オタール・イオセリアーニ映画祭 〜ジョージア、そしてパリ〜

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公式サイト:https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/
協力:ジョージア映画祭、立教大学 現代心理学部 心理芸術人文学研究所
配給:ビターズ・エンド
★2023年2月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シアター・イメージフォーラムにて劇場初公開作品含む全監督作21本一挙公開!

1979年にフランスに渡るも、今もジョージア映画界の中心的存在でありつづけるオタール・イオセリアーニ監督。劇場初公開作品を含む全監督作21本をデジタル・リマスター版にて一挙上映するオタール・イオセリアーニ映画祭が開催されます。

長編は、1 作目にしてカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した『落葉』(ジョージアでは公開禁止)をはじめ、各国でロングランヒットとなった『素敵な歌と舟はゆく』や、ベルリン国際映画祭で銀熊賞(監督賞)を受賞し世界の名匠としての地位を確立した『月曜日に乾杯!』、またレトロスペクティブが開催され、再評価が高まるピエール・エテックスや、『アメリ』などジャン=ピエール・ジュネ監督作品でおなじみのリュファスが出演していることも話題となった集大成的傑作『皆さま、ごきげんよう』
『月の寵児たち』は、ウェス・アンダーソン監督作常連のマチュー・アマルリックの役者デビュー作。『そして光ありき』は、全編アフリカ・セネガルで撮影が行われた作品。この2作品はいずれもヴェネツィア国際映画祭にて審査員特別大賞を受賞しています。
ジョージアの映像資料を用いて歴史・文化を紹介した三部構成の『唯一、ゲオルギア』は、ジョージアがなくなるかもしれないとの危惧から紡いだ246分の故国への思いに溢れたドキュメンタリーです。


上映作品一覧
<長編12本>
『落葉』 
『歌うつぐみがおりました』
『田園詩』
『月の寵児たち』 *劇場初公開
『そして光ありき』 *劇場初公開
『蝶採り』
『群盗、第七章』
『素敵な歌と舟はゆく』
『月曜日に乾杯!』
『ここに幸あり』
『汽車はふたたび故郷へ』 
『皆さま、ごきげんよう』 

<中編3本>
『四月』
『エウスカディ、1982年夏』 *劇場初公開
『トスカーナの小さな修道院』 *劇場初公開

<短編5本>
『水彩画』 *劇場初公開
『珍しい花の歌』 *劇場初公開
『鋳鉄』
『ジョージアの古い歌』
『ある映画作家の手紙。 白黒映画のための七つの断片』 *劇場初公開

<3部作 ドキュメンタリー>
『唯一、ゲオルギア』(3部作)*劇場初公開


オタール・イオセリアーニ監督 *プロフィール*
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1934 年 2 月 2 日、旧ソビエト連邦グルジア共和国(現ジョージア)のトビリシに生まれる。44 年、トビリシ音楽院に入り、ピアノ、作曲、指揮を、53年から55年にかけてモスクワ大学で、数学、工学を学ぶ。その後、56 年から 61 年まで、モスクワのソ連映画学院の監督科に在籍。卒業後は編集技師として働く。62 年に中編『四月』を監督するが、「抽象的、形式主義的」という理由で、上映を禁止された。66 年、長編第1作『落葉』を発表。公開禁止となるが、2 年後の 68 年のカンヌ国際映画祭に出品。初めて西側で紹介され、国際批評家連盟賞とジョルジュ・サドゥール賞を受賞。イオセリアーニの名前は一躍世界に知られることとなる。79 年、活動の拠点をフランス・パリに移し、短編や中編ドキュメンタリーをいくつか制作した後、84 年に長編第 4 作『月の寵児たち』を、89 年にはセネガルで撮影した長編第 5 作『そして光ありき』を発表。これら 2 作品はヴェネチア国際映画祭審査員大賞を受賞する。96 年制作の『群盗、第七章』では、ヴェネチア国際映画祭審査員特別大賞を三度受賞する快挙を遂げる。06 年、『ここに幸あり』を、10 年、『汽車はふたたび故郷へ』を、15 年、集大成ともいえるシニカルな人間賛歌『皆さま、ごきげんよう』を発表。


