UNHCR WILL2LIVE映画祭2019   ★UNHCR難民映画祭を引き継ぎ開催

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UNHCR難民映画祭の名称で13年間親しまれてきた映画祭を引継ぎ、「UNHCR WILL2LIVE(ウィル・トゥー・リブ)映画祭」が開催されます。
映画を通して、世界で増え続ける難民の方たちに思いを寄せ、支援の手を差しのべる機会になればと思います。

期間:東京 9月21日~10月5日 
名古屋 10月13日~14日
主催:非営利活動法人 国連UNHCR協会
公式サイト:http://unhcr.refugeefilm.org/2019/

★事前申し込み不要(当日先着順)、入場無料


◎上映作品 7作品

https://unhcr.refugeefilm.org/2019/index.html#film

『イージー・レッスン - 児童婚を逃れて』
  日本初上映
『難民キャンプで暮らしてみたら』   日本初上映

『ミッドナイト・トラベラー』
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 審査員特別賞

『ヒューマン・フロー大地漂流』
シネジャ作品紹介 

『判決、ふたつの希望』 シネジャ作品紹介

『ナディアの誓い - On Her Shoulders』 シネジャ作品紹介

『僕の帰る場所』 シネジャ 藤元明緒監督インタビュー



◎上映日程

◆東京・イタリア文化会館
9月21日(土)
16:00~ ミッドナイト・トラベラー

9月22日(日)
12:00~判決、ふたつの希望
15:45~イージー・レッスン - 児童婚を逃れて
18:30~ヒューマン・フロー大地漂流

9月23日(月・祝)
12:00~ 僕の帰る場所
15:45~ 難民キャンプで暮らしてみたら
18:30~ ナディアの誓い - On Her Shoulders

◆東京・グローバルフェスタ JAPAN2019
9月28日(土)
15:30~ 難民キャンプで暮らしてみたら

◆東京・文京シビックホール 小ホール
10月4日 (金)
15:40~ ナディアの誓い - On Her Shoulders
18:40~ ミッドナイト・トラベラー

10月5日(土)
13:00~ イージー・レッスン - 児童婚を逃れて
15:40~ 難民キャンプで暮らしてみたら
18:40~ ナディアの誓い - On Her Shoulders

◆名古屋国際センター
10月13日(日)
11:30~ ナディアの誓い - On Her Shoulders
14:30~ ミッドナイト・トラベラー
17:30~ 僕の帰る場所

10月14日(月)
11:30~ ミッドナイト・トラベラー
14:30~ イージー・レッスン - 児童婚を逃れて
17:30~ ナディアの誓い - On Her Shoulders





AIWFF2019 山田火砂子監督『一粒の麦 荻野吟子の生涯』 (千)

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◆ 日本/2019/105分 9月8日ウィルホール1310〜
公式サイト:http://www.gendaipro.jp/ginko/

明治時代、男性にしか医師の公的免許が許されていなかった頃、あらゆる勇気と助けと踏ん張りとで試験を受けることができ合格した日本の公許女性医師第1号、荻野吟子さんの物語。埼玉生まれ埼玉育ちの私にとっては偉人すぎる偉人ですが、全国的にはそんなに知られていないなんて、、ショックよりビックリ…、医師としては勿論、社会運動家としても当時、活躍していました。吟子さんが生まれ育った埼玉県北は、埼玉の中でも渋沢栄一や塙保己一など著名人を多く輩出しているエリアで、最近ではラグビーが盛ん!! 同じ県内でも私の地元・大宮とは少々、文化が異なります。

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吟子さん、晩年になって、権威ある女医学誌創刊号の巻頭文を書いて欲しいとの原稿依頼が来ます。家族は「巻頭を飾るなんて‼︎」と大喜びで吟子さんを褒めても本人は「ただただ頑張ってきただけ」と全く動じない… この頑張り屋さんの吟子10代〜60代までを演じた女優・若村麻由美さんも素晴らしく。その吟子さんに恋するベテラン医師の井上先生を演じる佐野史郎さんが登場するシーンでは笑いがおこる。さすがキャスティングの妙と言うか、笑いあり涙あり映画のエンタメ性もほどよく入ってる、齢87才の山田火砂子監督にしか作れない社会派映画です。山田火砂子監督、長生きしてこれからも作り続けてください‼︎
上映後のトークイベントにも参加したかったのですが台風の影響で早めに名古屋を出発しました…残念無念…今年で24年も続いている国際女性映画祭、来年も楽しみにしてます。 (千)


