今年はお天気まずまず。雨もポツポツくらいで済んでいます。
めざましかけて起きたものの、主婦は何かとやることがあり、午後イチの作品から4本。
3本が親子の話でした。
ア『はじめての別れ』中国
新疆ウイグル地区からTIFF初登場。ヤギや羊と草原や森を歩く少年。聾唖の母親を愚痴ひとつ言わずに介護する息子アイサ。疲れてしまった父親は母親を施設に入れようとする。兄も町に出ていった。
友達のカリビヌールは、キラキラのスパンコールのついたワンピースを着ていて(お金持ちらしい)ちょっと驚く。その両親が綿をつみながら歌う。お父さんの歌が上手すぎる。本業は歌手なのか?とにかく映像が美しい。
w『靴ひも』イスラエル
母が事故死し、一人になった障害のある35歳の息子が、生まれてすぐ別れた父と同居する。腎臓病なのに透析もサボる頑固な父。はじめは互いに受け入れないけれど、いつしか・・・という家族のドラマ。
俳優さん上手くてついつい泣けてくるのだけれど、これもハッピーエンドだと思う。
招『人魚の眠る家』東野圭吾原作/堤幸彦監督
篠原涼子さん子を思う母親を熱演。特殊な設定ではあるけれども、その心情に泣ける。そういえば出演者全員が泣くお話だった。
C『カンボジアの失われたロックンロール』アメリカ・カンボジア
1950~1970年代のカンボジアの音楽史。
弾圧前の髪型や服装が日本でも見たスタイルで、懐かしいと思う自分(の年)を再確認。『音楽とともに生きて』で、心の支えとなり、くりかえし歌われた大歌手シン・シサモットを詳しく紹介。エンドロールでカンボジア国民に捧ぐ、と献辞が出て試写室内で拍手が起こった。ジョン・ピロジー監督はアメリカ人。
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