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『皆さま、ごきげんよう』が公開された折に来日した監督にお会いしたことがあります。
これまでに観た作品は、どれも祖国への愛や、人間愛に満ちながら、どこかとぼけた可笑しさがあって、くすっと笑わせられることが多かったのですが、映画さながら、とてもユニークな監督でした。 その時の様子をこちらに書いています。
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『皆さま、ごきげんよう』オタール・イオセリアーニ監督に煙に巻かれた記者会見


★ジョージア映画祭2022 コーカサスからの風
オタル・イオセリアニ監督特集

https://georgiafilmfes.jp/#program-g
『落葉』Giorgobistve
『歌うつぐみがおりました』Iqo shashvi mgalobeli
『四月』Aprili
『鋳鉄』Tuji
『ジョージアの古い歌』Dzveli kartuli simghera
各作品の詳細が掲載されています。


第35回東京国際映画祭 トークセッション 福島浜通りでの映画づくり①「福島浜通り地域に創造が広がるために」

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第35回東京国際映画祭では、芸術文化を活用し、福島県浜通り地域に新たな魅力を創出する経済産業省の取り組み「福島浜通り映像・芸術文化プロジェクト」が目指す、福島発信の映像制作についてのトークセッションを開きました。

第一弾のテーマは、『踊る大捜査線』シリーズなどのヒットメーカー、本広克行監督を中心としたトークショー「浜通り地域に創造が広がるために。」。今後の活性化に向け、浜通りでどのようなアクションを行えば地域内外の方々を巻き込んでいけるか、全国での知見と浜通りの視点を交えながら活発なディスカッションが行われました。


10月30日(日)12時〜
福島浜通りでの映画づくり①「福島浜通り地域に創造が広がるために」
登壇ゲスト:トークショー:本広克行(映画監督)、丸山靖博(株式会社ROBOT執行役員、コンテンツ部本部長、プロデューサー)、志尾睦子(高崎映画祭プロデューサー)、東あすか(なみえコミュニティシネマ実行委員会委員長)、谷賢一(劇団 DULL-COLORED POP主宰、日本劇作家協会・事業委員、他)、森谷 雄(ドラマ・映画プロデューサー)
場所:丸ビル 1階 MARUCUBE


トークセッションに先立ち、経済産業省職員によるプレゼンがありました。
『福島浜通り・映像芸術文化若手チーム』
平成23年3月11日に発生した東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所の事故以降、被災地における復興に向けた取り組みが加速しています。
経済産業省では、産業・生業の再生に取り組む傍ら、映画を始めとする『文化・芸術』に着目。今年4月に有志の若手職員で構成されたチーム『福島浜通り・映像芸術文化若手チーム』が立ち上がりました。7月には『福島浜通り映像・芸術文化プロジェクト』を立ち上げ、福島浜通り地域において映像・芸術文化を通じた地域活性化施策の検討・実施を進めていくことを発表しています。
今回の東京国際映画祭におけるイベントは、8月に双葉町で開催された『映画上映会&トークセッション』に引き続き、"若手チーム"2回目のイベントです。


司会: 高橋氏(経産省)
双葉町は、震災前は風光明媚な街。今は帰還困難地域があるが、イベントを呼びかけたところ、5500人が集まった。若者の起業を推進している。「福島浜通り・映像芸術文化プロジェクト」 には、応募が多く中高生からも応募がある。 映像系の大学に呼びかけたら、現地で取材をしてくれたり、 映画の力を感じた。 実際に福島に住み、どんどん誘致したい。

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若手官僚チームの皆さん


続いて、若手職員3人の紹介。 経産省から出向して2年の原田氏は、兵庫県豊岡市での平田オリザによる演劇での町おこし体験を語り、経産省の桐澤氏、特許庁から大熊町に出向していた荒川氏の挨拶。

登壇者紹介の後、トークセッション開始。

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本広克行監督


本広克行監督:現地に行き、 何もないのに驚いた。 子どもたちが映画作りのワークショップで泣いていたのに感動した。 犬童一心監督と黙って新幹線に乗ってきたかいがあった。 さぬき映画祭については、規模は小さいが面白いものをぶち込んだつもり。 困り事は資金面。

