第21回東京フィルメックス

会期:2020年10月30日(金)~11月7日(土)
会場:TOHOシネマズ シャンテ
   ヒューマントラストシネマ有楽町(レイト会場)
   有楽町朝日ホール(オープニング会場)
上映プログラム:東京フィルメックス・コンペティション、特別招待作品
公式サイト:https://filmex.jp/2019/

★東京国際映画祭とほぼ同時期に開催し、カンヌ映画祭における<監督週間>のような位置づけとして連携。

市山尚三ディレクターによるコメント
このたび、第21回東京フィルメックスを「第33回東京国際映画祭」とほぼ同時期に開催する運びとなりました。
東京国際映画祭の安藤裕康チェアマンと久松猛朗フェスティバル・ディレクターの元、東京国際映画祭は大きな変革を目指しているとうかがい、「カンヌ映画祭の大きな枠組みの中で独立性をもって開催される<カンヌ監督週間>のような連携を」というご提案に深く共感いたしました*1

東京国際映画祭も掲げておられる「映画界の連携強化」の理念は、多様なメディアが存在する現在だからこそ、情報発信の面からも相乗効果が期待できると考えています。

世界中が災厄に見舞われている今年、21回目の開催となる東京フィルメックスは変化を経て10月30日からの開催を目指します。

皆様のご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願いいたします。
以上


*1「カンヌ映画祭」は「コンペティション」や「ある視点部門」などは「カンヌ映画祭(Festival de Cannes)」主催によるもので、「監督週間」は「フランス監督組合」による主催、とそれぞれ独立した運営により作品選定が行われています。カンヌのもう一つの併催事業「批評家週間」、ベルリンの「フォーラム」、ヴェネチアの「ヴェニス・デイズ」は、日本では「◯◯部門」と紹介されることがありますが、実態は独立した組織・事業で、これらが大きな枠組みの中で独立して開催されています。

第33回東京国際映画祭


開催期間: 2020 年 10 月 31 日(土)~11 月 9 日(月)
会場:六本木ヒルズ、EX シアター六本木(港区)ほか  
公式サイト:https://www.tiff-jp.net

新型コロナウィルスが依然として猛威を振るっている中、下記の目的を掲げ、今年は形を変えて開催されます。

①映画を観る喜びを再認識し、映画の未来への希望の光を灯す 
②映画を通じて国際的な連帯を強める 
③コロナ後の映像文化についての考察を深める
映画館でのフィジカルな上映を基本として実施。
シンポジウムやゲストのトークなどにオンラインも活用。

昨年まで実施していた「インターナショナルコンペティション」「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」の3部門を今年は1つの部門に統合、「TOKYOプレミア2020」とし、その中の全作品を対象に「観客賞」を設ける。

「TOKYOプレミア2020」部門概要
ワールド・プレミアやアジアン・プレミアの作品を中心に、内外の個性豊かな監督による新作の披露を観客と共に祝福するショーケース部門。
日本、アジア、欧米といった地域のバランスは保ちながら、従来のコンペ3部門の選定視点も残し、30本程度のプログラムを予定。

第33回東京国際映画祭 作品選定コミッティメンバー ※五十音順
安藤紘平(早稲田大学名誉教授)
石坂健治(東京国際映画祭シニア・プログラマー)
市山尚三(映画プロデューサー)
金原由佳(映画ジャーナリスト)
関口裕子(映画ジャーナリスト)
矢田部吉彦(東京国際映画祭シニア・プログラマー) 以上6名

東京フィルメックス映画祭を、東京国際映画祭とほぼ同時期に開催し、カンヌ映画祭における<監督週間>のような位置づけとして連携。