中央アジア今昔映画祭
1991年12月、ソビエト連邦が崩壊。ユーラシア大陸中央部の内陸地域に位置する中央アジアではカザフスタン、キルギス(クルグズスタン)、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンの5カ国が独立。それから30年が経ちました。
この度開催される中央アジア今昔映画祭では、中央アジア5か国とも関係の深いアフガニスタンも含めて、9作品が上映されます。
2021年12月11日~ 渋谷・ユーロスペース他
https://trenova.jp/centralasia
渋谷 ユーロスペース 12/11(土) - 12/31(金)
横浜 シネマリン 12/11(土) - 12/24(金)
名古屋 シネマテーク 12/11(土) - 12/17(金)
京都 出町座 12/10(金) - 12/16(木)
大阪 第七藝術劇場 12/18(土) - 12/24(金)
兵庫 元町映画館 12/4(土) - 12/10(金)
各劇場のタイムテーブルなど詳細はこちらで!
https://trenova.jp/centralasia/#theater
*上映作品*
テュベテイカをかぶった天使
Angel v tyubeteyke
監督・脚本:シャケン・アイマノフ 脚本:ヤコフ・ジスキント
出演:アミナ・ウルムザコワ、アリムガズィ・ラインベコフ、ビビグリ・トゥレゲノワ、ビケン・リモワ
ソ連/1968年/ロシア語、カザフ語/カラー/88分
ジャミリャー
Dzhamillya
監督:イリーナ・ポプラフスカヤ 脚本:チンギス・アイトマートフ
出演:ナタリヤ・アリンバサロワ、スイメンクル・チョクモロフ、ボロト・ベイシェナリエフ
ナレーション:チンギス・アイトマートフ
ソ連/1969年/ロシア語、キルギス語/モノクロ+カラー/78分
少年、機関車に乗る
Bratan
監督・脚本:バフティヤル・フドイナザーロフ 脚本:レオニード・マフカモフ
出演:ティムール・トゥルスノフ、フィルス・サブザリエフ、ナビ・ベクムラドフ、アロヴッディン・アブドゥラエフ
ソ連/1991年/ロシア語、タジク語/モノクロ/98分
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/424999974.html
黄色い雄牛の夜
The Night of the Yellow Bull / The Children of the Earthquake
監督:ムラド・アリエフ 脚本:ブラート・マンスーロフ、アシルムラド・マミリエフ
出演:マクサト・ポラトフ、アクゴゼル・ヌリィエワ、タチマメド・マメドヴェリエフ、ロラン・ブィコフ
トルクメニスタン、ロシア/1996年/ロシア語、トルクメン語/カラー/121分
海を待ちながら
Waiting for the sea
監督:バフティヤル・フドイナザーロフ 脚本:セルゲイ・アシケナージ
出演:エゴール・ベロエフ、アナスタシア ・ミクリチナ、デトレフ・ブック、ドニムハメド・アヒモフ
ロシア、ベルギー、フランス、カザフスタン、ドイツ、タジキスタン
2012年/ロシア語/カラー/110分
40日間の沈黙
40 Days of Silence
監督・脚本:サオダート・イスマイロワ 脚本:ウルグベク・サディコフ
出演:ルシャナ・サディコワ、バロハド・シャクロワ、サオダート・ラフミノワ、ファリダ・オリモワ
ウズベキスタン、オランダ、ドイツ、フランス/2014年/タジク語、アラビア語/カラー/88分
彼女の権利
Her Right
監督:サオダート・イスマイロワ
ウズベキスタン/2020年/モノクロ+カラー/15分
アイカ
Ayka
監督・脚本:セルゲイ・ドヴォルツェヴォイ 脚本:ゲンナージイ・オストロフスキー
出演:サマル・エスリャモワ、ジィパルグリ・アブディラエワ、セルゲイ・マズル、ダヴィド・アラヴェルジャン
ロシア、ドイツ、ポーランド、カザフスタン、中国、フランス
2018年/ロシア語、キルギス語/カラー/114分
作品提供:キノフィルムズ
★第19回東京フィルメックス(2018年) 最優秀作品賞
http://cineja3filmfestival.seesaa.net/article/463026879.html
カーブルの孤児院
The Orphanage
監督・脚本:シャフルバヌ・サダト
出演:クドラトラ・カディリ、セディカ・ラスリ、マシフラ・フェラージ、ハシブラ・ラソーリ
デンマーク、フランス、ルクセンブルク、アフガニスタン
2019年/ダリー語、ロシア語、ヒンディー語、ウルドゥー語/カラー/90分
★中央アジアとは
中央アジアはユーラシア大陸中央部の内陸地域で、カザフスタン、キルギス(クルグズスタン)、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタンの5カ国が該当する。加えて、中国の新疆ウイグル自治区は中央アジアと不可分の関係にあり、タタルスタンやバシコルスタンといったロシアのムスリム地域、アフガニスタンとも非常に深いつながりを持っている。
東アジアと西のイスラーム・西欧世界の交点にあった中央アジアは、テュルク系遊牧集団による征服やイスラーム化といった歴史を経て、複雑に文化が交わる場所として長い道のりを歩んできた。20世紀は長くソビエト連邦の支配下にあって社会主義体制をとってきたが、1991年のソ連崩壊と前後して5カ国が独立国となり、以後、国際社会での存在感を増している。現在、資源や観光、そして文化など様々な観点から大きな注目を集めているエリアである。
(映画祭公式サイトより)
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