いい映画でパレスチナの歴史をたどる ★宇野港芸術映画座オンライン配信 第一弾9/27-10/3

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アメリカ在住で、宇野港芸術映画座を共同主宰されているタハラレイコ様より、第10回宇野港芸術映画座 オンライン配信第一弾のご案内をいただきました。
宇野港芸術映画座は、非営利の手づくり映画祭です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
https://online-upaf.org/upafonline2024/

第10回宇野港芸術映画座 
オンラインUPAF第1弾9/27-10/3 ★日本からの視聴のみ

*配信サイト「Teket」では配信期間が終了すると同時に視聴が出来なくなります。
1回目の配信期間は [9/27(金)午前0時から10/4(金)午前0時]です。
鑑賞時間にお気をつけくださいますようお願い申し上げます。


いい映画で観るパレスチナの歴史その1「1948年ナクバ 」

1) 『この海の塩』(原題:Salt of This Sea) 
監督:アンマリー・ジャシル
ドラマ、2008年、105分。
アラビア語/英語/ヘブライ語(英語字幕・日本語バリアフリー字幕付き)。
日本初上映!日本限定配信。
詳細・チケット購入・配信予約
https://online-upaf.org/portfolio/online-screening-1/
Online 鑑賞料 1,100円

避難民で労働者の両親にニューヨークで育てられたパレスチナ系アメリカ人のソラヤは、家族の故郷パレスチナに戻り、1948年のナクバの際にその地を逃れた祖父の貯金を取り戻そうとするが…

世界初のパレスチナ人女性監督、アンマリー・ジャシルの衝撃のデビュー作。
カンヌ映画祭ある視点部門正式招待作品。
パレスチナのアカデミー賞エントリー作品、FIPRESCI 国際映画批評家連盟賞ほか受賞多数。
張芸謀がプロトジェに選び、長編3本が全てパレスチナのアカデミー賞エントリー作品、しかもカンヌの審査員も務めたジャシル監督の作品は、なぜか日本では未公開。


2)『LYD』
監督:ラミ・ユーニス&サラ・エマ・フリードランド
SFスペキュラティブドキュメンタリー 2023年、78分、パレスチナ/アメリカ/イギリス、アラビア語/ヘブライ語(英語字幕・日本語バリアフリー字幕付き)。
日本初上映!日本限定配信。
詳細・チケット購入・配信予約
https://online-upaf.org/portfolio/online-screening-1-lyd/
Online 鑑賞料 1,100円

かつて5千年に渡りパレスチナを世界と結んでいた大都市リッド。そのリッドの物語が、街の声で語られる(声はパレスチナ人女優)。1948年に、リッドに何があったのか。私たちの世界を生きるリッド出身のパレスチナ人市民たちの人生がドキュメンタリー映像で映される一方で、彼らと同じ顔をした人たちが、違う過去を持つ仮想現実のリッドで全く違う生活を送っている。そのグリッチの中に、微かな希望と未来への提言が見え隠れする。ドキュメンタリー映像とアニメーション、またレアなアーカイブ映像で綴るSFドキュメンタリー。リッド出身のパレスチナ人とアメリカ生まれのユダヤ人監督のコラボ作品。春に、ニューヨークのDCTV Firehouse Cinemaで繰り返し延長公開されていました。先日、私が教えているハンターカレッジでも上映会をやったのですが、180人の講堂が満席の盛況ぶりでした。アンマン国際映画祭2023 アラブ長編ドキュメンタリー部門審査員賞 & FIPRESCI 国際映画批評家連盟賞

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第10回宇野港芸術映画座
◆オンラインUPAF
歴史が分かるパレスチナのいい映画、日本短編、印度、ミャンマー、中国映画
第1弾: 9/27-10/3
第2弾:10/18-10/24
第3弾:11/8-11/14
第4弾:11/29-12/5
第5弾:12/20-12/26
◆対面上映:2025年1月10日~13日  岡山市奉還町4丁目ラウンジカド
https://online-upaf.org/

今回は、「パレスチナ」をミニテーマにパレスチナ映画の秀作を5−6本と、中国、インド、ミャンマーなどからの作品を配信・上映します。
対面上映は来年1月に岡山の小さなカフェで全作品上映の予定ですが、その前にオンラインで、7日間ずつ2−3本を3週間ごとにオンデマンド配信。