第7回グリーンイメージ国際環境映像祭 The 7th GREEN IMAGE FILM FESTIVAL

-映像のまなざし ここから向かう未来-
GI07-poster_720.png

会期:2020年2月21日(金)・22日(土)・23日(日)
会場:日比谷図書文化館コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4地下1階)

参加:協力費1日1,500円 学生協力費1日1,000円 3日間通し券3,000円 
   中学生以下無料・事前予約不要

世界58の国と地域から応募された238作品の中から選ばれたグリーンイメージ賞 受賞14作品を上映、最終日には、グリーンイメージ大賞が決まります。

上映と監督トークに加えて、
都市と開発をテーマとした制作者を交えたトークセッションと
食と栄養をテーマとした特別プログラムもあります。

世界の優れた環境「映像のまなざし」を通して、地球のいまが見える
日本と世界の環境と「ここから向かう未来」を考える3日間です。

★プログラムの詳細はこちら★
https://green-image.jp/filmfestivals/7th/

◆2月21日(金)
13:00 『風はどこから吹くのか(仮題)』台湾/2018年/ 60分
台湾のある郊外の人々の暮らしは、プラントの稼働で一変した。
日昼夜、プラントの煙突からは煙が吐き出されたが、町には雇用が生まれた。
生活と環境の狭間に生きる人々の声と風景。

14:10 『シカの角が赤く染まる季節(仮題)』ロシア/2019年/ 63分
アルタイ山脈のもと、薬として珍重される鹿茸を生産する人々の物語。
中央から離れたロシアの大地に生きる人々の厳しく困難に満ちた生活が鮮烈なイメージで描かれる。

15:30 『レッドラインーハンバッハの森の中の抵抗(仮題)』ドイツ/ 2019年/ 115分
石炭鉱山の拡張と搬出道路の敷設のため、ドイツ・ハンバッハの森の伐採と周辺の村々の廃村計画が進められた。
いくつかの小さな個人グループによって始まった反対運動は、2018年秋、地域を越えた大きなうねりとなった。

17:40 『ミンガ 抵抗の声(仮題)』ベルギー/2019年/ 76分
パタゴニアからメキシコ山岳地帯まで、各地の先住民たちが立ち上がった。
彼らの土地と生活が破壊されたことへの告発である。
それぞれの文化を生かしつつ、創造的な解決策を模索する彼らの抵抗の声が響きわたる。

19:10 『東京干潟』日本/ 2019年/ 83分
多摩川の干潟でシジミを獲りながら捨て猫たちと暮らす老人を通し、
オリンピックを目前に控えた東京の変わりゆく環境を捉えるとともに、
彼の人生に昭和から平成、令和へと続く時代の流れを反映させて描いたドキュメンタリー。
現在の日本が抱える様々な課題が浮き彫りになっていく。
【上映後トーク】 村上浩康監督

20:55 トークセッション「都市を再定義する」(仮題)
【出演】
村上 浩康さん 『東京干潟』『蟹の惑星』監督
小島 希世子さん 株式会社えと菜園 代表取締役、NPO農スクール 代表理事
井本 喜久さん  一般社団法人The CAMPus 代表理事、株式会社The CAMPus BASE 代表取締役
星野 幸代さん 国際連合人間居住計画(ハビタット)福岡本部(アジア太平洋担当)本部長補佐官
島村 実希さん 一般社団法人WELLE ME 代表理事、大阪大学大学院医学系研究科 特任研究員
トークセッション特別協賛:株式会社ティーアンドエス(東京・渋谷)
21:45終了予定


◆2月22日(土)

11:00 『アポカリプス航空―終末へのフライト(仮題)』ドイツ/ 2019年 / 3分
旅したい、世界を発見したい、自由になりたい、消費したい、空の旅がどんなに環境へ負荷をかけるかを知っていても。
矛盾に満ちた私たちのための「フェイク」コマーシャル。