あいち国際女性映画祭2019に行ってきました1(暁)

『紅花緑葉(原題)』
英題:Red Flowers and Green Leaves
中国/2018年/97分
監督:劉苗苗(リウ・ミアオミアオ)
出演:ロー・クーワン、マー・スーチ
日本初公開
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舞台は中国西北部の寧夏回族自治区の黄河上流域の村。この回族自治区では漢族系のイスラム教徒が多く住んでいる。撮影場所は劉苗苗(リウ・ミアオミアオ)監督が幼い頃から中学生頃まで10年余り住んでいた地域。
この地域に住むイスラム教徒の青年、古柏(グー・ボ)は、幼いころからてんかんの発作があるため結婚をあきらめていた。そんな彼に突然見合い話が舞い込んだ。彼は拒否したのだが、家族は強引に結婚話を進めてしまう。そして彼にとっては高嶺の花と思われた聡明で美しい阿西燕(アー・シーイェン)と結婚した。ゆっくりと距離を縮める二人だが、二人とも自分の状況については隠していた。やがて互いの隠し事が明らかになった。阿西燕には結婚寸前だった婚約者がいたが、交通事故で死んでしまい、なかなか立ち直れないでいた。そして家族は村の仲人業?をしている女性に依頼し、二人は見合いをし、結婚したのだが、それぞれの状況を乗り越え、二人は互いを受け入れることができるのか。中国のムスリム社会の農村を舞台に紡ぐ若者の愛の物語。
緑の少ない黄土高原が続く地の農村。農耕器具も簡単なものしかなく、ほとんど自分たちの体力が勝負の畑仕事の暮らし。そんな土地を出ていく若者も多く、この主人公の青年も仕事を求めて、他の土地へ働きに行くことも考えたが、病気もちのため、思うようにはいかない。
そんな彼の葛藤。狭い世界の中で、誰もが自分のことを知っているような土地で、なかなか自分の思うようにいかずもがいていた。家族の思いやりと束縛から逃れられずにいる、典型的な農村の光景。彼はそこから飛び出せずに、親の言いなりに結婚することになる。そんな生活と、中国のムスリムたちの風俗、風習など、これまでの中国映画とは一味違う生活が描かれる。
監督の劉苗苗は、1978年、北京電影学院に16歳という若さで入学。文化革命後、10年ぶりに募集があった北京電影学院に応募し、見事合格した。この年、回族からは3人の入学者がいたとのことだったが、その年の入学者には、のちに世界的に有名になった陳凱歌(チェン・カイコー)、田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)、張藝謀(チャン・イーモウ)などがいて、他にも李小紅(リー・シャオホン)、彭小連(ポン・シャオレン)、寧瀛(ニン・イン)の3人の女性監督も同学年である。10年もの年の差の人たちもいる中での学生生活で、最初は気後れもしたけど、3年生になる頃には、製作実習などで同等に渡り合っていたらしい。、これらの監督の作品は、日本で数々紹介されてきたが、劉苗苗監督の作品も、これまでに『吉祥村の日々』(1992)、『朱家の悲劇』(1994)が公開されている。


AIWFF2019 『過ぎた春』『女は女である』香港映画を立て続け二本 (千)

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◆ 9月7日ウィルホールAM1000〜
『過ぎた春』バイ・シュエ監督 中国/2018年/99分