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志尾睦子氏 、 森谷雄氏


森谷雄氏 : 地元ということが大切。国際映画祭にしたから、直行便でゲストを呼ぶのが大変。でも、 地元の協力で宴会などができ、楽しい集いに。

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丸山靖博氏


丸山靖博氏 :高松市までだと、帰れずに泊まっていくから色々な出会いがある。1泊してもらい、 交流を深める会が大切。
志尾睦子氏 : 高崎映画祭は帰れる(笑)
森谷雄氏 :豊橋映画祭も帰れる(笑)。 ブッキングしたゲストとの交流会で次の企画や撮影の話も出る。
志尾睦子氏 : 高崎映画祭は35年間の実績があり、変わらず開催。 群馬県で上映されなかった映画の特集上映や、若手製作者の特集上映。賞の授与も話題となっている。

波音を聞きながらの上映会

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東あすか氏


東あすか氏 : 浪江町に住んで3年。浪江町も観たい映画を観たいという、きっかけは同じ。
志尾睦子氏 :亡くなった茂木さんの貢献が大きい。都内でなければ観られない映画を観たいという欲求から。
東あすか氏 :今年『Coda』の野外上映会を海岸で行った。 漁港が舞台の映画なので、上映中も波音が聞こえ、潮風を感じながら非常にマッチしていた。津波で182人が犠牲になった町。 何も無い所で、映画を観てで初めて感動した、との声もあった。

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谷賢一氏


谷賢一氏 : 演劇は集まらないと何も出来ないのが長所であり、短所でもある。そんな話を聞くとインスピレーションが湧く。

課題は資金集め

東あすか氏 : 8割が帰還困難地域。町民にぜひ来て欲しい。見せたいテーマは1作だけでないが、資金面が困難。
森谷雄氏 : (頷きながら)上映料が大変。
志尾睦子氏 : 公的な映画祭だと思ったが 補助金だけじゃ足りない 。協賛企業を回らないと資金が集まらない。
森谷雄氏 : 豊橋映画祭もクラウドファンディングで補強した。

参加者を増やすには?

東あすか氏 :まだ2年目だけれど、参加はたった200人だった。
本広克行氏 :人によって観たい傾向の映画が違う。アート系だと観客がどうしても少ないので監督とかを呼ぶ。 エンタメ系は多い。 若手が作る映画は盛り上がった。
谷賢一氏 : アフタートークセッションが良い。 キャスティングは飲み会で決まる(笑)。 演劇はステージがなくてもできる。箱(劇場)より人が大事。英国のエジンバラ演劇フェスは 500億円 の収益があり50万人も来る。経済効果が高い。

海外映画祭での工夫

本広克行氏 :フランスの アヴィニョン演劇祭は3000ステージもある。 言葉のない演劇もあり楽しめた。
森谷雄氏 :米国の サウス・バイ・サウスウエストも良いらしい。
本広克行氏 :今、福島の名前は世界的に通ってるからチャンス。
丸山靖博氏 :さぬき映画祭は楽しかった。でんぱ組や、ももいろクローバーZも来た。 香川県は建築の街でもある。 映画と縛らない企画も良い。
谷賢一氏 : 現代美術と繋がったことも。
志尾睦子氏 : コンテンポラリーダンスや現代美術もやった。

司会 : 地域の新たなエンタメとは?
丸山靖博氏 : 熊本で若手を育成して 8年になる。兼業農家の人も 映像で伝えたいことを映像化している。 地元のPRにもなっており、 福島でもできるのでは?
森谷雄氏 : 新しい映画のカンファレンスとして、 コミュニティ競争型も。 スーパーサピエンス(注)は過程を共有。 浪江町の『Coda』上映会は行きたかった。一緒に空気を共有したかった。それこそコミュニティの力。
東あすか氏 : 浪江町は震災前の人口の10%にも満たない。地元民と移住者が一緒に映像作る。が、 町民は日常生活で疲れている。外部から来た人は 警戒されることも。
丸山靖博氏 :自らやりたい人が集うという、説明が大事かと。

