING )など現地でも注目される作品が上映される。
・その他、台湾クラシック作品として、ホウ・シャオシェンと同世代ながら、台湾ニューウェーブには属さない李美彌(ミミ・リー)監督作『女子学校(デジタル・リマスター版)』を日本で初紹介します。
●「特別招待作品部門」では
・カンヌ出品のホン・サンス監督作『あなたの顔の前で(仮題)』
・田中圭主演、城定秀夫監督最新作『女子高生に殺されたい』
・2021年中国で大ヒットのラブストーリー『あなたがここにいてほしい』
と、注目作を一般公開に先駆け日本初上映。
●【協賛企画】《芳泉文化財団の映像研究助成》では、
AIによる脚本を映画化した『少年、なにかが発芽する』など2作品を国立国際美術館で上映(入場無料)。なお助成作品全4作品のうち、2作品はインディ・フォーラム部門で上映されます。
●大阪アジアン・オンライン座《Theater ONE》では、
これまでに大阪アジアン映画祭で上映した作品の中から今こそ世界に知られるべき作品をピックアップ。山崎裕監督作『トルソ』(オンライン座・オープニング作品)など10作品を3月3日(木)から21日(祝・月)の期間限定で全世界オンライン上映します。
なお、今年のラインナップの特徴は、短編が多く、計76作のうち短編(60分未満の作品)が28作(昨年は計63作のうち短編は17作)。
プログラミング・ディレクターの暉峻創三は「今年は短編が大豊作で絞り込むことができなかった」と語っています。
連絡先
大阪映像文化振興事業実行委員会
大阪アジアン映画祭運営事務局 広報担当
〒540-0037 大阪市中央区内平野町2-1-2-6C
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まとめ 宮崎暁美
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