香港人の父親と中国大陸人の母親が離婚し、母親側についた娘ペイペイは中国から海を渡って香港の高校に通学中…その越境通学を逆手に取ってスマホの密輸の片棒を担ぐ。スマホって、あんなに儲かるの?! そして、どんどん危険な裏仕事に染まってゆく…って、よくあるパターンだけど、染まらなくて、ヨカッタ。私もJK時代、駅のトイレで制服から私服に着替えて埼京線に乗ってトーキョーへ遊びに行ったなあ、遠い目…
香港の女子高生も沢山出てくるんだけど、みんなカワイイ‼︎ 愛知では初公開作品。

☆大阪アジアン映画祭2019ミッキーさんのレポートはコチラ
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/464659285.html


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◆ 9月7日ウィルホール1430〜
『女は女である』メイジー・グーシー・シュン監督 香港/2018年/93分

実話に基づく劇映画。男子高校生のリンフォンはクリスチャンの両親のもと、まじめに育てられ学級委員にもなるほど。けれども自分の性別に違和感を抱きはじめ、両親に反発しながら、自分らしく生きたいと模索してゆく…主役を演じたトモ・ケリーさん、プロデューサーのミミさん、ふたりともトランス当事者。だからなのか、とてもリアルに伝わってきてドキュメンタリー感が強い。
立て続けに香港映画を二本観て、とても香港へ行きたくなる… 香港、台湾、チベット、これからどうなるんだろうか…日本もだけど…、
昨年の香港国際映画祭に出品された作品、愛知では初公開。

☆大阪アジアン映画祭2019ミッキーさんのレポートはコチラ
http://mikki-eigazanmai.seesaa.net/article/464550986.html


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映画の合間に先輩スタッフ(暁)さん&(美)さんとウィルあいち地下レストランでお食事しました。このあたりでは〈名古屋市の官庁街です〉お手頃価格で美味しかったです☆
(明日のお昼ごはんも此処で食べたい千)

AIWFF2019 ドキュメンタリー『空と、木の実と。』常井美幸監督 (千)

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◆ 2019年/日本/84分/ ミッドランドスクエアシネマ9月6日1830〜

日本では最年少で性別適合手術を受けた小林さんの実話。義務教育時代に不登校になり「ゼロの自分」に還ることで、本当の人生を歩めるのではないかと男性の戸籍を取得する。胸を切除したり子宮と卵巣も無くして、かなりな大手術…ここまでしないと性別が変更できない日本の法律がある…他国の場合はどうなんだろう…(手術シーンを見てたら2011年に公開されたドキュメンタリー『ピュ〜ぴる』松永大司監督。を思い出した…) 映画の中には小林さんだけではなく、 FTMやMTFの方々が登場するが、とくに印象に残ったのは70歳を過ぎてから女性戸籍になった音楽家の八代さん。その八代さんが「音楽に性差は関係無い〜人間誰をも感動させることが出来るから」といった言説があり、心に突き刺さった。私がずっと芸術界隈に身を置いてることも、そうゆう理由があるからに他ならない。芸術に性別は関係ない、いま日本では、たったひとつの素朴な少女像が世間を賑わしていることも良い例。
上映後のトークイベントで監督が「若い世代の人たちに、この映画を観てもらいたい」と…ほんと私もそれを熱烈に希望します‼︎ そしてエンディングも大どんでん返し?!でした。
ところで小林さんは「ドラゴンボール」が大好物の様子でしたが…あれって私が小学生時代に読んでいた週刊少年ジャンプで連載していた漫画「ドラゴンボール」みたいでしたが…まだ連載してるのでしょうか、まさかまさか、

公式サイト:https://konomi.work/

★9月8日にも上映あります‼︎

監督トークイベント抜粋
左:司会の藤原さん 右:常井監督
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以前、名古屋の映画館ではシネマスコーレとシネマテークへは行ったことありましたがシネコンは初めて‼︎ 映画祭の会場のひとつ「ミッドランドスクエアシネマ」は名古屋駅前の立地の良い場所にあり、週末金曜夜なだけあってロビーは沢山のお客様で賑わってました。映画が始まるまで、フィッシュ&チップスセットで待機。美味しくて、あやうくビールを呑んでしまうところでした☆ (お茶でガマンの千)

★シネジャスタッフ日記
http://cinemajournal.seesaa.net/article/469832932.html