会場から質疑応答
女性: さぬき映画祭に何も調べず参加したけど楽しめた。 うどんツアーもあり、そうしたアクセスは大事だと思う。
本広克行氏 :探るのが楽しいから、敢えてメイン会場は作らなかった。 仲間ができるし、 行きづらい方がいいかもしれない。 旅行気分が楽しい。
森谷雄氏 :釜山国際映画祭もソウルでないのがいい 。
志尾睦子氏 :映画祭を国が主導するのは素晴らしい 。
森谷雄氏 :資金面は大変だが地元で旗を振る人のいることが重要。 自治体や企業の支援は実績になる。
丸山靖博氏 :皆さんが全部言ってくれた。 手伝いたい。日本中を回りたい。
本広克行氏 :老後の楽しみは全国の映画祭を回ること(笑)。このシンポジウムはよかった。
谷賢一氏 :『Coda』上映会は良い。福島でだけ上映がなかった映画もある。 すぐには出来ないけど、文化的復興、 文化の街として起こしたい。
東あすか氏 :野外上映会は続ける。コミュニティができてきたところ。 今日をきっかけに、多くの皆さんに来て欲しい。

(注) SUPER SAPIENSS(スーパーサピエンス)」 3人の映像監督『堤幸彦・本広克行・佐藤祐市』と映画プロデューサーの森谷雄が共同で制作指揮をとり、サポーターと一丸となって日本の映像業界史上初となる【原作づくりから映像化および配給(配信)に関する全プロセスの一気通貫】に挑むプロジェクト。

★参加して
映画祭や演劇祭、イベント、ワークショップなどなど、地域を盛り上げる方法は様々な手法があるのだな、と登壇者のユニークな取組みを聞きながら感じました。被災地である浪江町、福島県浜通り地域を映画制作の新たな拠点とするために、移住した人の率直な実感。また入省5年以内の若手官僚たちの熱意には胸を打たれました。メモも見ずに、地域の特色や現況を詳しく語る勉強ぶりには頭が下がります。今回のトークショーでは、登壇者から多くの提案がありました。それらを糧に、若く柔軟な意識で福島県浜通り地域をエンタメで大いに盛り上げてほしい!本広監督ではないけれど、全国の映画祭を巡りながら、町おこしのお手伝いをする、という老後の楽しみができました♪
(取材・写真 大瀧幸恵)

映画祭カレンダー2023

2023年度の主な映画祭の予定です。
順次、情報を増やしていきます。
行動予定のご参考に!

2023年1月29日更新

◆終了した映画祭は、末尾に掲載しています。


第13回マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル
2023年1月13日〜2月13日
https://www.myfrenchfilmfestival.com/


大映創立80周年記念映画祭
角川シネマ有楽町2023年1月20日(金)~2月16日(木)
愛知 名演小劇場 1月27日(金)~2月23日(木) 
大阪 シネ・ヌーヴォ1月28日(土)~3月31日(金) 
広島 八丁座 壱・弐 順次
https://cinemakadokawa.jp/daiei-80/


インド大映画祭 in K's Cinema
2023年1月21日(土)~2月3日(金)まで
新宿in K's Cinemaにて上映
https://idemovie.org/


映画のまち調布 シネマフェスティバル2023
2023年1月27日(金)~2月19日(日)
会場:調布市文化会館たづくり、調布市グリーンホール、イオンシネマ シアタス調布
https://chofucinemafestival.com/


前橋映像祭2023
オンライン上映期間: 2023年 1月30日(月)〜 2月5日(日)
イベント期間: 2023年2月4日(土)、5日(日)
https://maebashimediafestival.jp/guidelines/


恵比寿映像祭2023 テクノロジー?
2023年2月3日(金)~2月19日(日)  *月曜休館
コミッション・プロジェクト(3F)のみ、3/26(日)まで開催
会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
https://www.yebizo.com/


渋谷インド映画祭
2023年2月3日(金)〜 2月16日(木)
会場:ヒューマントラストシネマ渋谷
https://www.spaceboxjapan.jp/shibuya (準備中)



