イスラーム映画祭3 満席で好調スタート!  指定券は3日前からネット&窓口で購入

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3月17日(土)、待ちに待ったイスラーム映画祭3が始まりました。
前日の3月16日には、朝日新聞の連載「ひと」に、イスラーム映画祭主宰の藤本高之さんが取り上げられました。朝刊のなんと第二面にカラー写真入りで!
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朝日新聞デジタル GLOBE 「World Outlook いまを読む」にも、オープニングの『ラヤルの三千夜』のパレスチナ女性メイ・マスリ監督のインタビューと共に、イスラーム映画祭を手弁当で開催する藤本さんの思いがたっぷり掲載されました。
http://globe.asahi.com/worldoutlook/2018031200004.html

さて、オープニング作品は11時からでしたが、少し早目に行ったら、2台の発券機にも、窓口にも長蛇の列。昨年までの先着順・整理券方式自由席から、3日前からユーロスペースのサイトもしくは窓口で指定券購入に変わったのです。ネット予約した人は発券機で指定券を発券するという次第。
1本目の『ラヤルの三千夜』は、11時開始予定に発券が間に合わず、10分ちょっと遅れて開始しました。初日なので手間取ったようです。ほぼ満席でオープニングスタート。
(『ラヤルの三千夜』の内容と、上映後のトークについては別途報告します。)

2時からの『エクスキューズ・マイ・フレンチ』と、4時半からの『遺灰の顔』は満席。
夜7時からの『女房の夫を探して』も9割の入りと好調のスタートでした。

ところで、昨日、会場で会った友人から、ネットでの購入方法がよくわからなかったので、3日前にユーロスペースまで買いに来たと聞かされました。

老婆心ながら、ネットでの購入方法を書いておきます。
観たい作品を、どうぞお見逃しなく!

ユーロスペース トップページにアクセスする。
http://www.eurospace.co.jp/

右上にある赤い「オンラインチケット」を押す。

日にちを押すと、その日に上映される映画の一覧が出てきます。
購入希望の映画をクリック

利用規約、注意事項の下にある
□上記の利用規約と注意事項に同意する
の、□にチェックを入れます。

下段にある、「枚数選択へ進む」ボタンを押します。

該当の券種に枚数を入れます。

「座席選択へ進む」ボタンを押します。

座席を選び、「個人情報入力に進む」のボタンを押します。

個人情報を入力し、「クレジット情報入力に進む」のボタンを押します。

★登録したアドレスに予約番号とQRコードが届きます。
QRコードを印刷するか、画面に出してかざせば楽に発券できます。

発券機では、3日先のものまで発券できますので、空いている時に先々のものを発券しておくといいです。ネット予約していないものは、窓口で購入を。

イスラーム映画祭3 
2018年3月17日(土)~23日(金)東京
2018年3月31日(土)~4月6日(金) 名古屋
2018年4月28日(土)~5月4日(金) 神戸
http://cinemajournal-review.seesaa.net/article/456692000.html
公式サイト:http://islamicff.com/index.html



第13回 大阪アジアン映画祭 2018年3月9日~18日(暁)1

今年も大阪アジアン映画祭に来ています。
11日から18日までの滞在予定です。とはいえ、中国映画祭「電影2018」の作品、東京で4作品しか観ることができなくて、11,12日は中国映画祭大阪での作品鑑賞。『追跡』『シティ・オブ・ロック』『ライスフラワーの香り』『無敵名人の最強食譜』『乗風破浪~あの頃のあなたを今想う』の5本を観ました。

大阪アジアン映画祭オープニングの『朴烈(パクヨル) 植民地からのアナキスト』(イ・ジュンイク監督)を観たかったのですが、東京での中国映画祭「電影2018」と重なっていたため、東京でのこの映画祭が終わってから大阪に来たので、この作品をオープニングで観ることができず残念でした。でも、今回も中華圏の作品を中心に観ています。

大阪アジアン11日は『ひとりじめ』1本。12日は『ポッピーハリウッドに行く Redux』『大大ダイエット』。
13日からやっと大阪アジアンの作品に集中です。とはいえ13日は『どこでもない、ここしかない』『パパとムスメの七日間』の2本だけ。
泊まっている十三(じゅうそう)の街が好きで、この日は十三の商店街散策や、すじねぎのお好み焼きが有名な山本というお店に食べに行ったり。8回目の大阪アジアン映画祭参加だけど、今までほとんど観光したことがなかったので、今回は少しは観光というか、映画以外にも大阪の街を楽しみたいとここに宿を取りました。3年前の映画祭の時に「第七劇場」での上映が多く、この街に宿を取ったのですが、その時にこの街をあちこち歩きまわり、この街が気に入りました。梅田にも一駅だし、昭和の感じの商店街はあるし、おいしそうな店もいっぱい。そして何より駅前の和菓子屋「喜八洲総本舗(きやすそうほんぽ) 本店」の草餅や金つばが大好き。ほんとはみたらし団子も食べたいのですが、これを買って映画祭に持っていくわけにはいかず、帰りには店は閉じていてなかなか食べる機会がありません。すみません。この和菓子屋さんの話になると夢中になります。今回、3回くらい買いました(笑)。