11:05 『スモーク(仮題)』イラン/ 2017年/ 26分
テヘランは世界で最も大気汚染がひどい都市のひとつ。
大気汚染が原因で毎年、5000人もの人々が命を失っている。
テヘランに生きる人々の言葉で綴る、イランの社会と環境の現在。

11:35 『はるかなる山の子どもたち(仮題)』イギリス・ネパール/ 2018年/ 52分
教育を受けるために家族から離れ、都市で育ったヒマラヤ山脈の村の子どもたち。
12年間の教育を終えて、初めて故郷に帰る少女と少年の旅と再会の記録。

13:30 『溶けゆく氷河の下で(仮題)』カナダ/ 2019年/ 88分
急激な気候変動と溶けゆく氷に脅かされる北極。
その変化に適応する生きものたちを記録する水中写真家たちの旅を追う。
北極グマとセイウチが生きる氷の上、そして未だ知られざる氷の下の世界。

15:10 『ティッピングポイントー迫りくる食糧危機(仮題)』シンガポー/ 2019年/48分
気候変動が世界各地で引き起こす危機の中で、農業の技術開発競争が加速している。
科学者や市民は、迫りくる食糧供給問題の新たな解決策を模索している。

16:35 『オオカミの群れ(仮題)』ロシア/2019年/9分
オオカミの群れと人との関わりを描いた物語。ロシアの美しいアニメーション。

16:45 『なめとこ山』イギリス/2019年/8分
なめとこ山に暮らすクマ撃ちの猟師。
彼はクマを撃つたびに「おれはてめえを憎くて殺したのでねえ」と語りかける。
ある晩、猟師は山の奥で一頭のクマに出くわした。
【上映後トーク】ヤカハラ監督

17:15 『蟹の惑星』日本/2019年/68分
多摩川河口の干潟で15年に渡って独自にカニの研究を続ける吉田唯義さん、83歳。
定年退職後に突如としてカニに目覚めた吉田さんは、その魅力にとりつかれ、毎日のように干潟へ通う。
カニの美しいフォルムや色彩、驚異の生態を究極のクローズアップで捉えた全編“カニづくし”のワンダームービー。
【上映後トーク】村上浩康監督
18:45終了予定

◆2月23日(日)
11:00 『武蔵野―江戸の循環農業が息づく』日本/2018年/111分
江戸時代から360年以上にわたって継承されてきた循環農業が今も息づく埼玉県の北武蔵野地域には、世界でも類をみない大都市近郊の平地林が残る。
農民は、「ヤマ」と呼ぶこの平地林のおち葉を集め、堆肥にして畑に施し農作物を育ててきた。四季を通して、ヤマを活かして生きる農家と地域を描く。

【トークセッション】

『武蔵野―江戸の循環農業が息づく』原村 政樹監督
竹山史朗さん 株式会社モンベル 常務取締役 広報本部長

14:10 特別プログラム「世界中が食べること 生きること」
2020年、東京で栄養サミットが開催されます。
アフリカをはじめとした途上国の食料問題と栄養改善は世界共通の課題です。
大きな鍵となる農業の発展とヘルスケアもあわせ専門家・第一線で活躍するみなさまからお話をうかがいます。
【出演】
色平 哲郎さん JA長野厚生連・佐久総合病院 地域医療部地域ケア科、内科医、佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)事務局長
黒岩 卓さん 農林水産省 食料産業局企画課 企画官
高橋 裕典さん 味の素ファンデーション 
村田 優久夫さん 外務省アフリカ部アフリカ2課地域調整官
進行:合田 真さん 日本植物燃料 代表取締役

15:45 表彰式 
【審査委員】
鵜飼 哲さん 一橋大学大学院言語社会研究科特任教授
岡田 秀則さん 国立映画アーカイブ主任研究員
安川 香澄さん 独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構 地熱統括部 特命審議役

【委員長あいさつ】
佐藤 忠男 グリーンイメージ国際環境映像祭実行委員長 / 映画評論家

16:30終了予定




この記事へのコメント