第14回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル
2022年2月8日(水)~12日(日)
会場:座・高円寺
http://zkdf.net/


オタール・イオセリアーニ映画祭 〜ジョージア、そしてパリ〜
協力:ジョージア映画祭 配給:ビターズ・エンド
2023年2月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シアター・イメージフォーラムにて劇場初公開作品含む全監督作21本一挙公開!
https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/


イスラーム映画祭8
渋谷ユーロスペース 2023年2年18日(土)~24日(金)
名古屋シネマテーク 2023年春
神戸・元町映画館 2023年4月29日(土)~5月5日(金)
http://islamicff.com/index.html


東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA
2023年2月25日(土) ~ 3月3日(金)
会場:シアターセブン
https://tdff-neoneo.com/osaka


第12回江古田映画祭 「3.11福島を忘れない」
2023年2月25日(土) &3月4日(土)武蔵大学江古田キャンパス
2023年2月26日(日)~3月11日(土)*3月6日(月)休み ギャラリー古藤(ふるとう)
https://www.facebook.com/ekodaeigasai/


東京アニメアワードフェスティバル2023(TAAF2023)
2023年3月10日(金)~3月13日(月)
https://animefestival.jp/ja/


第36回高崎映画祭
2023年 3月18日(土)~31日(金)
会場:高崎芸術劇場、高崎電気館、シネマテークたかさきを予定
https://takasakifilmfes.jp/


第13回大倉山ドキュメンタリー映画祭
2023年3月25日(土)~26日(日)
会場:横浜市大倉山記念館
http://o-kurayama.jugem.jp


SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2023
2023年7月15日(土)~7月23日(日)
会場:SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ
https://www.skipcity-dcf.jp/


山形国際ドキュメンタリー映画祭2023(YIDFF 2023)
2023年10月.5日(木)~12日(木)
http://www.yidff.jp/


★★★★★終了した映画祭★★★★★

よこはま若葉町多文化映画祭2022
2023年1月7日(土)~13日(金)
シネマジャック&ベティ
https://downtownart.hama1.jp/e1602423.html

難病克服支援MBT映画祭
2023年1月14日(土)12時〜
会場:有楽町マリオン11階 有楽町朝日ホール
https://mbt-filmfes.com/2022y/

インディアンムービーウィーク2022パート2 
2022年12月23日(金)〜 2023年1月19日(木)
東京:キネカ大森 他
https://t.co/cUCNIdCHdr






インド大映画祭 in K's Cinema

インド大映画祭 in K's Cinema

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2023年1月21日(土)~2月3日(金)まで
新宿K's Cinemaにて上映
主催:特定非営利活動法人インド映画同好会
公式サイト:https://idemovie.org/

他の追随を許さない独特なラインアップで観客を魅了する映画祭を目指して
インド映画と一口に言っても、ヒンディ映画、タミル映画、テルグ映画など地域によって言語も文化も異なる多種多様な映画が存在します。
インド映画を 20 年以上探求し続けた特定非営利活動法人「インド映画同好会(IDE)」が、日本未公開の新作を中心に「他の追随を許さない」独特なラインアップで選定し、隠れた名作や佳作、賛否両論を巻き起こした問題作や奇作などを日本に紹介するのがインド大映画祭です。上映を通し異文化交流や相互理解を少しでも深めていくことを理念としています。


【上映作品紹介】

『若き獅子』原題:adaikuttyKadaikuttySingamSingam
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監督:パンディラージ
出演:カールティ(『スルターン』『囚人ディリ』)、サティヤラージほか
2018年/年/148分/タミル映画
★日本初上陸
これぞエンターテインメントミュージカル!
裕福な農夫ラナシンガムは息子の誕生を望みつつ子作りに励むが、生まれ続けるのは娘ばかり。ついに彼は妻の妹を新しい妻として息子を作ろうとするが、生まれたのはまたもや娘だった。数年後、最初の妻が偶然身ごもり、念願の息子を産んだところ、その息子を巡って数々の問題が持ち上がる。

『スルターン』原題:SulthanSulthan
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監督:バッキヤラージ・カンナン
出演:カールティ、ヨーギ・バーブほか
2021年/150分/タミル映画
マフィアが農夫に転職?!
唄って踊ってアクション満載の超スッキリ爽快系ムービー!
マフィアの家に生まれたスルターンはムンバイで工学を生業としていた。家業を嫌っていたが父の死去により家を継ぐ事になったスルターンは、暴力を排除し子分らに真っ当な道を歩ませようと悪戦苦闘する。その方法とは?