今回、長く大阪にいるので、費用の関係から4日は安い宿、3日は少しレベルの高い宿を取りましたが、14日は宿を変えるので、朝9時半ころには十三の宿を出て、新今宮の安宿に移りました。ほんとは疲れが出てくる後半に、レベルの高い宿にしたかったのですが、17日がどうしても取れず、後半が安宿になってしまいました。大阪に住んでいた友人からは、新今宮なんて女の人ひとりで夜歩かないほうがいいよとはいわれたのですが、去年、シネジャスタッフのSさんから教えてもらって宿を取ったところ、夜遅く一人で歩いても大丈夫そうなので、今年もこちらに宿を取りました。なんといっても一泊2500円くらいで泊まれるのが助かります。この日は午前中なのに部屋に入れてくれたので、安心して映画祭に出かけることができました。しかし、この街はタバコくさい。歩いていると街がタバコくさいのには閉口します(笑)。

14日は『愛して星に』『ミスターとミセス・クルス』 TAIWAN NIGHT +『私を月に連れてって』。今回、21時からの作品が多くて、映画が終わると22時半過ぎ。映画祭に来た友人たちとの楽しい飲み会と映画談義の時間がなかなか組めずにいたのですが、この日は21時ころ終わらせたので(『傷心わんこ』を諦めました)、やっと飲みに行けました(笑)。このところ、食事や飲み会に付き合ってくれているシネジャ読者のKさんと飲みに行こうと思ったら、映画ライターのUさんから「神戸在住のNさんと飲みに行くけど行かない?と声がかかったので、喜び勇んでご一緒させていただきました。Nさんの文章はシネシティ香港があった頃、よく読んでいたので、いつもどんな方が書いているのかなとずっと気になっていたのでお会いできてよかったです。いろいろと映画の話ができ、気持ちよく宿に帰りました。

15日は14時からだったので、宿のそばにある通天閣を見に行ってみようと昼頃出かけてみました。いつも映画のことしか考えずに大阪に来ていたので、観光情報などはあまり持っていなかったのですが、なんとここが新世界でした(宿から5,6分)。近くにいたのに知らなかった(笑)。これは探検する価値あるぞと思い、新世界をキョロキョロしながら通天閣まで行きました。通天閣に上がろうと思っていたんだけどそれには時間切れで、新世界に心曳かれながら映画祭へ。それにしても平日の昼間というのに、たくさんの人がいました。
この日は、『仕立て屋 サイゴンを生きる』『朴烈 植民地からのアナキスト』『男たちの挽歌2018』『ダイ・トゥモロー』を観ました。
昨日(14日)、シネ・リーブルって福島駅から近いんだということを知ったので、この日からシネ・リーブルも福島駅から行くことにしました。梅田や大阪はあちこち出口を探しながら行くので、駅を出るのに5分以上かかってしまうけど、福島なら駅をすぐ出られるし、道もABCホールと反対方向に空中庭園を目指して行けばいいので行きよさそう。とはいえ、実は今回、私は歩く距離が長いとしんどいので、だいぶタクシーを使っています。

16日は迷ったけど、『恋の紫煙3』『パキ』 HK NIGHT +『青春の名のもとに』『どこか霧の向こう』。『恋の紫煙3』の時には、ほとんど知った顔がなかったけど、大阪以外から来た人たちは『中英街一号』のほうに行った人が多かったみたい。私は『中英街一号』は最終日に観ることにしたので、このチョイスでした。『恋の紫煙3』はシネ・リーブルでの上映で、その後はABCだったので、シネ・リーブルからABCまでタクシーで行ったけど680円でした。そんなに近かったんだと驚き、そのあと『どこか霧の向こう』を観に、またシネ・リーブルへ戻る時もタクシーで移動。
Hong Kong NIGHT+『青春の名のもとに』をチョイスした人は、けっこうたくさんいたと思うので、皆さん、トークを聞かずに大慌てでABCからシネ・リーブルへ移動でした(笑)。

17日以降の話と、作品の紹介、感想、イベントレポートはまた次回以降に。なんせ、0時すぎに宿に帰って、風呂に入って、落ち着くのは午前3時近くという生活を送っているので、原稿書きや写真整理が間に合わずです。すみません。