『マンデラ』原題:MandelaMandela
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監督:マドーン・アルヴィン
出演:ヨーギ・バーブ、シーラー・ラージクマールほか
2021年/135分/タミル映画
誰に投票するのか決めらんない!
人気No.1喜劇俳優ヨーギ・バーブが主演の巻き込まれ系社会派コメディ!
トイレさえない小さな村スーラングディに住む床屋マンデラは低カーストに属していた。教養がなく文盲の彼は見下されても平然としていたが、ふとした事から村の選挙に巻き込まれ、思いもよらぬ出来事が彼の身に…。

『カルナン』原題:KarnanKarnan
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監督:マリ・セルヴァラージ
出演:ダヌシュ(『グレイマン』『3』)、ヨーギ・バーブほか
2021年/152分/タミル映画
ゴミみたいな人生が何になる!インド身分制度の最底辺で抑圧、差別と闘う――
『グレイマン』『3』のダヌシュ主演の怒りのリベンジドラマ
抑圧されているコミュニティのポディヤンクラム村にはバス停がなかった。隣村メールールとの関係が悪化するのを打開すべく青年カルナンが立ち上がる。緑豊かな風景とは裏腹に、彼と村を待ち受けていたのは壮絶な運命であった絶な運命であった…。


【スケジュール全日 10:00 上映スタート 】
1/21(土)『若き獅子』★
1/22(日 『スルターン』 ★
1/23(月)『マンデラ』
1/24(火)『カルタン』
1/25(水)『若き獅子』
1/26(木)『スルターン』
1/27(金)『若き獅子』
1/28(土)『マンデラ』
1/29(日)『若き獅子』
1/30(月)『カルナン』
1/31(火)『若き獅子』
2/1(水) 『スルターン』
2/2(木) 『若き獅子』
2/3(金) 『マンデラ』
★上映前映画解説トーク
※5 分程度
登壇者:サミー・アネット・石川(インド映画同好会)

予告編YouTube
https://youtu.be/cPs6fAK7MNc

【料金 】
一般: 1,800 円/大学・高校: 1,500 円/シニア・障がい者: 1,000 円/ WEB 割引 1,300 円 ※WEBでの予約限定の割引となります。


イスラーム映画祭8東京篇ゲスト情報

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【イスラーム映画祭8東京篇ゲスト情報】

①2/18(土)11:00
『マリアムと犬ども』上映後
《女性監督はかく抗議する ―性加害を描くアラブ映画の系譜》
【ゲスト】佐野光子さん
(アラブ映画研究者)
※この回の解説には性加害に関する内容が含まれます。あらかじめご了承ください。
映画のモチーフであるチュニジア革命後の'12年に起きた性暴行事件の背景について解説しつつ、古くは『告発の行方』(1988)から最近の『17歳の瞳に映る世界』や『プロミシング・ヤング・ウーマン』、そして来年公開の『シー・セッド その名を暴け』や『ウーマン・トーキング 私たちの選択』に至るまで、性加害をめぐる欧米の映画が紹介されてきたように
アラブ映画にもその系譜がある事を、佐野さんにじっくりお話していただきます。

②2/18(土)15:45
『エグザイル 愛より強い旅』上映後
《ヨーロッパを知るための“移民映画”大講義(レクチャー)》
【ゲスト】渋谷哲也さん
(ドイツ映画研究者/日本大学文理学部教授)
これまで、『私の舌は回らない』や『痕跡 NSUナチ・アンダーグラウンドの犠牲者』の上映に合わせドイツの移民事情についてお話をうかがってきた渋谷さんに、今回はヨーロッパ全体の“移民映画”についてたっぷりと語っていただきます。
移民の存在を抜きに現代ヨーロッパは語れません。
この回を聴けば今後ヨーロッパ映画を観るのが何倍も面白くなります。

③2/19(日)13:15
『そこにとどまる人々』上映後
《エリアーン・ラヘブとナディーン・ラバキー ―“アラブ”にこだわる監督たち》
【ゲスト】佐野光子さん
(アラブ映画研究者)
※この回は前後の『キャラメル』と『私たちはどこに行くの?』も合わせた解説となります。
『そこにとどまる人々』のエリアーン・ラヘブ監督は実は佐野さんの20年来のご友人らしく、山形国際ドキュメンタリー映画祭のあと一緒に東京観光された事もあるそうです。
複雑なレバノンの歴史からラヘブ監督の製作意図、そしてラバキー監督との共通点まで、佐野さんにしか語れないお話をうかがいます。

④2/20(月)17:30
『午後の五時』上映後
《音楽で知るアフガニスタンVol.2 ―トーク with ミニライブ》
【ゲスト】ちゃるぱーささん
(アフガニスタン音楽ユニット)
寺原太郎さん(インド音楽バーンスリー奏者)
前回、満席御礼、CD完売だったライブを再びお送りします。
渋谷が“文明の十字路”と化す一夜をぜひ。

⑤2/21(火)11:00
『太陽の男たち』上映後
《解説―ジャーナリストが見つめ続けたパレスチナ》
【ゲスト】川上泰徳さん
(ジャーナリスト/『シャティーラの記憶 パレスチナ難民キャンプの70年』『戦争・革命・テロの連鎖 中東危機を読む』著者)
長く中東を取材されている川上さんの目にパレスチナがどう映り続けてきたのかをうかがいます。
『シャティーラの記憶』には映画の内容と重なる、1948年の“ナクバ”以降ほぼ20年にわたってテントやバラック生活を強いられた、解放闘争を始める前のパレスチナ難民の悲惨な生活についての人々の記憶が描かれています。

⑥2/23(木)12:50
『ファーティマの詩(うた)』上映後
《郊外(バンリュー)と移民 ―映画から読み解くフランスの移民事情》
【ゲスト】森千香子さん
(同志社大学社会学部教授/『排除と抵抗の郊外 フランス〈移民〉集住地域の形成と変容』著者)
『ファーティマの詩(うた)』は、暴動や犯罪といったテーマをリンクさせた他のフランス製移民映画とは一線を画す作品です。
なぜフランスにマグリブ諸国からの移民が暮らすようになったのか。そして彼らがどういう境遇に置かれてきて、今どう置かれているのかを、フランスの移民事情に詳しい森さんにお聞きします。

⑦2/23(木)15:30
『太陽の男たち』上映後
《「壁を叩け!」―イスラエルが恐れたペンの力》
【ゲスト】岡真理さん
(京都大学大学院人間・環境学研究科教授/アラブ文学者/『アラブ、祈りとしての文学』『ガザに地下鉄が走る日』著者)
非常に大きな反響をいただいている『太陽の男たち』はパレスチナ難民の作家、ガッサーン・カナファーニーの代表作の映画化。
題材が“アラブ文学”となれば、この方のお話を聞かないわけにはいきません。
なお、岡さんは近くカナファーニーのほとんどの小説を新訳されるとの事。そちらも今から楽しみです。

⑧2/24(金)11:00
『わたしはバンドゥビ』上映後
《映画・ドラマに見る韓国の移民社会と共生への課題》
【ゲスト】崔盛旭(チェ・ソンウク)さん
(映画研究者/『韓国女性映画 わたしたちの物語』執筆者)
本作はムスリムが描かれる『イカゲーム』や『イスラーム精肉店』といった韓国製ドラマや小説の10年先を行っていた作品です。
サイゾーウーマンの連載「映画で学ぶ、韓国近現代史」も大人気だった崔さんに、韓国とイスラームのつながりや、韓国における現在のムスリム移民の置かれた状況などについてお話をうかがいます。